読み進める内に私の脳裏には、アウトストラーダを疾走する三叉の銛をエンブレムとするスーパースポーツカーの絵が浮かび上がりました。
作品は細かな仕草も残さずに描写され、その文章はまるで映画のワンシーンを切り取ったようで子気味良く、スピード感の溢れる物になっています。
そこから一転したシーンとのギャップがまた素晴らしく、こんな構成を思いつけるようになりたいなぁ、と素直に思ってしまいました。
作者様は他にも短編を多くあげられており、それを一つずつ読み進めるのが私の密かな楽しみともなっています。
私のつたない文章で少しでも興味を持たれた方は、是非作者様のページに進んで頂き、その作品達を一緒に楽んて頂ければ幸いです。