【古酒】グレンフィディック クラシック【スコッチ】
10月はコロナでグッタリだったため、今日から再開です。
そして今回はまたまたグレンフィディックの古酒の紹介です!
グレンフィディック クラシック
こちらは1990年代に日本向けにリリースされた商品で現在は終売となっている商品だそうです。
ボトルに年数表記はありませんが、シェリー樽を使用していて10年から20年までのシングルモルトをさらに再貯蔵して製品化しているとのことです。
実物のボトルの表記を確認すると、原料はモルト、アルコール度数は43%、オークカスクでマチュア―ド(後熟)させていると記載されています。また表面のラベルには1か所だけですが『ウイスキー』と日本語表記も確認できました。
味わいについては香りも味も実に上品な上質な仕上がりとなっておりました!
さあ、紹介していきましょう!
〇ストレート
香りはとにかく上品です。
赤りんご系の甘さとレーズンのような甘味がとにかく濃厚です。モルトと土、木材の雰囲気も感じますが高密度に詰まっておりイマイチ判別がつきません。
口当たりはまろやかながら、一体感のあるモルトとビターが現れ、続いて白胡椒のようなスパイス感と軽やかな煙さが広がります。余韻は香りを含めて大変豊かです。
何度か確かめてうちに降りしきる粉雪のような甘さも感じられます。
杯を重ねても霞まない香りの濃厚さが非常に上品且つ贅沢ですね。
〇加水
香りは柔らかくどこまでも上品です。甘さがおとなしくなり、モルトとビターさの印象が増しました。
味わいは初めに短く甘味、やはり一体感のあるモルトとビター、白胡椒系のスパイスとシルキィな煙さが続きます。
甘味は控えめですが杯を重ねるなかで上品に感じられます。
〇ロック
香りはより甘くシルキィな印象になりました。モルトとビターさ、軽く上品な土っぽさを感じます。
舌触りはシルキィで、ふくよかで腰のあるモルト、上品なスパイス、そこに合流するスマートなビターさを感じます。
杯を重ねるなかでメロンを彷彿させる甘さを感じます。
嫌味がまるでないですね。
〇ハイボール
香りは始めにハチミツ系の甘さ、続いてモルト、ちょっと埃っぽいカーテンと古い木材をヤスリがけしたようなビターさを感じます。まろやかでクラシックなイメージの香りです。
味わいはクリアですが短く、砂糖のような口どけの甘さ、古酒を感じるモルトと土っぽさを感じます。余韻に上品なビターさとモルトを感じますが、ハイボール向きではなさそうです。
この子はあれですね、名家の聡明なお嬢さんですね。
色素は薄目で、髪は細く薄く月明かりのような優しい色をしています。
表情はどこか眠たげな脱力系ですが、背丈はそこそこあり、装飾の多い上品なドレスを着用しているため強さや弱さを感じさせない不思議な印象を会う人に抱かせます。
賢く家督争いには絡まない立場なため、知る人ぞ知るアドバイザーポジションに収まっております。
幼少期には身体が弱かったもののいまは健康です。しかしそのことは隠しています。ちょっとした切り札であり、面倒ごとを避ける口実にしているのですね。
高い知力を持ちながらそれを鼻にかけないのは謙虚なのではなく、自分の能力を過信していないからです。
趣味は紅茶で召使には淹れさせず自ら手を動かします。
安楽探偵のような彼女の紅茶、飲んでみたいものですね~
妄想が過ぎるぞっ‼
赤りんご系の甘さが優雅に香り、ミディアムボディながら甘味ビターさ煙さが上品な飲み応えが堪能できます。
グレンフィディック クラシック
ネットフリマでたまに見かける程度で値段はまちまちです。
味わい重視で古酒デビューを考えている人なら一考の価値ありだと思います。
ちなみに世楽にとっては古酒で初のリピート買いした銘柄になりました。
お勧め点数はこんな感じです!
世楽好み ☆☆☆☆☆★★
万人受け ☆☆☆☆☆
コスパ ???
合計 12+X点
擬人化イメージ
https://kakuyomu.jp/users/selark896/news/16817330666720572115
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます