へべれけアーカイブ～ウイスキースキィおっさんの感想と評価そして妄想～

【超おすすめ】グレンファークラス 15年【スコッチ】

　今回は10月前に買っておいたグレンファークラスの15年ものです。

　グレンファークラス 15年

　12年と105の圧倒的なコスパのためか、なかなかステップアップできずにいた15年です。

　原料はモルトのみで度数は46%です。

　ラベルデザインはファークラスおなじみの牧歌的な雰囲気の線画です。

　いやぁ、コレ、うめぇっすわ！　紹介文書く前に気づいたらボトル半分くらいになってました！(笑)

　そんなファークラスの15年の紹介、始めましょう！

〇ストレート

　蜜のような濃厚な甘さと香ばしさを静かに湛えた香りです。

　味わいは甘味、スパイス感、ビターさが固形物のような濃厚さと液体ならではの浸透力(?)で迫ってきます。

　濃厚なんだけど、飲みやすく、飽きません。罪深い味わいです。

　なんとか美味しさを伝えたいのですが、杯が重なるばかりです。味わいの方向性は飲み方でそんなに変わりませんので、ほかのスタイルの項目も見て妄想を膨らませてください。

〇加水

　シルキーなぶどうの甘さにモルトと樽の香ばしさが合わさり美味しそうです。

　味わいはビターさとともにぶどう系の甘さ、モルトの香ばしさが一度に現れ、軽やかに抜けていきます。

　樽だけでもブドウだけでも麦だけでも生まれない味わいです。

〇ロック

　ぶどう系の甘さとビターさがなめらかに香ります。甘さは濃くて深いです。

　始めはフルーツを想わせる甘味、続く渋味を伴う深い甘味が現れ、沈みゆくかのように深みへと誘われます。

　モルトを伴ったビターな余韻は深みからの再浮上を想わせ、次の一杯の呼び水となります。

〇ハイボール

　湧き上がるような甘味を感じる香りにビターさが寄り添っている印象です。

　口にすると澄んだ酸味とブドウにモルト、ほどけるような口当たりの後にビターが優雅に現れ、最後に軽やかながらしっかりとした甘みを感じます。

　ビターさと甘さがはっきりしているハイボールは個人的好みからは外れるのですが、嫌みなところがなく澄み渡る味わいが美味しいです。白ワインが好きな方にはハマるかもしれません。

　この子はあれですね、いつも笑顔で気さくな黒髪美人さんですね。

　ややクセのあるロングヘアに薄化粧でもはっきりした顔立ちをしています。背丈はそこそこでやや筋肉質なこともあり、ふんわり柔らかというイメージはなく、クールで運動も得意なデキるタイプの女性です。

　性格は気さくで男女問わず距離の詰め方が絶妙です。親しい異性はたまに彼女の見目麗しさを思い出してはっとするほどにいい意味で気安さがあります。

　華美な装飾は好まず、奮発して購入したロング丈のアウターを気に入っており、それが様になります。

　懐が深い落ち着いた感じで、きっといいお母さんになれることでしょう。

　そんな自立した彼女に『一緒にいて楽しい』なんて言われたいものですね。

　妄想が過ぎるぞっ‼

　シェリーならではの甘味は深く、ビターさはしっかりとしていて雑味がなく、モルトの存在も感じます。間違いなく濃厚です。けれど、それでいて香りも味も澄み渡っていて大変飲みやすく、次の一杯が欲しくなる味わいです。ある種の格の違いのようなものを感じました。

　グレンファークラス 15年

　価格は7000円ほどで大きめの酒屋ならわりと置いてあると思います。

　12年や105と比べると値が張りますが、飲んだことのある方には是非試して欲しいです。

　お勧め点数はこんな感じです！

　世楽好み　☆☆☆☆☆☆

　万人受け　☆☆☆☆☆

　コスパ　　☆☆☆

　合計　　　14点

　ちなみに12年と105の紹介はコチラです！

　グレンファークラス 12年

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/16816700427020762717

　グレンファークラス 105

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/1177354054889451024