【おすすめ】シーバスリーガル 12年(前のバージョン)【スコッチ】

 今回は過去にも紹介した前バージョンを紹介です!


 シーバスリーガル 12年(前のバージョン)


 銀色の箱のシーバス12年です。

 輸入販売しているペルノリカール社のHPによると2015年から2022年までこのパッケージで展開していたようです。

 現行バージョンとの違いなども併せて紹介していきます!



〇ストレート

 香りはハチミツの甘さ、りんごっぽさとナッツと僅かな煙さを感じ甘い印象です。

 口にするとハチミツを想わせるまろやかさと甘味がまず現れます。続いてスパイシーさを感じます。干すとスパイス感に合流する煙さとふわりと香るモルトといった流れです。

 過去紹介でも書きましたが、チェイサーのお水もどこか甘い印象です。

 甘さとまろやかさ、スパイス感と煙さのバランスが絶妙です。印象としては甘くて優しいのですが、単調な味わいでなく、飲み飽きません。

 

〇加水

 香りはりんご感と蜜の印象が強くなりました。

 口にしてからしばらくして登場するスパイシーさがおとなしくなることで最初の甘くまろやかな印象が長くなります。干してからのスパイシーさ煙さは健在なので、シーバスらしさは保ちつつ飲みやすくなったと思います。


〇ロック

 煙さがおとなしくなり、モルト、甘さを感じる香りに。

 味わいはトロリと濃厚な甘さを強く感じます。余韻は煙さと大人しめのスパイシーさ、りんご系のフルーツ感があります。甘さが強めになったという感じです。


〇ハイボール

 香りの第一印象は青りんご系の爽やかさでモルトも感じます。

 口にすると厚みがあるウッドとモルト、青りんご感が現れます。干すと煙さが短くほわりと顔を覗かせ、蜜っぽさを余韻に感じます。まろやかでややオイリーな印象もありますが、杯を重ねるうちにスパイシーさも感じるのでしつこくは感じません。



 りんご、ハチミツ、ウッド、スパイス、モルトが複層的に楽しめる名品です。

 ふくよかで甘いながらビターさ煙さスパイス感とのバランスが素晴らしいです。

 現行と比べると濃厚な印象で、特に余韻で感じるスパイス感と共に現れるモルトの深みが奥深いです。

 

 シーバスリーガル 12年(前のバージョン)


 価格等については過去700ミリが2000円台前半、1リットルボトルが3000円ほどで販売されていました。有名ブランドのためスーパーやドラッグストアでも購入出来ました。

 今年からの変更なので探せば見つかるかもしれません。


 お勧め点数はこんな感じです!


 世楽好み ☆☆☆☆★★

 万人受け ☆☆☆☆☆

 コスパ  ☆☆☆☆★

 合計   16点

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