【超おすすめ】ボウモア12年【スコッチ】
アードベッグという最強の個性の後になにを紹介したらいいのだろう……。
そんな想いに応えてくれるようにお迎え出来ました。アイラの女王様を!
ボウモア12年
ウイスキーの甘さや旨味、柔らかさを教えてくれたシーバスミズナラちゃんが私のウイスキー道の母だとするなら、このボウモアちゃんは初恋の子になります。アイラという強烈な個性揃いの世界の水先案内人ともなった素晴らしきウイスキー!
(ちなみに前回のアードベッグもアイラの一員です)
アードベッグがフラン○ュシュにおける山田○えちゃんだとすれば、ボウモアはゆう○り姉さんでしょうか?
(ラフロイグがサ○ちゃんかな? ああ、アイラウイスキーでフラン○ュシュデッキを組みたくなるんじゃあ……!)
いかんっ! テイスト面の話の前に妄想が……!
まずはストレート! ザ・潮気という味わいがフッと薫ってきます。続いて柔らかい甘みと厚みあるモルト感が優しく触れてきます。それでいてスモーキーさを残してすぅぅっと引いていく様は罪作りです。
加水を行うと潮気がやや引き、モルト感を強く感じます。
ロックは個人的にはオススメしません。スモーキーさばかりが全面に出る印象ですが飲める、という感じです。
ハイボールでは炭酸の刺激と酸味、潮気のパンチが印象的ですがスモーキーさやモルトの厚みも健在です。
そしてどの飲み方においても長く余韻が楽しめるのが魅力です。
この子はあれですね、天衣無縫な貴族の娘さんですね。
生まれや育ちによる気品の違いのようなものを持ちながらも、本人は軽やかにして遊び心に従い生きている。
そんな有様を決して周囲に曲げさせない強さや濁りのなさはまさに女王様です。
彼女に触れてしまえばその瞬間は鮮烈にして思い出は色褪せないことでしょう。
権力でなく本人の魅力で成してしまう。これこそ特別というものなのでしょう。
たった一度の口づけが心を燻らせ続ける火種となる……そんな罪作りな子です。
妄想が過ぎる? いいんです、好きなんだから!
世楽はボウモアが好きです。過去作のキャラクターのモデルにしたくらいには好きです!
つまみはなくとも、余韻がつまみになるお酒ですが、チーズや(変化球ですが)みぞれ玉などと一緒にいただくのもイイ感じです。
入手は酒屋に限らずお酒がそれなりにあるところなら大抵置いてあります。世楽の近所のコープにもありますね。
平均的な価格は3000円代後半ですが、セールになることも度々ある印象です。
過去に紹介した銘柄ですがハイランドパークよりも尖ったものを試したいならお薦めです!
ちなみに上記の過去作のリンクを張っておきましたので気が向いたらどーぞっ!
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