私の気になる人
サイトゥー
私の気になる人
私は料理部所属の中学校3年生。野球部所属の重松くん。私の特別な存在。だって、かっこいいし頭がいいおかげに運動できる。
私は得意げのクッキーを作っていると「一個いただき!」重松くんだった。「もうー。それより部活は?」
「お前のクッキーを食べに来た。だって、めっちゃうまいんだもん〜」
私はある日いつもどうり部活をやっていると野球部のマネージャーの頌子が「今度の日曜日に試合があるんだけど重松くんに差し入れにクッキーをあげたいんだけど作ってもらえない?」「えっと...その...」『口答えでもあるの!?」私はその迫力に負けて作ることになった。
試合当日。私は頌子にいろんな思いが混ざったクッキーを頌子に渡した。「ありがとう」そう言って頌子は試合会場へと向かった。試合会場に着いた頌子は「ねぇ、重松くん。私が作ったクッキーなんだけど...」と言って重松くんに渡した。重松くんはクッキーをほおばった。「......」「どうしたの?美味しくなかった?」「これ本当にお前が作ったのか?」「っ...う、うん」「あいつのクッキーと同じだなぁ...」頌子は気まずくなり逃げ出した。
学校に着いて重松くんはいちもくさんに調理室へと向かった。そして「ありがとう。このクッキーのおかげで優勝できたよ。」私は嬉しくて暖かいような冷たいような涙を流した。
「はい、これ」そう言って彼が差し出したのは金メダルだった。「え...」「試合で優勝したんだ。」「あげる。美味しいクッキーをつくってれくれたお返し。」「あと俺、いつもお前のクッキーが楽しみでお前の明るい所、すごく優しいところが好きなんだ。俺と付き合ってくれないか。」私は「もちろん!」と言ってお互いキスを交わした。とても幸せな時だった。
私の気になる人 サイトゥー @makoto0906
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私の気になる人の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます