2.・・・死って何?

僕はずっと死を表面的にしか捉えられていないと思ってたけど

・・・「死を表面的に」って何?

僕が「詩」の上で書いてきた死は表面的なものでしかないと思ってたけど

・・・「表面的な死」って何?

そういう風に思ってたのはホンモノの死に対する僕なりの謙虚さだったけど

・・・「ホンモノの死」って何?


謂わんとすることはそりゃ自分で思ってたことだから分からなくもないけど

そもそも死に表面も内面もないんじゃないの?

死にホンモノとかニセモノとかあるの?

死って死なんじゃないの?


大体人であるなら――最低でも命持ってんだから

死をどういう風に扱ったって正解なんじゃないの?

死んだことなくても

死のうとしたことなくても

死をどういう風に思うかに不正解なんてないんじゃないの?


結局僕は死に対して不遜な態度を取ってたってこと・・・?

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