新版 渡り人の地図 ¥1,836

★★★☆☆ 痒いところに手が届かない

馳せる夢のエーギラゲル


世界地図多種と、世界間障壁を越えるためのゲートの位置が掲載されており、大変便利なのですが、メインコンテンツ以外がちょっと雑というか。


コラムに『珍獣ルビカは紫糸の世界にしか存在しない』とか。いやいや! 結構見ますよルビカ。少なくとも水鏡の世界の屋台では炙り焼きを食べました。


そういうところがちょくちょくあるんで、なんとなく大丈夫かなあ?という気になってしまいます。地図は正確なのでそこはいいんですが。



★☆☆☆☆ 魔王城の場所が知りたい

流浪のガサルナート


三年旅しても見つからない……。



★★★★★ 人生観変わります

疾風のエルロード


魔王を倒してからすることがなくなった勇者の人には特にお勧めします。世界は無数にあり、そして広い!ということが実感できる一冊です。


自分は世界を救った後、故郷で少し燃え尽き症候群になっていたのですが、こちらの本を恩師に勧められて立ち直ることができました。もう自分にやることなんてないんじゃないか? そう思っている人には、そんなことはないぞ!と手厳しく教えてくれる内容です(笑)。


今ではあちこちの世界を巡り、各地の勇者を陰ながら手助けする日々。なかなか大変ですが、充実しています!



★★★☆☆ 頼みますよ

幻術師ユルドボルグ


最新版がちょうど出ていたので購入。いきなり自分の世界のページ(P32)に誤字を見つけ、出鼻を挫かれました。全部は確認できていませんが、P56とP143もそうですね。そして全体的に、読者の忍耐力を試すかのような挑戦的な名文揃いです。


地図はまあ良さそうですが、図版のかすれに不安がよぎります。あとガネード図法オンリーなので、距離感に実際とズレがあるところも多いのでは。これは、世の中には自分で経験してみないとわからないこともあるという、素晴らしい教訓を教えようとしてくれているのかな。なんだかワクワクしますね!



それでも僕は、これにすがるしかないので。



★★★★☆ 渡り人必携の書

透き通るミシェーラ


各世界を旅するにはこれがないと! 特に今は破壊神が目覚めたということであちこち物騒ですから、少しでも過ごしやすいところを探すのに必要です。


図版が粗いのが難ですが、ニーズの少なさからすると仕方ないのかなあ。



★★★★★ 商売人的には

鷹の目ジャーコル


こんなにありがたい本はありませんね! 各地の産業や地理についても軽いながら触れられていますから、格段に旅がしやすいです。今はイセプラさんがありますし、自分も愛用していますが、それでも隙間をついて商いをしていけるのはこの本のおかげです。



★★★★★ 行ってきます

新しき勇者コルビス


一身上の都合により、故郷を出て旅をすることにしました。世界間移動にはこちらが欠かせないと聞き、急ぎ取り寄せることに。幻術師の友人を誘おうとしていたら、彼も同じ本を買ってこちらを誘いに来た、というしょうもない偶然が発生……やはり定番なんですね。


何が助かるって、必要な装備チェックリストなどの初心者向けガイドが多めだったところですね。武器防具は運良く揃っていたので、食料やランタンなど足りないものをこちらで買い足しました。父母は実は勇者と魔王だったので、経験者のアドバイスも役に立ちました。



では、破壊神をなんとかしてきます。

この先の旅路に期待を込めて星5です。

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