第27話 アルキと老人とヘルク

アルキ「また変な夢を見たぞ、じじい。」

クールガ「なに!?ん、あれ。ベッドは溶けてないじゃないか。」

アルキ「なんか黒いのがきて、おしっこを手で触って逃げたぞ。」

ヘルク「そりゃまた、変な夢ですね。」

アルキ「昨日のお酒は美味かったな。あれで、特別なおしっこが出ると思ったんだが。」

クールガ「わしもそれを危惧してな。こっそり石のオムツを作っておいたのじゃ。しかし、中身がないのう。何者かが触ったのかの?」


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クールガ「よし、今日は武器作りじゃ。ヘルクの馬糞がまだあるから、たくさん作るぞい。」

ヘルク「クールガさん、私は放牧してもらっていいですかね。」

クールガ「おう。良質な石をたくさん食ってくるがよい。」

アルキ「わたしはパンを食べるぞ。たくさん食べるぞ。」

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