ビルドにあたっての種族考察

ヒューリン

 平均的な能力値であまり相性の悪いクラスが存在せず、かといって初期ボーナスを振ることで能力基本値MAX13も可能であるため、非常に扱いやすい。最大の特徴はやはりハーフブラッドが可能という点で、ヒューリンのそつのない能力値と《レイザーシャープ》《マイスター》といった便利スキルに、自分の好きな他種族メイキングスキルを入れ込める上、外見上はヒューリンを主張できるのは物凄いアドバンテージだと思う。今や様々な種族が登場しているが、外見に大きな特徴のある種族も多く、あくまで見た目は普通の人間にしたいという願望は稀によくあると思われるので、そういう向きには大いにおススメできる種族である。



《オールラウンド》

 ヒューリンの平たい能力値に似つかわしいスキル。混血にして取りたいスキルがなければまあこれでいいだろう。


《ハーフブラッド》

 種族が大増量されている昨今、最も役立つスキルを任意に持ってこれる上に設定上も美味しい神スキル。筆者もよく混血PCを量産している。ついでに幸薄キャラを演じるのにも役に立つ。


《プロビデンス》

 フェイトが増えるのはいいのだが、ゆうて+1であり、これよりも優秀なスキルが《ハーフブラッド》で持ってこられそうだというのが正直な感想。アリアンロッドの加護を受けているという主人公感満載の設定は◎。


《ギフト》

 ダイスロール全般に効果を及ぼせるので、低レベル帯では卓越した効果と言えるが、つまるところほぼフェイト+2と同等であり、10レベル以上のレベル帯では取得は躊躇われる。


《コンバットマスタリー》

 命中判定アップは腐ることがないのだが、係数2は平凡であり、優秀なクラススキルを押しのけられるかどうかといったところ。


《プレドミナント》

 設定は良いのだが、制限が厳しいため、専用の構築をしないといけない癖の強いスキル。


《レイザーシャープ》

 係数4を取り終えた後で。武器攻撃には係数4以上のスキルもそこまで多くなく、大抵の場合役に立つ便利なスキルである。


《マイスター》

 魔術、呪歌、錬金術判定のダイスを増やせる非常に便利なスキル。これがあるので、ヒューリンの魔術師も捨てたものではない。その他、フェイとの《ハーフブラッド》で呪歌、錬金術は簡単に+2Dをたたき出せるため、その手の特化型には有用。


《エソテリカ》

 ひとつのクラスの中でスキルを多用する、アコライトやプリーストと相性が良いが、魔術系にはエルダナーンの《リクルート》を始め、MP軽減手段も多いので、それらに比べると一段落ちるか。

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