制作記録

そういう訳で早速

 「主義・主張に」宣戦布告です。



「くたばれ悲恋! くたばれ報われぬ恋路!


 私は私の理想を貫き通す為に、貴様らを粉砕する!」



 詳細は以下の作品と類似しておりますが、やはりこちらでも意思表明をしなくてはなりませんね。


どうして私はアルマ帝国第一皇女の運命を変えようと思ったのか

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887455150


     *


 はい、有原にはが二つございます。


一つ。主役、特に圧倒的な勲章(特に武勲)を立てた“英雄”が報われない物語

一つ。相思相愛の男女が結ばれない、特に結末の物語


 何故これらが嫌いかって?



 さあ。何故でしょうね。



 実は有原にも、わからないのです。

 敢えて言うならば、「気づけば嫌いになっていた」というものです。


 さて、例えとしてアルマ帝国での死生観、すなわち「輪廻転生」を出すとしましょう。

 ここからは捏造ねつぞう100%ですので、悪しからず。


     *


 私が考えるに、結論は三つ。



 一つ目、「前世でそういう経験を味わった」。



 恐らく、これが有原ハリアーとして生きている“中の人”にとって、トラウマとなったのでしょう。



 二つ目、「前世やその更に前世、あるいはもっと前世で“騎士”だった」。



 これは突発的に放り込んだので「どういう意味だ?」と思われる皆様がいらっしゃるでしょうが、私は“騎士そのもの”、あるいは“騎士の如く貴人に仕える身分の者”だったのかもしれません。

 それで、これに引っ張られて導かれた結論三つ目。



 三つ目、「私のキャラクターにアルマ帝国第一皇女ネーゼ・アルマ・ウェーバーが似ていた」。



 はい、先ほど「引っ張られて」と書きました。

 どういうキャラクターか、参考資料を添付いたしましょう。


---


ヴァイスシルト・リリア・ヴァレンティア

       身長:160cm 3size:91(G)/56/89 

       体重:45kg

       年齢:15歳

       属性:『水』

       武器:「氷剣」 


 概要

 ヴァレンティア王国(ドイツモチーフ)の第一王女。頭から臀部程の長さのロングヘアー。通称ヴァイス。

 魔術師として目覚めた時期は不明だが、少なくとも12歳では魔術を行使出来た。

 次期国王であるため、日々公務(の手伝い)を3時間程こなしている。

 龍野程ではないが、日々鍛えているため、格闘戦では強い。噂では射撃の訓練も積んでいるらしいが、現状これ以上の詳細は不明。

 実は6歳の時から、6年間日本に来ていた。その為、龍野と同じ小学校に通っていた。小学4年生(10歳)のときに執拗ないじめに遭っていたのを龍野に助けられたことで、龍野にベタ惚れするようになる。

 だが12歳(=卒業式)の時に、龍野と涙ながらの別れを味わい、ヴァレンティアに帰った。

 魔力量は多め。重傷程度は治癒するレベルの回復術を行使できる。


---


 はい、こじつけも含めた共通項を箇条書きにしましょう。


一、巨乳(ヴァイスはGの91、アルマ帝国第一皇女はOの118である。なお有原の基準では、Ecup以上)

二、主人公(ヴァイスの場合は龍野、アルマ帝国第一皇女様の場合はハーゲン)に助けられたのが切っ掛け

三、長子である


 これだけでも有原は、同一化して考えます。考えるのです。

 そもそもの話、「騎士と姫の(恋)物語」は、大好物なのですから。

 立場が似通っていた事も相まって、ヴァイスにアルマ帝国第一皇女を重ねました。


 以上が理由です。


     *


 最後に、ぶっちゃけトークをいたしましょう。



 まあね、わかってるんですよ。恋愛は必ずしも報われないって。

 けどそれは、現実世界の話でしょう?



 現実世界で報われない結果があるのは仕方ないとしても、ファンタジーに持ち込む必要ありますか?



 喧嘩はお付き合いしますよ、違う意見も聞いてみたいですし。作品に反映する予定はありませんが。

 けどね、仮に譲歩して一度は悲惨な結末を迎えたとして、そこからの救済は必要でしょう。どういった未来をハーゲンが迎えるかは存じませんが。



 だからこそ、

「だが12歳(=卒業式)の時に、龍野と涙ながらの別れを味わい、ヴァレンティアに帰った」

 の一文があるのです。

 ちなみに、龍野とヴァイスは“15歳の時に再会”します。これは紛れもない公式設定です。


 で、無事に結ばれるという訳です(本編たる小説ではまだ、書きかけなのですがね。これはネタバレしても問題無いので、心配ご無用でございます)。



 加えてですね、これは個人的な好みの話ですので(主義と言うには及ばないレベル)、後回しに致しましたが……。


「主人公が報われないのは、後味が悪い!」


 という要素もございます。

 ついでのように書きましたが、これを「文字通りの“最後の最後”、つまり完結直前に持ち込まれたら、不快でしかない」とさえ言っておきましょう。


     *


 はい、ここまで長々と記述いたしました。

 異論反論上等、ある意味炎上商法のような具合の宣戦布告です。


 では、皆様の執筆が上手く行く事を祈って……。

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騎士と姫、切り離せぬ縁(えにし) 本音集 有原ハリアー @BlackKnight

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