第88話 ビックリしたな? (86)

 う~ん、でも女神様の容姿の方は相変わらずの『クルクルパーマで、長めのスカートを引きずって♪』だけれど。

『可愛いから許してあげるよ!』と、思わず告げたくなるぐらい本当に可愛いよ!!


 まあ、先程俺は、女神様に対して大変に大きな声を出してしまったから。

「あっ? すっ、すいません! 女神様!」

 とだけ告げて、取り敢えずは謝罪をしたんだ。


「まあ、兄さんがビックリするのも仕方がないとは思うけれど。今うちが言った事は、嘘ではないんだよ! 全部本当の事なんだよ! うちの神としての能力は、時を自在に操る事が可能なんだ。だから兄さんの過去や、実際これから起こるであろう? 未来の事迄も、覗き見る事が可能なんだよ! (笑)」


 女神様は俺にこんな感じで説明をしてくれた。

 でも俺は直ぐに時を自在に操る神様って誰だっけ?


 と、悩み始めたよ。『う~ん? う~ん?』と、いった感じで……。


 するとさ、『ピ~ン!』と、思いだしたよ?


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