第85話 ビックリしたな? (83)
それこそ絵里自身の周りにいる恵ちゃんやツレの女子達に、『前からうちが二中の山田に興味があると言っていたじゃん! 友達でしょ? 応援をしてよ! だからお願いだから山田ん家行くのを付き合ってよ!』と、でも言いたいような様子で訴え、嘆願な眼差しを送っていたよ。
と、なると今度は恵ちゃんや他のヤンキー娘達も『仕方が無いね……今回だけだからね!』と、でも絵里に告げたいような顔をしながら。
「じゃ、みんなで山田ん家に行ってみる?」
とうとうこんな感じで、絵里の『本当に友達なら……友達の恋を応援してよ!』の前に屈してしまったよ。(笑)
この後は恵ちゃん以外の
「……じゃ、行ってみようか?」
「……ん? そうしょうか?」
「まあ、少しぐらいの時間ならええかぁ~?」
「……うん、まあ、うちも別に構わんよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます