　と、いう事はこの恵ちゃんも俺狙いなの！？

　あああ、そう言えばそうだった！

　絵里が俺の事を『本当だ山田って恰好ええね！』と言った時に『ほんまじゃ！ほんまじゃ！山田恰好ええね！』と、誉めてくれていたのを忘れていたよ。

　でも恵ちゃんは、絵里と誉めてくれた後は、俺に対して『ツン！』と、していたし、興味があるような素振りもしていなかったから。俺は絵里狙いに絞り込んで愛嬌を振り撒いたのだが。

　でもね俺の勘違いで違ったみたい？

　どうやら俺の気を引くためにわざと『ツン！』と、していたのかも知れないね？

　だから恵ちゃんは俺と絵里とが、妙に雰囲気が良いのに気が付いたから。面白く無いので『帰る！』と、言い出したのかも知れないね？

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい