第39話 ビックリしたな? (37)

 それにさ、衰退仕掛けている精力の方も女神様を見ていると──増強しそうだね。(笑)


 まあ、とにかくそれぐらい女神様は良い女だよ!


 う~ん、でもさ、俺は女神様の身振り手振りを見てもね。見惚れはするけれど、彼女が一体何を述べたいのか迄は一切解らないから?


「あのさ? 女神様?」と、俺は取り敢えず声を掛けてみた。


 するとさ、女神様は「……ん? 何だい?」と、答えてくれたよ。


 だから俺は女神様にね。


「女神様、俺に身振り手振りをして教えてくれるのは有難いけれど。女神様が俺に何を言いたいのかは全然解らん!? (笑)……だからね俺は、女神様のその仕草で見惚れて──惚れ惚れはするけれど。女神様が俺に何を伝えたいのか迄は全然解らんよ?」


 まあ、俺は笑いながらだけど、女神様に優しくゆるりとした口調で述べた。


 それに見惚れて──彼女に惚れてしまったのも事実だから正直に答えたんだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る