短編小説

映花は、なにも、みていなかったし・・・なにも、聞いてや、しなかった・・・・。町にいて・・・・、ここが自分の、居場所なのか、どうかも、確かめられずに・・・・。たいせつな・・・ポーチを、なくした。立ち止まり、座り込んだ・・・・、路肩から、なかなか、動けない・・・・。映花は、目が見えなかったし、耳が聞こえなかった。    その時だった・・・・。  ひできが、人質に、する、若い女に、選んだのは・・・・。人気のない、通り、深夜だからだ。後ろから、まわりこみ、口をおさえ、一気に、バンに、乗り込む。バックシートに、横なりに、抑えこみ、銃を、こめかみに、つきつける・・・・。『動くな・・・・』            助手席のおとこに、聞く。『ほんとうに、誰でも、いいんだな?』人質は・・・・・。

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