第8話金曜日
朝と夜とが、切り替わるとき、が、闇と光が、きりかわるみたいに、きりかわる。 わたしは、その、きりかわり、の瞬間に、夜の、異常を、認識する。 殺気が、はっきりと、消えていく。その場から。メンバーも、代わる。その瞬間に、それまで、いたメンバーに わたしは さよなら する キモチてきに。生き霊が、道具として、使っただけの 人形に。 金曜日。 『これ、なにが、したいん』 まだ、憑依してる子に、キレて、言われた。わたし、あなたに、会ったこと、あるよね。まえも。そのまえも。教えてくれない? あなた、だれ? 口には出さない。 『わけわからん、こと、せんといてよ!』 『なんで、おろすん』『なんで、』 『なんで、』は、つづく。 わたしの、きもちは、ひとつ、だけ。 『あなた、だれ 』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます