第2話
今日も、異常事態は、あった。奇跡、と、呼んでいる。おそろしい、おそろしい、おそろしい、せんぱいの、目のかがやき。先輩は、けっして、悪意や敵意を、示すことが、ない。いちばん、こわく、いちばん、やっかいだ。どの、先輩が、いるときが、いちばん、胸が苦しくなるか、ためした。やはり、その、やさしそうな、いちばん、なごやかな、先輩が、近くにいるときだ。 敵意に、悪意に、気がつかない、ふりを、することに、ひやひや、する。お互いに、だろうか。先輩は、悪意や敵意が、バレていないか、どうかに、ぴりぴり、するようだ。正面衝突みたいな、対立は、この先輩は、避ける。不思議だ。 わたしが、こっちに、きたとき、まったく、チームワークはとれてなかった。まったく、横の人間関係は、希薄でなかった。昔から、ここでは、それが、平和のしるしでも、あるが。今日、チームワークが、とつぜん、うまれ、はじめた。格段に、わたしが、来てから、ひとりひとりに、連携と連結が、生まれている。よいことだ。それは、わたしに、とって、恐らく、よいことだ。こんなに、たくさんのたくさんの、おとなが、わずか、30メートル四方のなか、ゲージのなかの、ハムスターみたいに、ゲージいっぱいを、みんなで、かけまわる、と いうのに なぜ! ここに 連携が、存在しないのか! 一瞬、異様だ。まるで、まったく、べつの人びとが、バラバラに動いているか、それかもしくは・・・・ありえないことだが、ここに、いる人たちは、すべて!同一人物では??と、思った。みな、おなじ、頭のなか、だから、まったく、意思の疏通なしで、すべて、息があっている。そこには、およそ、10人くらいか、もっと、大人が、いるはずだが、ここに、大人が、いてるって、気が、しないのだ。わたしにとって。わたしにとって、わたしと、誰かひとり。を、感じる。いわば、二人。わたしと、だれか。それは、居心地がわるい、直接的、距離だ。ふたりだけが、どの人と、いても、つづく。3人とか、4人とか、の、いわば、輪!が、存在しにくい。とりわけ、わたしを、入れた輪が、3人に、なることが!!!ない。いつも、濃く、濃く、濃く、息ぐるしい、ふたりきり、が、つづく。それで、うしろを振り返ったら、8人、くらいも、いる。もちろん、よく馴れ合ったメンバーは、かぎられて、いる。それでも、同年代の、同姓が、わたし以外に5人いる。 わたしは、なかよくしてほしい、と、思っている。それが、じぶんに、どう、得かは分からないけど、直観だ!直観で、ひとり、ひとりが、独立的で、バラバラで、ないほうが、まとめやすい。まとめる必要は、あるのか? ある。 それも、直観だ。デメリットも、計算は、いちお、してみる。みんなで、連携して、わたしに、なにか、したら??アンサー:大丈夫だ。(笑)なにを、されても大丈夫な、態勢だ。今日わたしは、たまに、その子に近づくのが、しんどいと、感じる娘と、決心して、仲良くすることに、した。すると、すごい、ことが起きた。後輩なんて、かわいがったことも、ない、その穏やかな先輩が、メンバーを、すっごい、かわいがった、からだ。手まで、振っていた。 それは、同時くらいに、わたしが、決心して、後輩に、仲良くした、ちょくご、だったし、感情が、まるで、映っている。その意味でまえと、ビミョーに、ちがっていると、いうことが、分かる。まえは、わたしが、機嫌いいと、生き霊は、反対反応を、起こす、はずなのだ。これは、どういうことなのか。わたしの、しあわせを、祝福するように、なったのか?!いや・・・・・。わたしが、完全に生き霊に、同化してしまって、いる のかもしれない。それか、もうひとつは、生き霊を、みんなに対して出してるのは、わたしのほうで、わたしが、生き霊を、みんなから、抜いた、引き上げた、からか?すべては、仮説であり、可能性だ。ゼロでは、ない。 信用した、友達の、ずぼんが、また、ひとり・・・・ある、素材に、かわった ・・・・。 寝るときみたいな、スエットだ。 よく着ていた。みおぼえ、ある、スエット・・・・・・。シルエット・・・・・。 『それ、どこで、買ったの』 『前から、はくの?それ』 ジーパンとか、パンツ以外、みたことは、ない。彼女が、スエットで、来てるの。 その穏やかな、先輩も、スエット中心だ。ゆるい、スエット。ジーパンでも、パンツでも、ない。ゆるい、スエット。らく、だから・・・・・。彼女の・・・わたしを、見る目は、・・・ほんとうに、彼女の目???・・・・一体、どこまでか。彼女?。彼女の様子は今日、変だった。すこし、ずつ、憑依していく。でも、もう、大丈夫。彼女のなかで、目の色が変わっても、もう、大丈夫。ドッキリの、仕掛けを、聞いてるような、もんだ。だまされて、みよう。だまされて、調べよう。何から何まで。失うもの、あまり、ないはず(笑)あまり、ね。得るもの、あるはず。宝物は、もう、私の手のなか。
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