異世界での暮らし
第4話 異世界1日目
というわけで、俺は異世界に転生しました。スタート地点は中世ヨーロッパの中規模の都市の広場のようです。森とか砂漠とかじゃなくてよかった。
晴れです。装備は放浪者にふさわしいボロボロの茶色のフード付きローブだけですが、カラっとして温暖で過ごしやすいです。早速諸々の確認をしていきたいと思います。
まずは自分について。RPG風サポートで能力を確認します。(こういうの書くの嫌だけど)
基本能力 LV1 HP20/20 MP4/4 ATK5 DEF5 SPD5
スキル 『被ダメージ0』『常に健康』『めっっっっちゃ天才肌』『所持金操作』
はい、こういう設定で進めていきます。
次に街を見ます。色んなお店と民家、農場、宿屋、冒険者ギルドや酒場といったのもありますねー。全体的に石の建造物が多いですね。道も石です。周りは城壁で囲まれています。昔の都市は町とお城が一体でしたね。
文字も言語サポートによってちゃんと読めますね。この都市の名前は浜松というらしいです。
とりあえず当面の宿の確保から始めたいと思います。栄えてる通りでキレイ目な宿屋を探し、所持金操作で1週間分宿をとりました。宿屋のおばちゃんにお金を持ってることを怪しまれたんですが、実は貴族で勘当されるときに手切れ金を渡されたことにしてごまかしました。どこでもおばちゃんはそういう話が好きなのか、結構それからは好意的な感じになりました。その際に冒険者を目指してることを伝え、初心者向けの装備を整えてくれるところを聞いたので、早速装備調達です。
筋力は別に上がってなかったので、とにかく剣とか盾とか一式、一番軽いのにしました。それでも重いし怖いです。ただ、みすぼらしくはなくなった感があるので、冒険者ギルドへ行きます。おばちゃんに訊いたら、市民は城や教会、旅の冒険者や行商人などはギルドが身分の管理をしてくれるらしいです。
受付のお姉さんに登録をお願いしました。冒険者になる人はワケ有りが多く、登録の際の名前は自由らしいので『† 夜月冥 †』にしたかったんですが、『トモタカ』にしました。ランク1、トモタカの冒険者人生スタートです。
建物は広く、テーブルやイスも多くあって、ロビーの他にも色々部屋があるようですが、ギルドにはあまり人がいませんでした。
朝の依頼張り出しの時間が混んで、あとは依頼をこなした人や、依頼しに来る人が細々と来るだけらしいです。受付のお姉さんに訊きました。
あとは新米冒険者ということで、システム説明をうけ、冒険者の心得や、魔物図鑑を借りました。冒険者にもランクがあって、それによって受けられる依頼に制限があるようです。よくあるやつですね。
とりあえず疲れたので本持って宿屋で読もうと思います。
これにて1日目はおわり。ターンエンド。
こまごました生活必需品の買い出しと食事は描写がめんどいし中世の感じを調べるのもめんどいので省きました。櫛とかカミソリとか化粧水とかハンカチとティッシュあたりは買ったと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます