第21話 フロッグマン
バキっ!バキっ!バキっ!
グシャグシャグシャグシャ
………。
僕は思わず目を伏せた…。
「い、飯見さん…。」
僕は恐る恐る目を開けた。
「ふー、危なかった~!」
「まさに危機一髪ですね?」
「田森さん、これからは、もう少し余裕を持って出発しましょう(笑)」
「失礼な?綾野くんが、うんこするから遅れたんでしょ?(笑)」
「あっ、それは言わない約束でしょ~(笑)」
「あっ、あなた方は!」
「また会ったね!どうやら、すごい仲間達と出会えたようじゃない!」
「やはり、この前の!」
「そう!綾野均。しかしてその実態は!フロッグマン!」
……。
……。
僕と堤さんは、またしても言葉を失った。
フロッグマン……。
緑の全身タイツに白のブリーフ……。カエルのマスクを被り、赤いマントを颯爽となびかせている。しかし大柄でマッチョな体系の綾野さんには不思議とマッチしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます