第30話ハクア&エレオノあらすじとハクア&女神ズの次回予告

「「ハクア、エレオノのあらすじ紹介」」


『ティリス:私達ハブられたんですか!?』

『クラリス:ふぅ、少し堪えるわね』


「あぁ、違う違う、本当は全員でやるつもりだったんだけど、エレオノが半泣きで「女神様達とこんな事するなんて、畏れ多くて無理です」って、泣き付いてきたから」

「うぅ、すいません女神様方」

「なんでこの程度のにこんなに恐縮するかね?」

「ハクアだけだからそんな事言うの!」


『ティリス:じゃあ私達出番無いんですか? ハクアさん?』

『クラリス:アラ、そうなの? 結構楽しみにしてたのに』


「大丈夫大丈夫、エレオノとはあらすじ紹介だけで、二人には次回予告の方手伝って貰うから」


『ティリス:あぁ、あの沢山ボケられる方ですね!』

『クラリス:あら、頑張っちゃおうかしら』


「何か皆さん凄いやる気! なんで!?」

「さあ、本当に知らん? それじゃエレオノあらすじよろしく」


「OKハクア。えーと、ホブゴブリンを倒したハクア達は、無事進化を果たし冒険者に為るためにエルム村へ。

 でも、冒険者ギルドに行って冒険者登録をしようとするも、まさかの年齢制限に引っ掛かる!」


「まぁでもさあ。子供に仕事任せられないって、ある意味普通なんだけどね。異世界でもその設定引っ張ると思わなかったけど!」


「へぇー、そっちの世界ではそうなんだね? さて、続き続き。

 だがけどハクアは諦めず食い下がり、自分の戦歴を女神ティリス様に頼んでギルド長達に提示する。しかしそれでもまだ認めようとしないギルド。

 そこでギルドに交換条件を出す事で、登録資格を得られるように交渉し何とか成功するハクア達」


『クラリス:でも試験を受ければ登録出来たんでしょう? 何でそうしなかったのかしら?』


「あぁ、それね。あんまり無い事例っぽいから、試験用意するのも時間掛かると思ったんだよね? だから手っ取り早く交換条件をって理由」


『ティリス:流石ハクアさんです』


「続き行きますね? 交換条件にハクア達がギルド長に出した依頼はゴブリンの巣壊滅でした。

 しかしそこには予想よりも多いゴブリンの数と、進化個体。

 そんなゴブリン達に苦戦しつつも何とか撃破したハクア達。

 そのまま巣に向かうと、奥の方でズタボロにされてる私を発見して助けてくれたんだよね!?」


「あの時はこうやって仲間に為るとは思わなかった」

「確かにね。でもこうやって仲間になれて凄くうれしいよ!」

「うん、私も」


「私の治療を終えギルドに向かう最中に、私は、私がどうしてあんな所に居たのかをハクア達に話して、それが終わる頃にはギルドに到着したよね? 確か……」

「うん、ギルドに報告&文句を言って、エレオノをご飯に誘って、そこでミランダとレイドの二人にアリシアのクラスを何にするか相談して、初めてクラリスに会ったね」


『クラリス:フフッ、私の初登場シーンね』


「そして別れ際に、ハクアは皆にその日感じた違和感を伝えたんだよね。

 そして私達は、ハクア達の装備を新調して、そこから私は独り家に帰ったんだけど、そこで又謎の襲撃者に襲われ、もうだめかと思った所でハクアに助けて貰いました!」

「私達はエレオノと別れた後二手に別れて、私はエレオノを助けに、アクア達はギルド長を助けに行った」


「あれ? 私が隠しておいたのに言っちゃった!」

「なんかメンドク」


「まぁいっか、ハクアに助けて貰った私はギルド長である父が偽物で魔族のグルド? だったっけ、が化けていたと知りそのまま隠れてハクア達の戦闘を見ていました。

 でもグルドの強さはハクア達を大きく上回り、素人の私から見ても勝てる気がしなかったけど、ここでハクアが念話スキルを取得して、皆に作戦を伝えそれを全員でやって、何とかグルドを倒せたんだよね」


「そう、その後私達はギルド長に呼び出されて、グルド関連の話をしてエレオノをGETだぜ! したんだよね」

「大分ザックリな説明だね。しかも私GETされたの?」

「まあまあ」


「それで私はハクア達の仲間になって、その後グルドとの戦闘で進化出来るようになった、ハクアとアクアがそれぞれ疫鬼とエーリエルに進化して、これからユルグ村へって所で終わったんだよね」


「そうそう、しかも私達は遂にゴブリンから鬼と妖精種に進化。もうこれは"ゴブリンから頑張る"じゃなくて"目指せ最強"とかタイトル変えるべきだよね! ね!」


「「「》」」」


「うわぉ!」


『女神様:貴女読者が分からなくなったらどうするんですか?』


「マジ説教来た!?」


『女神様:言って良い事と悪い事があるんです。さあ、次さっさと次回予告しなさい』


「くっ、まさか駄女神に説教されるとは……不覚! でもまぁいいか、というわけで気を取り直して次回予告! 行ってみよー。遂に魔王城に辿り着く私達!」


『ティリス:いきなり始まって、いきなりクライマックス!?』

『クラリス:本当に真面目に次回予告する気無いわね』


「しかし、魔王城で起こる不可思議な殺人事件」


『『ティリス&クラリス:な、何だって!?』』


「魔王城を守る門番、四天王、数多のモブ兵士たちが次々に謎の変死体となっていく」


『ティリス:ちょっと面白そうですね』

『クラリス:そうね』


「そしてそんな殺人事件に完全と挑む美少女名探偵ハクアちゃん」


『クラリス:自分で言うのね』

『ティリス:でもハクアさん。本当に可愛いし綺麗ですよね』


「助手のティリスと、謎の美人刑事クラリスと共に全ての謎を解き明かす」


『ティリス:探偵と助手のいけない恋もあり』

『クラリス:刑事との親密な関係を築く為の絡みもあり』


「魔王、将軍、戦闘指揮官、メイド、執事、その他諸々、勇者パーティー一行いっこう、この中に犯人がいる」


『ティリス:真実はこの中に!』

『クラリス:私達の名に懸けて!』


「犯人は絶対捕まえて見せる!」


『『「次回美少女名探偵ハクアちゃん"魔王城殺人事件前編"お楽しみに」』』


 ・・・・・・

 ・・・・

 ・・

 ・

 ・


 〈これ、犯人は勇者パーティー一行いっこう一択じゃないですか?〉


「だよね?」

「ゴブ?」

「ええっと、ま、まあ、良いじゃないですか! ね?」


 〈まぁそれを言ったら剣と魔法のファンタジーで純粋な推理とか、そもそも役に立ちませんけどね〉


「あぁ、大抵の事は魔法で出来るからね」

「はい、御仕舞い! この話駄目ですよ! 終了です! 次回予告いきましょう!」


『女神様:次回〈ナニこの展開〉でまた御会いしましょう』


◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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