超都会的世界改革

社会不適合でいい

社会不適合なんて褒め言葉

おめでたい題目

今までみんなに合わせてきたけど

これからはもうそれもない

面倒な人脈も消えた

なのになんで何だろうなぁ

求めるものは人それぞれだ

気づいたのは十日前であって

子供のまんま生きてきたからさ、

感覚が鈍っていたのかもね、なんて。

好きなことをしようって

何度も言われたそれが人生のモットー

否定されるなんて間違いだ

人に操られている僕は誰なんだい？

教えてくれよ適合者の生き方を

感情の消し方も限界の底上げも

僕にはどれもこれも苦手ばかりなんです

生きるには難しかったかなぁ

社会の波に飲まれてそのまま

生きるのも１つ手だ

適合者のやり方、それはできない

なんて言ったらすぐ晒し者

自ら進んで流れを壊して

そんなかっこいいことできやしないさ

「君らしい生き方」なんて

頭の中にないさ

軸にして生きているだと？ふざけるな

僕は僕自身さえ砕いて生きるんだ

教えてくれ僕らしい生き方を

そんなものどこにあるんだい？

不安定な僕の生き方を果たして

「僕らしい」とは呼べるのですか

生きたいと願ってしまった

それが自分の軸なんだ

この世界に生を受けた

それだけが事実だ

死にたいと願うことだって

何千回、何万回もあって

それでも結局生に縋った

それでいいんだって認めてくれるだけで

心が晴れる。それだけでいい。

それがやがて生きたいって思いに

きっと繋がっていくから

どこを探しても証拠はないけどさ

それが社会不適合者の勝ち方