雑記

余談

常々思う。神絵師になりたい。これは心底本音である。だがしかし私は神絵師ではない。神絵師だったら大好きな作品にはファンアートで殴り掛かるというカミワザが使えるようになる。神絵師すげえな。言語化無理の壁を超越する翼かよ。


レビューしたいのにまだレビューという文章が紡げそうにない作品がいくつかありますよね。絶望から次のステージへ。それはどこ。




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この企画とは関係なしに、たまにタイトルが好みでお持ち帰りするんだけども、しばらくして読んでみると自分の好みの内容でもなくてそっとサヨナラもやむなしになる。タイトルが嫌いでも読んだら面白かったっていう逆パターンもあるから、タイトルはあてにならないのはわかっている。けれども。あ、このタイトル好き、っていう気持ちは大事にしたい。近年のよく見る内容を表す長タイトルはどうも好きになれない。そういう世代なのだと思う。美的感覚でそれじゃない。内容より作風やセンスが表れてくれるほうがありがたい。設定とか状況展開とかは別に選り好みせんのだし。(雑食の意見)

作者が大事にしてる信条みたいなものに触れたいのが私の読書なのかなーって。


インプットとアウトプットの繰り返しが呼吸みたいなもんだから、読んで読んでが続いても、書いて書いてが続いても、循環がうまくいかない。



地獄楽っていうすごい漫画があるんですけど(何がすごいかはあえていわない)、それに出てくるタオの属性による相性みたいなの、私の読み書きにそのままあてはまるなーって常々思います。読んだらミラクルチャージしてくれる作品とか、みんなは面白いって言うけど自分にはピンと来ない作品とか、どうしても合う合わないっていうのがあるし、読んだら自分の血肉になる感とか、情報が体内を巡るそれは実質食事であり実質交流なのだと。タオが薄れて弱ったら誰かのタオが必要だし、つよいつよいダメだし、つよいよわいが大事。いつなぜだれのためにどうタオを消費するのか。どっからタオをゲットするのか。自分に合う作品のストックがいっぱいあることの安心感。読みたい作品がどこにあるか知っておくこと。行き当たりばったりもいいけど、今時期は特に回復の泉が必要なので。


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創作の基礎を復習したくて、とあるところのその筋のテキストを読ませていただいている。プロの作家さんが、その卵さんたちのために書かれているテキストで。読めばそうよねってわかることが一通り書かれていて私はすんなり読んだんだけどさ。待って。ここから始めようっていうベイビーちゃんたちには宇宙語の嵐じゃない?知識や経験の羅列は、同じ経験や同じ例を目撃体験してるからこそそれなってすんなり理解できるのであってさ、ベイビーちゃんたちの経験値ではなんのこっちゃですよ。これを読んで理解できるレベルまで自力で上がってこいよ感がパねえ。あ、教える気はないんだ。っていう。この人先生には向いてないのかも?そもそんな初心者はお呼びではない?ちょっと意味がわからない。授業とは。そんなふうに感じて感慨深いものがありました。いや、創作ウン10年の私が読んでちょうどいいって、ちょっと違うんじゃないかと一抹の不安を感じただけ。小手先の技術の種類だけ知ってもいい作品にはならないよなーと。最初からそういう技術に頼ると悲惨な末路が見えて怖い。劇的に作品は進化するけど、下積みがないままそれやると一発屋の使い捨てよろしくって感じがすごい。こわい業界だなあ。そう思うと育むって、ほんと偉大だよ。ほんと。未来の社会がカオスってる予想しかできない。育てよう。小さな芽をちゃんと。


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基本私は鎖国中なので、お付き合いとかお返しとかそういうのはまったく望んでないですし、好きな物読んで、好きな風にリアクションするだけなので、もし私がレビューやコメントしたことであなたが私に感謝するとすれば、それはむしろこっちのセリフでいい作品をありがとな!の一言につきます。作品を作ることはエネルギーがかかります。あなたが作品に込めたエネルギーを既に受け取ったからこそのリアクションです。それ以上のことは特に望んでいません。作品を読む時は作品だけに集中したいものです。余計な概念は捨てたいのです。


熱意を感じる作品はいいよね。誰かが本気で書いた作品はいつだって素晴らしい。


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