❓④⑨完読】祓い屋へようこそ 1177354054887156720✳

📖祓い屋へようこそ

作者 そこらのオタクさま

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887156720


完読🔖


100話完結作品。こちらも読み切りコースですね。


概要

中には霊よりも危険な化け物も退治していきます。⇒時には






26話.命名


「では、木下という名前はどうですか?」


そうキラキラしながら提案する逢魔。

相変わらずネーミングセンスが無いな。



31話.未練⑤


私が咥えてきたものが何か分からなかったので、木下に尋ねる。



「そうですね、付喪神は持ち主を守る者が多いです。しかしそれは持ち主が良い人間性だった場合です」



「すまないニャ…結界が恋わされたニャ」

申し訳なさそうに頭を下げ謝る木下。


37話.中学時代⑤


「秘密だ。今回私はお前殺すように頼まれたんだ。積年の恨みを晴らさしてもらうぞ」


38話.夢


「どんな理由ですら、人を殺めて言いわけがありませんよね」



「あー、通りで長い夢を見たわけだ」


54話.きさらぎ駅③


「…だから波長の合う俺に取り憑こうっ魂胆か」


55話.きさらぎ駅④


「本当にお前はずるいなー。俺は真っ当に生きるだよ!」


「俺はこの夢から覚めないいけない。雅人、もう一度お前に会えて良かったよ」


67話.無人バイク③


「ん? その手始めなんですか?」

杉原がそう尋ねる。




はい。完結まで集中して一気読みしましたので、感想後回し案件。ツッコミどころのみ拾って貼りました。ツッコミどころはここだけどなんかわざわざツッコむのアレなんで次行きます。総合的な感想になります。一つ一つのエピソードには美味しい素材があると思うんです。でも足早で雑な印象を受けてしまいます。勢いがあることはいいことですが、丁寧に押さえるべきは押さえるをしていけるようになるとグッといい作品になりそうです。かなりいい素材です。将来有望なのでこのまますくすく育って欲しいですね。たくさんのエピソードを書けること、それらがあとあと破綻せず調和していくこと、物語の構成としての評価は私の中で高いです。ただしそれを読者が存分に味わうためには、文章をととのえる必要があります。文章を読み返して手直しすることを繰り返していくとメキメキ上達すると思います。誰かに言われてそこだけ直すより、自分で吟味する方がより素敵になります。ぜひ。


追記

多分多くの人にとって聞きたい感想はこういう内容ではないと思うんだ。もっと違う言葉を求められると思うんだ。ここが良かったここが好きだったっていう肯定の意見の方がずっと力になるんだと思うんだ。でも私にとってはそうでは無いものも必要で、自分だったらこの時点ではこの意見が欲しいと思うところから感想は溢れ出る。それは私のエゴだから合わないと思ったらスルーしていいものなんだよ。文句を言いたいときは言えばいいし、無視したいものは見なくていい。そんな気持ちで自分の感想は素直に書いています。


あんまり元気がなくて書けなかったいくつかは自分の思い違いもあるかもしれないのをちゃんとチェックはできていないのだけど、



相変わらずネーミングセンスが無い は

私の記憶では逢魔が前にも何かに名前を付けた場面があったようには思わないので、もしかしたらこれは逢魔ではなく作者に対するメタ的な感想なのかもしれないと感じた部分。実際には九尾にポチと付けてるクダリが冒頭にあるけどサラッと言われただけなので読者の記憶に残ってるのはむしろ17話.鬼の記憶②で三人が名付けしている場面が浮かんでしまう。


付喪神が守るのはいい人間性の者という話は、彼の人間性が暴露された今は主人公たちの視点であって付喪神はもっと前から彼を知っているので展開に疑問があったポイントで、でも後で若干緩和されるエピソードが出てくるので、でも付喪神が守る気あるのかないのか微妙な場面になってしまっている。



人を殺めて言いわけがありませんよね、は単に変換ミスなのだろうけれど。逆にハイセンス。人を殺めてもいいという理屈はない。けれど、人を殺めたことに、今更言い訳もない。二重の意味で引っ掛けているならすごいと思いました。


一つ一つのエピソードをもっとじっくりゆっくり味わいたかった。次々ハイテンポに進むのはこの場合は勿体なくて。もっとひっぱっていい。もっとコアに踏み込んでいい。そんなふうに始終感じていました。理解はできても共感まで行く前に次に行ってしまうから。登場人物に寄り添えず終いでした。


冒頭では杉原がもっともサイコパスというクダリがあって、他のみんなも何かしらサイコパスかとツッコミながら楽しく読めた。突っかかりのある表現の方が印象に残る。そしてだいぶ後で彼女の過去も明かされてそこではじめて腑に落ちる。


色んなものを用意されてる。そうした作品としての厚みはちゃんと伝わる。



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