第505話

「……」大須賀はうつ向いたまま黙ってしまった。


「あの……」ゆう子は大須賀を案じて庇った。

「彼は…、全く関係ありません……　全ては私が……」


「フフ…、解かっています……

　全ては、名塚オーナー、ひとりの犯行です！！」

　九鬼神は断言した。


「え……」ゆう子と大須賀は驚いたみたいだ。

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