第497話 回想……

『ど、退けェ~!!』

 私は、まず拳銃の安全装置を外した。


『お、おい、それ…、マジか……』

『マジよ…… 安全装置も外したわ…… 死にたくなければ、出ていけェ~!!』

 拳銃を持つ手が震えた。


『おい、ジョークだろ!』

『ジョークか、どうか、撃ってみる……』

 脅すだけのつもりが……

『チィ…、ほざけェ~!!』

 あの男が襲い掛かってきた。

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る