第412話

「おい、ボー!!」凶二が、ドアノブを回すと意外とアッサリ、ドアが開いた。

「おい…、ボー! 中に入るぞォ~……」

 凶二を先頭に、ボクらも後からゾロゾロと続いた。


 室内は、取り立てて変わった様子は見られない。


「おい、ボー!!」声をかけて確かめるが、ベッドにはいないようだ。

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