第116話 告白

「彼女も最初は、その一回でめるはずだった……

 だけど…、悪い友達のバックには阿玖真アイツがいたンだ……」

 微妙に声が震えた。


阿玖真あくまが……!?」

 落ち着いた声でリオが訊いた。


「うん…、それから……

 彼女は、阿玖真アイツおどされて……

 金や身体を要求され……

 挙げ句の果てには、口封じのため他人に言えないような画像を撮らされ……

 アイツの要求も徐々に、エスカレートしていき、遂に絶え切れず……

 それが、一年前の今日だったンだ……😢💧💧」

 涙が頬を伝わっていった。


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