第115話 告白

 リオに勧められ、椅子に座った戸塚は大きく息をついた。


「フゥ~…、一年前、ある女の子が自ら命を絶ったンだ……」

 消え入りそうな小さな声で自供を始めた。

 ボクらも彼の告白に、ジッと耳を傾けた。


「彼女は……遊ぶ金欲しさに、悪い友達にそそのかされ、援交をしてしまった……

 そう……

 そのたった一度のあやまちが彼女を破滅に導いたンだ……!!」


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