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  • その三への応援コメント

    新撰組の鉄の規律、たったひと言ですが、その裏にはあまたの悲しい物語がたくさんありますね。だからこそ人間臭い。そこには自大を越えた人間のドラマがあります。

    作者からの返信

    そうですね、言ってしまえばなんだか面倒な規則に縛られた生活を、隊士たちは送っていたのでしょうが、だからこそ、そこに別次元の物語が生まれてくるのかもしれません。

  • その二への応援コメント

    数馬の言うことが、確かに現実的で説得力はあります。しかし、又四郎の言うことが必ずしも甘いだけではないようにも思います。世の中は何にでも複眼的な見方をしないと分かりませんからね。

    もっとも、数馬の京都人観は私も賛成です。今までの人生で、本当に人の良い京都人にはひとりとして会ったことがありません。……三田寛子は可愛くて大好きでしたがね。

    作者からの返信

    私は基本的に思想を一方から書くのにためらいがありまして、この話も、(どちらが私の本当の心情かはナイショですが)価値観が偏らないように、ふたりに別々の意見を言わせるように、気を付けて書いた記憶があります。
    京都の人は全員が全員、嫌な人というわけでもないのでしょうが、他の地方の人は、なかなかなじみにくい土地柄、人柄なんですよね。

  • その一への応援コメント

    人情の深い問題を感じます。簡単な答えはないでしょうね。でも、下層社会に呻吟する者こそ、人の悲しみ辛さが分かるでしょうし、だからこそ、情にすがらざるを得ないのでしょうね。新撰組がいまだに色褪せないのは、様々な人間模様が存在して、それが現代にも通じることが多いからですよね。

    作者からの返信

    歴史を動かしてきた人というのは、言ってみればスターで、その影で、激動する歴史の渦中で、数えきれない名も知れない人々が、きっと今の私たちと同じようにもがいて生きていたのでしょうね。新選組は種々雑多な人が集まっていたので、時代の波風に翻弄される一個人を描きやすいんですね、きっと。

  • その四への応援コメント

    面白かったです。時代小説はほとんど読んだことがないのですが楽しめました。頭の中で映像が再生されて映画を見ているようでした。ただ、ひらがなだけの名前だと読みにくいからの工夫だとは思うのですが、さえさんや最初の方の女郎さんの名前に毎回必ず傍点がついていたのは個人的には逆に気になってしまい、ストーリーに集中しにくかったです。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。
    傍点に関しましては、時代小説では、作家にもよりますが比較的一般的な手法なのですが、言われてみて、なるほど、と気付きました。時代小説に慣れ親しんでいない人からすると、確かに気になってしまうものかもしれません。良い点を指摘していただいて、ありがとうございます。

  • その四への応援コメント

    とても面白かったです。新選組というとどこか特別な人、今の時代を生きる自分からすると異次元の人という印象があったのですが、どこまで人間的な彼らの葛藤や苦悩は良くも悪くも自分と同じ人間なのだと感じさせられ、そんな彼らを愛しく思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    いささか地味な主人公でしたが、お気に召していただけたようで、うれしいです!