昔話
じ~じ
まえがき
筆者は昭和33年生まれである
父は逓信省、母は農業、子供達の面倒など見ている時間など無かった
忙しいではなく、八人家族が生きるに精一杯の家庭だった
南北朝時代から続く我が家は明治の終わりに貧困へ向かっていた
筆者はタモリと同じく、四歳の頃小柴見の寺の保育園に入園したのだが
いきなり音楽に合わせて遊戯をやっているのを見て、「なんじゃこりゃ」と思い
保育園、幼稚園には黄色い帽子を貰っただけで数日で行く事は無くなり
小学校入学時は知っている友達はいない子供だった。
九十に成る曽婆ちゃん「とき」ばあちゃん、と年中炬燵の向かい側で毎日毎日ばあちゃんの話を聞きながら、幼少期の四、五年間過ごしていたのである
この時期のばあちゃんの話は六十になった今でも鮮明に思い出させてくれるのである
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