第14話 手紙
カイルは、『主』からの警告を受けてから毛布を被りすぐさま眠りにつこうとした。しかし、主に言われたことが頭の中に響いてなかなか寝付けない。体は疲れているのに、気持ちを切り替えるためにも眠りたくて仕方ないのに、眠れない。物は試しに、と羊を数えるなんて馬鹿なこともしてみたが、大して変わらなかった。
しかし、そのうち眠気が限界に来たのだろう、いつもよりだいぶ遅い時間ではあったが、なんとか眠りにつくことが出来た。
そしてやっと夜が明けた。カーテンの隙間から差し込む陽の光に反応し瞼を開けたカイルは、多少の体のだるさと気持ちの重苦しさを抱えてゆっくりと体を起こす。
眠い目を擦ってぼんやりと思い出すのは、昨夜、主に言われたことである。
『いつになったら目的を果たすのか』――その単純な疑問は、ただの質問ではなく、早く目的を果たせという命令でもある。今はとりあえず猶予が与えられたが、主がわざわざ直接赴いて話をしに来たのだから、余裕をかましている暇はない。すぐにでもノクスに連絡をとって今後について計画を立てねばならない。
それに、計画は関係なしにクリスに腕輪を返すためにも、ノクスとの連絡は必須である。……にも関わらず、その行動を両親が邪魔をする。
――なにが外出禁止だ、ふざけやがって。
両親の言うことは正しく、罰が下されることが致し方ないのは理解しているが、カイルにとっては、彼らが言うことは己の行動の障害でしかない。カイルは舌打ちをしたくなったが、ドアの外に母親でもいたら厄介だ。その苛立ちは胸の奥にしまい込んで、カイルは気合を入れるように自分の頬を両手で叩くと、いつも通り部屋を出た。
顔を洗ってからリビングに向かうと、母親が朝食に使った食器を片付けているところだった。時計を見ると、自分が起きた時間はいつもより少しだけ遅い。とっくに父親は仕事に向かっていることだろう。
「……おはよう」
「おはようカイル。いつもよりお寝坊さんね。よく眠れた?」
「……うん」
「それは良かった。朝ごはん、テーブルにカイルの分置いてあるから、食べなさいよ。台所に牛乳とスープもあるからね」
「うん、ありがとう」
母親は普段と変わらないように見えた。落ち着いた声色や雰囲気は昨日の朝の母親とも一致する。まるで昨日の夜の話し合いなどなかったかのようだ。しかし、その直後に言われた言葉で、確かに昨日の話し合いは現実だったということを実感する。
「あぁ、カイル。あなたなら昨日の話忘れてないと思うけど、もう一度言っておくわね。あなたは暫く、一人でお外に出ちゃダメだからね」
「……あ、うん」
台所に向かい、牛乳を用意していたカイルは、その話にぎこちなく相槌を打った。そして、牛乳を注いだコップをテーブルに置き、椅子に腰を下ろす。続けて暫し考え込んだ後、悲しげな顔つきをしてから、母親に訊ねる。
「……ねぇ、おかあさん。そういえば、おにわもでちゃダメなの?」
「あ、そうね。……うーん、お庭……それくらいなら、って思うけど、でも、お父さんがどう言うか分からないから、今日は我慢してね。また後でお父さんと相談しておくから」
「……はぁい」
少し頭を悩ませた母から返ってきたその返答に、つい文句を言いたくなったが、ぐっと堪えて返事をした。とにかく外出禁止のルールは簡単には覆らないらしい。これ以上懇願して揉めるのも困るため、一旦ここは大人しく言うことを素直に受け入れた。
ちょっと悲しそうな様子を見せたら何とかならないかなんて思ってみたが、そう上手く行くわけもなかった。カイルはほんの僅かに目を伏せてから、牛乳を飲んだ。
朝食を終えてから、カイルは筆記用具と便箋、封筒を借りて自分の部屋に戻り、机に向かう。彼は今現在、クリスとノクスへの手紙を綴っている真っ最中であった。
頭を悩ませながら、クリスとノクス、それぞれへの手紙を書き記す。両者の手紙にはそれぞれ適した言い回しで、会いに行くのが少々難しくなったことやお守りの件について書き記した。また、ノクスの方には昨夜主と顔を合わせたことと、外出禁止になった経緯を記す。
ちなみに、お守りは後ほどカイルが直接届けに行くことにした。封筒に入れるには、些か重く、サイズも適さないためだ。この場合、早速どうやって外出するかの問題が出てくるが、それは近いうちになんとかしよう。なんなら、無理矢理深夜に外出してもいいのだ。
頭をひねりながらも書き、途中、何度も書き直しながらも書いたそれは、封筒がパンパンに膨れる程の枚数に到達していた。いくらなんでも多すぎると思うが、仕方ない。クリスへの気持ちもノクスへの連絡も欠かす訳にはいかないのだ。
さて、あとはこの手紙をどう届けるかだ。普通に郵便屋に頼んでいては時間がかかる。かといってこの日中に直接持っていくことや取りに来てもらうことは。ならば、とカイルはガラガラと窓を開け、空を駆ける鳥や家屋の屋根に止まる鳥をいくつか目にすると、そのうち、一羽のカラスに焦点を当てて、指を弾いた。
「……おいで」
カイルが呟いてから数秒後、かなり大きめのカラスが言われるままにやってきて、窓際に止まった。そのカラスの頭を撫で、母親の部屋から拝借した髪紐を通した封筒を首に結ぶ。
「これを、ノクスの元に届けてほしいんだ。そんなに遠くないから、きっと君ならすぐたどり着けるよ」
「ガァ」
「苦しくない? 大丈夫? あぁ、安心して。途中で襲われるなんてないから。クリスとノクスのためにも、君には無事辿り着いてもらわないといけないしね。無事届けたらもう好きに過ごして構わないから」
にこりと微笑んだカイルは、もう一度カラスの頭を撫でる。まるで何か魔法をかけたような手つきに見えるが、カラスの見た目に変化はない。それでもカイルはこの鳥が無事ノクスの元に辿り着けることを確信した様子でで、カラスを送り出した。
黒い姿が見えなくなるまで見送ってから、窓を閉め、カイルは、再び机に向かう。
――さて、今後の対応を粗方決めよう。あと……夜中にどう家を抜け出す方法も考えないとね。
結局、カイルは微塵も反省などしていないのであった。
カイルの元からカラスが飛び立ってから数分後、自宅にてクリスと共に朝食を食べていたノクスは、意外な方向から響いたノックの音に気付き窓の方へと目を向けた。
窓を開けると、近くの柵にカラスが一羽止まっているのが見える。今の音はカラスのせいなのか? と首を傾げたノクスは、席を立ち窓辺に近寄る。その際に黒い体に下げられた封筒と、その隅に記された“Kyle”の字を見て、ハッと目を丸くした。
「なっ、カイル様!? えっ、ちょ、ちょっと、なんっ……なんで!?」
「ガァー」
「すみません、その手紙回収させてください……!」
動揺を声や動作に表しながら窓を開けたノクスは、柵から窓の桟に移ったカラスから手紙を受け取る。
カラスの首から紐を外し封筒を開くと、中に入っているのは何枚もの便箋。それを確認していると、カラスは役目を果たしたと言わんばかりにガァ、とひと鳴きしたあと、大空へと羽ばたいていった。
青い空へと吸い込まれていくカラスを暫し呆然と見送ったノクスは、我に返ったあと静かに窓を閉め、食卓に戻った。ノクスの席の向かいでは、スプーンを持ったクリスが目を丸くしていた。
「ノーさん、その手紙は何? もしかして、カイルからなの?」
「え、えぇ。カイル様からです」
「なんで鳥さんがもってきたの?」
「それはよく分かりませんが……、あ、シン様の分もありますよ」
「ほんと? やったあ」
口の端を上げて、ノクスはクリスの分の便箋を渡す。それを受け取ったクリスは、嬉しそうに手紙を読み始めた。わぁ、と嬉しそうな声を上げ、頬を緩ませて手紙を読んでいたクリスだったが、しかし、途中で会いに行くのが難しくなったことを読み取ると、彼は途端に顔を曇らせる。
「カイル……しばらく、こっちに来れないんだ……」
「そのよう、ですね。……残念です」
クリスの声を耳にし、ノクスも悲しげに言葉を返す。だが、ノクスは外出禁止よりもなによりも、カイルが『主』に会ったという事実が心を揺さぶった。
正直、外出禁止は両親から言いつけられても致し方ないことであると受け入れることができる。それに、外出禁止をくらおうとカイルはどうにかしてクリスやノクスとの接触を図るに決まっているので、ノクス本人はそこまで気にしてはいなかった。今回の伝書鳩ならぬ伝書カラスも。接触方法の一つに過ぎない。
しかし――『主』と会い警告を受けたと言うのは衝撃だった。ノクスも、カイルの言う『主』には世話になっていて、どんな相手かよく知っている。少なくとも、頻繁にカイルやノクスを訪ねるというようなひとではない。その『主』が、直接カイルに言いに来るのだから、これまた一大事である。
ノクスは、手紙に目を通しながら紅茶をひと口啜り、今後のことについて推測する。
――カイル様の手紙を読む限り……どうやら今後の計画について話し合いたいってことなのかな。これは多分、あの方から急かされたか……。ってことは、カイル様は今後の対応に頭を悩ませているだろうし、外出禁止なんて無視してなんとかして夜中に来るだろうな……。
カイルの現在の行動をぴたりと当ててしまっているノクスは、眉間に皺を寄せてふぅと浅く息を吐く。カイルの目的達成のために今後やらなくてはいけないことを思うと少し気が重いが、自らが請け負う役目にも関わることであるのだから、やるしかないのである。
――自分からカイル様に接近しておいて何を考えているんだ私は……。
自嘲気味な笑みを浮かべたノクスは、便箋を封筒にしまい、テーブルの端に置いた。続けてクリスに目を向けると、彼はまだ手紙を読み込んでいるところだったため、一旦声をかけるのはやめて自分の朝食に手をつける。
それから少しして、やっと手紙を書い読み終えたらしいクリスが、便箋を置いて、はぁ、と悲しげな声を漏らした。
「カイル……来れないんだね……」
「そう、ですね。寂しいです」
「うん、カイルに会えないの、やっぱり、かなしい」
しょぼん、と分かりやすく眉と目尻を下げ、クリスはスプーンでスープを掬う。暫く黙々と朝食を食べて無事完食した後、自分の食器を台所に持っていく最中、ふとクリスはふと短く声を上げる。それは、些細ながらも当然湧き出る疑問だった。
「……ノーさん、あのね、カイルが手紙で『お守りを後でもっていく』って言ってたんだけど、どうやって、お守りをとりかえしてくれたんだろう? それで、いつ、どうやってもってくるんだろう? それに、今のカイルって、お出かけしちゃだめなんだよね?」
クリスの疑問に、ノクスは答えに困窮した。ノクスはカイルがどのようにお守りを取り返したのかはまだハッキリとは分かっていない。しかし、カイルは、基本的にクリスとノクス、そして『主』以外に容赦のない人物であるし、ノクスが認識している行動から鑑みても、きっと穏便なやり方は行っていないだろう。以前、烏滸がましくもカイルを諌めるような発言をしたことはあるが、それが効いているという保証もないのだから。
しかし、それをクリスに言う訳にもいくまい。彼から食器を受け取り少し思考を巡らせてから、ノクスは、当たり障りのない回答をした。
「そうですね……そのお兄さん達とお知り合いだったか、知らない人相手だけどなんとか頼み込んで返してもらったのではないでしょうか」
クリスと目線を合わせ、安心させるような笑みを浮かべてそんなふうに返した。クリスへの返答としては悪くないだろう。だが、それを聞いたクリスの反応は芳しくない。なんだか納得いっていないような難しい面持ちで目線を泳がせている。納得いっていない回答をしたまま終わらせるのはよくない――そう思って問いかけると、クリスは、躊躇いを見せたあと唇を開く。
「あの、その……カイルって、そんなふうに、やるかな……? もっと、こわいこと、しそう……」
その言葉に、ノクスの胸はドキリと鳴った。まさかクリスが、そんなふうに疑問を呈してくるとは思っていなかったのである。
驚きから思わず食器を持つ手に力を込めながら、ノクスは恐る恐る問いかける。
「……何故、そんなことを思うのか、聞いてもいいですか? もちろん、言いづらければ、言わなくても結構ですよ」
「……んー、だって、その、カイルって、時々、こわいから……」
目を伏せたクリスは、そのまま本人の感想をぽつぽつと口にする。名前の呼ばれ方を強制されたときのやり取りや、なかなか外出を認めて貰えなかったときのやり取り……そういった出来事の度に、クリスは、カイルに対する怖さや、薄気味悪い感覚を抱いていたという。
「……あと、イアンやトニー……あ、トニーはさいきんよくいっしょにフットボールをする子なんだけどね、その子としゃべってたり、あと、お友だちの弟とか妹とか見てたら、カイルって、かなりかわった子なんじゃないかって……思うようになって……」
クリスは不安げな面持ちで必死に言葉を紡ぐ。自分の感覚がおかしいだけかもしれない、こんなに世話になっているのに怖いと思うなんておかしいかもしれない。そういった懸念が彼の中に渦巻いているのだろう。
ノクスは、クリスが不安を抱えつつも打ち明けてくれた事に感謝しながらも、また、なんと答えるか迷っていた。
クリスが、カイルを『怖い』『不気味』と感じるのはおかしくないし、その気持ちを否定する気はない。とはいえ、己の物騒な予想そのものを伝える訳にはいかない。さてどう答えるか――ノクスは、ひとまず持っていた皿を下げてから、再度クリスの前にしゃがみこみ、こう伝えることにした。
「……確かに、カイル様は時々怖いかもしれませんし、貴方のお友達と比べると変わった所はあると思います。ですが、本当はとても優しい人ですし、誰にもきっと怖いことや酷いことはしませんよ」
クリスの気持ちに理解を示しつつ、カイルの行動をやんわりと否定する。クリスに対してはこれくらいが丁度いいだろうと考えたが、クリスは相変わらず納得がいっていない様子だ。そうかな、本当なのかな、と零し首を捻るクリスに、どう言うのが最善かと悩み、ノクスは内心焦る。これ以上伝えればクリスは分かってくれるのか。カイルがどういう子供か事細かに説明できない以上、あまり踏み込んだことは言いたくない。
その動揺はクリスにも伝わってしまったのだろう。目の前のノクスを見て、クリスは少し申し訳なさげに眉を下げた後、拙いながらも謝罪を口にする。
「……ごめんなさい、ノーさん、へんなこと言って」
「……いえ、大丈夫です。こちらこそきちんとお答え出来ずにすみません」
「ううん、いいよ、だいじょうぶだよ、ノーさん。ごめんなさい、へんなこと聞いちゃって」
「申し訳――いえ、大丈夫です」
お互い謝りっぱなしになりそうな会話を無理矢理切り上げて、ノクスは立ち上がり、放置されたままの食器に手をつけた。
蛇口を捻り、桶の中に置いた皿が洗剤の泡にまみれていくのを見つめながら、先程のやり取りを振り返っていたが――ふと、クリスが何か言いだげにこちらを見つめていることに気づく。まだ話は終わっていなかったことを理解し、一旦水を止めて再度クリスの前にしゃがみこむ。
「お話の途中でしたか、すみません」
「あ、うん……でも、ノーさんだいじょうぶ? おさら、あらうんだよね?」
「問題ありませんよ。さぁ、なにか話したいことがあるなら、私に話してください」
「う、うん、えっとね……。ぼく、こんど、カイルがここに来る時に、色々聞いてみようと思うんだ。お守りのこととか、学校のこととか」
手持ち無沙汰気味に己の手を体の前で弄びながら、クリスはゆっくりと言葉を紡ぐ。
お守りの件はともかく、学校については意外な話題であり、ノクスはつい目を丸くする。しかし、思えば、クリスの友人は皆頻度の差はあれ学校に行っているらしい。その中で自分は一度も通ったことがないとなれば、何故自分だけ、と不思議に思うこともあるのだろう。もしくは、友人の話を聞いて単純に通ってみたくなったのだろうか。きっかけがなんであれ、それについてはお守りの件と共にカイルに問いかけてみる方がいいだろう。なにせ、クリスが学校に通えない理由を説明するのは、少々難しいからだ。
ノクスは、にこりと目を細めて、クリスの言葉を肯定する。
「えぇ、それがいいかと思います」
「やっぱり? じゃあ、こんど、会ったときに聞こうかな」
「それはいいと思いますが……その、カイル様は今、外出禁止を言い渡されているようなので、いつ会えるかは分かりませんよ?」
ノクスのその言葉に、クリスは目を瞬かせた後、緩く首を振った。その反応に、ノクスは僅かに驚く。
「ううん、分かるよ。いや、ちがうな、ちゃんと分かってるわけじゃないんだけど……なんとなく、いつ会えるかは、分かる気がする」
「……どうして、ですか」
ノクスは思わず、クリスの肩を掴んだ。まるで責めているような行動にクリスは肩を跳ねさせた。ノクスはすぐさま手を離したが、空気感はあまり変わっていない。突然肩を掴まれたことにクリスは相当驚いたのか話を続けることに躊躇いがある素振りを見せたが、ノクスが決して怒っている訳では無いのを理解したのか、恐る恐る口を開いた。
「その、多分、だけど……」
「…………はい」
「……今日、夜中、カイル、ここに来るよね? 今までも、何回か、来てたみたいだし……」
「…………何故、それを……、いえ、カイル様が夜中に来てること……知ってたの、ですね……」
クリスの言葉を聞いたノクスは、衝撃に目を見張った後、くしゃくしゃに顔を歪める。それは、怒りや悲しみというよりも、単純な驚きに加え、そうか、やはりか、という諦観のような納得のようなそんな気持ちの現れであった。
カイルは今まで何度も夜中にここを訪れている。クリスはその時間眠りに就いているはずとはいえ、何かしらのきっかけで目を覚まし、カイルの来訪を知ることもあるだろう。それなのに、クリスには隠し通せていると思っていたのは、何とも滑稽である。
口惜しげに顔を歪めるノクスを前に、クリスは、同じような顔をする。
「……あのね、たまに夜中に起きちゃった時に、知ったの。カイルが、夜おそくに、ここに来てるって。ノーさんとむずかししそうな話とか、こわい話とか、してるって。……何言ってるかは、よく分かんないけど、なんとなく、こわそうな話してるなって、ずっと思ってたの」
「…………そうですか」
「やっぱり、起きない方が良かったのかな、聞いちゃいけなかったのかな。ごめんなさい、ノーさん」
困ったような笑みを浮かべるクリスを前に、ノクスは上手く言葉を返せずにいた。
Fergus 不知火白夜 @bykyks25
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Fergusの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます