第1207話、わたくし、実は『RW○Y』って『進○の巨人』だと思いますの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「──さて、いよいよ今期の夏アニメも『最終回ラッシュ』に突入いたしました! 皆様のお気に入りの作品は、どのような結末を迎えられたでしょうか? 本作もこれまで当【座談会】で取り上げた作品を中心に、全力で総括していきたいかと思います!」




メリーさん太「……ああ、気がつけばもう、9月も終盤か。ホント、季節の移り変わりって早いよな」




ちょい悪令嬢「ちょっw 何を幼女の外見をして、年寄り臭いことを言っているのですかw さすがは『都市伝説』www」


メリーさん太「悪かったな! どうせあたしは『合法ロリ』だよ! ──そんなことより、一体どの作品が最終回を迎えたのか、とっとと本題に入れよ!」




ちょい悪令嬢「何とトップバッターは、本作の作者の大のお気に入り作品である、『邪○ちゃんドロップキックX』でございます!」




メリーさん太「──ええっ、『邪○ちゃん』、もう最終話を迎えたの⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、そうなんですよ」


メリーさん太「……あれ? 今度の第三期って、大注目のリエ○ル様の他に、例の『吸血鬼族主従』も、新キャラとして登場してくる予定じゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「はい、最終話とその前の第11話で、ちゃんと登場していましたよ」


メリーさん太「──たった二話だけかよ⁉」


ちょい悪令嬢「何せ今回は、タイアップ先の自治体の『ご当地PR』回が、四話も連続しましたからね」


メリーさん太「それで本編の内容がおざなりになったら、本末転倒だろうが⁉」


ちょい悪令嬢「……制作資金調達のためには、背に腹は代えられないのでございますッ!」


メリーさん太「ああ、まあ、制作スタッフの皆様が、『クラファン』や『ふるさと納税』等を活用するのみならず、自ら『ポケットマネー』までも投入したなどと言った噂が聞こえてくるほど、資金繰りに苦労なされているのは、とみに有名な話だしな」


ちょい悪令嬢「第4期についてはまったく予定が立たないと言うことですので、ファンの皆さんは『クラファン』等の募集が有った際には、よろしくお願いいたします☆」


メリーさん太「──まったく無関係のくせに、『ステマ』じみた言動はヤメロ! しかも『金絡み』のやつはヤバ過ぎるだろ⁉」


ちょい悪令嬢「……だって、『邪○ちゃん』存続の大ピンチですもの」


メリーさん太「だったら、あんたも『クラファン』や『ふるさと納税』に参加すればいいだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「あ、それもそうですね(てへぺろッ)」


メリーさん太「それよりもどうだったんだ、『邪○ちゃん』の最終回は?」


ちょい悪令嬢「まあ、最終回と言っても、今度で『3回目』ですしねw」


メリーさん太「……まあ、それもそうか。つまりこれまで通りで、適当にワンパターン極まる『今度こそ邪○ちゃんと永遠のお別れか⁉』とか言った(ニセの)愁嘆場をでっち上げて、お茶を濁したってところか?」




ちょい悪令嬢「突然(アホ婦警の銃撃を受けて)地球へと落下し始めた太陽を押し返すために、邪○ちゃんが『魔貴族としての秘められし力(?)』を発揮して、宇宙へと特攻していくと言うところで終了いたしました」




メリーさん太「──今回は、『鉄腕ア○ム』のパロディかよ⁉ しかも『俺たちの戦いはこれからだ!』オチで、完全に『尻切れトンボ』じゃん!」


ちょい悪令嬢「まあまあ、ちゃんといろいろと、見所は有りましたから」


メリーさん太「見所って、やはり新登場のエキュ○ト様に関してか?」


ちょい悪令嬢「と言うよりも、まさにそのエキュ○ト様を、ぴ○ちゃんですわね」


メリーさん太「──はあ、何だそりゃ⁉」




ちょい悪令嬢「実はエキュ○ト様は、メインキャラのうち唯一の人間の一般人でありながら、邪○ちゃんを始めとする悪魔たちを従え、ぴ○ちゃんを始めとする天使どころか彼女たちのあるじである、天上の神の一柱たるリエ○ル様までも手なずけていると言った、驚異の存在である花園ゆ○ね嬢を、魔界の吸血鬼族にスカウトするために人間界にやって来たのですが、もはや完全にゆ○ねちゃんに『依存』してしまっているぴ○ちゃんとしては、断じて許せない話で、つい思い余ってエキュ○ト様殺害に及んでしまったのです☆」




メリーさん太「──短絡的過ぎる! 相変わらず情緒不安定だな⁉」




ちょい悪令嬢「でも、その時の彼女のゆ○ねちゃんへのすがりつきっぷりが、むちゃくちゃゆりゆりでエロエロで、大層眼福でしたの! さすがは最終回!」


メリーさん太「あんたにとっては、『最終回=ゆりゆりエロエロ』なのかよ⁉ さすがは『百合系Web小説』の主人公だな!」




ちょい悪令嬢「──そして、ゆりゆりと言えば、現在動画サイト『GYA○!』様で絶賛無料配信中の、『RW○Y』米国オリジナル劇場用再編集版【Volume6】でございます!」




メリーさん太「──何ソノ、いかにもいきなりかつわざとらしい、話題転換は⁉」




ちょい悪令嬢「いやあ、作中の見所の一つである『対ア○ム戦』における、ヤ○お姉ちゃんとブレイク嬢の共闘ぶりは、もはや『ガチ百合』と言っていいほどお互いがお互いを必要としていて、見ているこっちが思わず赤面するほどでしたわ!」




メリーさん太「……あれ? 『RW○Y』って特にオリジナル米国版においては、キャラ同士のカップリングには百合要素を極力廃していたんじゃ無かったっけ? そんなんじゃア○ムさんはもちろん、お猿『サン』の立場が無いじゃないか?」


ちょい悪令嬢「もちろん基本的には『ノーマルカップル』メインでしょうが、当該シーンにおけるお二人は、チームメイトの範疇を超えた、『魂の絆』さえも感じさせてくださったのです!」


メリーさん太「それって、単にあんたが『百合的色眼鏡』で見ているだけじゃ無いのか? ………まあいい、それで、【Volume6】には、他には見所が無かったのか?」




ちょい悪令嬢「もちろんまだまだ見所は山盛りで、特に大注目イベントとしては、ついに『RW○Y世界の成り立ち』が明らかとなり、作中最重要人物である、オズ○ン学長と魔女セイ○ムの行動原理が詳細に語られました!」




メリーさん太「世界の成り立ちと敵味方のボスについて詳細に判明したって、もうすべての謎が明らかになったようなものじゃ無いか⁉」


ちょい悪令嬢「まあそうは言っても、あと『四人の女神』とその『レリ○ク(の魔神)』について等々、作品世界にとっての重要な謎がいくつも残ってはいますけどね」


メリーさん太「……それで、『世界の成り立ち』って、具体的にどんなものだったんだ?」


ちょい悪令嬢「あまり具体的に述べるとネタバレになってしまいますので、ここはあえて『別の作品』に例えて、ご説明しようかと思います!」


メリーさん太「別の作品、て?」




ちょい悪令嬢「『進○の巨人』でございます!」




メリーさん太「──またそのパターンかよ⁉ うちの作者、『進○の巨人』好き過ぎだろ⁉」




ちょい悪令嬢「まあまあ、まずはお聞きになってください。メリーさんにも必ずご納得いただけますから!」


メリーさん太「……一応言ってみろ」


ちょい悪令嬢「作中の、自我をほとんど持たず本能で人類を襲っている『グ○ム』が、『無垢○巨人』に該当し、それを狩る『ハンター』たちが、『調○兵団』に当たります」


メリーさん太「……まあ、そこら辺については、その手の作品にありがちな設定だよな」


ちょい悪令嬢「中でも主人公であるルビ○ちゃんの『銀の眼○戦士』としての力は、まさしく『ア○カーマン』に相当することでしょう!」


メリーさん太「ああ、人の身でありながら、最強クラスの『グ○ム』を瞬殺するところなんて、ほぼそのまんまと言えるかもな」


ちょい悪令嬢「それと同時に彼女こそ、『進○の巨人(個体名)』でもあったりするのですよ!」


メリーさん太「『進○の巨人』て、人間サイズのままでか?」




ちょい悪令嬢「実は『RW○Y』世界の人類は、『進○の巨人』世界における『ユ○ルの民』以外の人類全般に該当し、『始祖ユ○ル』に当たる『セイ○ム』は、『無垢○巨人』に当たる『グ○ム』を無限に創り続けて人類を苦しめ続けていると言う、『進○の巨人』世界そのままのキャラ配置となっているのですが、諸悪の根源であるはずの『光○ムカデ』君と『フリ○ツ王』の合体版であるオズ○ン学長が、むしろ人類側に立って、歴史上ずっとセイ○ムと闘い続けてきたところが、最大の違いとなっているのです」




メリーさん太「えっ、オズ○ン学長が、『光○ムカデ』君と『フリ○ツ王』が合体した存在って、そんな超重要人物だったの⁉ それに人類史上ずっとセイ○ムさんと闘い続けてきたって、あの人一体何歳なの⁉」


ちょい悪令嬢「そこのところは『進○の巨人』の『九つ○巨人』そのままに、寿命等によって死んでしまうごとに、新たなる人間に転生するようになっているのですよ」


メリーさん太「そこまで一緒なの? もしかしてセイ○ムさんのほうも?」


ちょい悪令嬢「いえ、彼女は神様の呪いを受けていて『死ぬことが赦されない』ので、いくらでも『巨人=グ○ム』を生み出すことのできる始祖ユ○ル様が、現世で永遠に生き続けているようなものなのです」


メリーさん太「永遠に『怪物グ○ム』を生み出すことのできる魔女が不死なんて、それじゃ主人公たちのほうが詰んでいるじゃ無いか⁉」


ちょい悪令嬢「実はこれも【Volume6】の重要トピックスの一つとして示唆されているのですが、ちゃんと『ハッピーエンド』で終わるための手段はいろいろと考えられますので、そこら辺は心配いりません」


メリーさん太「怪物グ○ムの生みの親である不死の魔女を相手にして、ハッピーエンドで終わらせる方法って、具体的にはどんなのだよ?」


ちょい悪令嬢「天敵のオズ○ン学長が、優しく口づけをするとか?」


メリーさん太「──何ソレ⁉ そんなんでいいの?」


ちょい悪令嬢「実際に【Volume6】を見れば、十分に納得できたりしてね☆」


メリーさん太「なんかますます、【Volume6】を見たくなったんですけど⁉」


ちょい悪令嬢「是非そうしてくださいませ♡」







(※後編に続きます)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る