第1075話、わたくし、いきなり致命的な『ネタバレ』を食らってしまいましたの⁉(後編)

ちょい悪令嬢「──ほら、先日本作の作者にとっての『初BD』として、『劇場版魔法少女ま○か☆マギカ【新編】叛○の物語』の初回限定特装版を購入したと、申したではないですか?」


メリーさん太「あ、うん」


ちょい悪令嬢「実はそのほんの数日後に同じ店で、『艦隊こ○くしょんー艦こ○ー』の劇場版初回限定BDも、手に入れていたのです!」


メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「そして何と、当日アニメBDのコーナーを物色していた際に、まさしくさ○らちゃんをパッケージのイラストにフィーチャーした、『F○te』シリーズの劇場版限定BDも見つけたのですよ!」




メリーさん太「──おい、それって、まさか⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、すでにWebにて調べたところ、間違いなく前回(前編で)話題に取り上げた、『F○te stay night【Heavens Feel】』の全三巻のBDのうちの、第1巻と第2巻だったのです!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「すごいですよねえ、むちゃくちゃド田舎のソフト屋だと言うのに、こうも本作の作者好みの、マニアックな作品ばかり置いているなんて!」


メリーさん太「……いや待て、最近発売されたばかりの【Heavens Feel】はともかく、今年リメイク版が放映予定で、すでに『過去の作品』となってしまった『艦こ○』劇場版や、発売元のサイトでは『在庫切れ』となっている、『叛○の物語』初回特装版が、何で店頭に残っていたんだ?」


ちょい悪令嬢「だからそれこそが、『ド田舎ならではの強み』なのですよ!」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「当然ながら、田舎ではマニアックなものは売れない傾向にあると言うのに、あえてマニアックなものを仕入れるなんて、お店の責任者の趣味で仕入れを決めているようなもので、(同じ志を有するマニアなお客さんに)売れるまで返品すること無く、それこそ本作の作者のような文字通りのマニアにとっては、『宝の山』になっているのでございます☆」




メリーさん太「……そういや、秋葉原の超品揃えがいいマニアショップでも見つからなかったラノベが、実家の近くの本屋に普通に置いてあったらしいな」




ちょい悪令嬢「ホント、田舎に帰ってきて、むしろいいことばかりですわ。【Heavens Feel】の円盤に関しても、そのうち第3巻が入荷したら、全巻一気に購入いたしましょう♡」


メリーさん太「あ、3巻はまだ売っていないの?」


ちょい悪令嬢「およそ一年前に発売されておりますが、すでに売り切れてしまっているのです」


メリーさん太「……だったらどうして、1巻と2巻だけ店頭に残っているんだよ?」


ちょい悪令嬢「ていうか、全巻とも売れた後に、1巻と2巻だけ再入荷したのでは?」


メリーさん太「はあ? 再入荷するんなら、3巻も一緒に入れればいいじゃんか⁉」




ちょい悪令嬢「実は【Heavens Feel】においても、さ○らちゃんが大々的にフィーチャーされているのは2巻までで、ラストの3巻では他のヒロインやサーヴァントたちにも見せ場が与えられていて、うちの作者のような『さ○らちゃん推し』にとっては、何とも物足りないのですよ」




メリーさん太「すげえ、こだわりようだな⁉ …………いや、待てよ?」


ちょい悪令嬢「おや、どうかなさいましたか?」


メリーさん太「それってひょっとして、その店の責任者の方って、うちの作者並みの『さ○らちゃん推し』だったりするんじゃないだろうな?」


ちょい悪令嬢「その可能性は、否定できませんねw」


メリーさん太「そこは否定してくれよ⁉ どんだけ自分の店を『私物化』しているんだ!」


ちょい悪令嬢「ご自分の店だからこそ、私物化してもよろしいのでは?」


メリーさん太「──うぐっ⁉」


ちょい悪令嬢「それともあくまでも『商売人』として、冷静に『顧客のニーズ』を見極めた結果かも知れませんよ?」


メリーさん太「……何だよ、『顧客のニーズ』って?」




ちょい悪令嬢「1巻と2巻においては、公式による『さ○らちゃん祭り』だけあって、彼女の『ムフフなサービスシーン』がてんこ盛りだったりするのですよ♡」




メリーさん太「──やっぱその責任者の人、相当なマニアだろう⁉」




ちょい悪令嬢「まあまあ、【Heavens Feel】についての本格的な検証は、実際にBDを手に入れてからってことにして、その前に『艦こ○』劇場版初回限定BDですよ! とにかく早く視聴しなければ!」


メリーさん太「……え、そっちはすでに購入しているのに、まだ見ていなかったの?」




ちょい悪令嬢「これまた後日改めて詳しく述べる予定ですが、すでにご承知の通り、ここ最近立て続けに、『F○te stay night』の第1クールに、『アルドノア・ゼロ』と『終わりのセ○フ』の第2クールに、『宇宙そらより○遠い場所』の全話一挙に、『マブ○ヴオルタネイティヴ トータル・イク○プス』の全話順次配信に、劇場版『コードギ○ス 復活のルル○シュ』の特別配信と、期間限定で無料で視聴できる超話題作が目白押しで、いつでも見れる手持ちの円盤作品の視聴を後回しにせざるを得なかったんですよお!」




メリーさん太「『積みBD』かよ⁉ わざわざBDプレイヤーを買った意味無いじゃん!」
















メリーさん太「……ところで、肝心の『F○te stay night』のネタバレって、一体何だったんだ?」




ちょい悪令嬢「──それを言ったら、駄目でしょうが⁉」




メリーさん太「でもさあ、あれだけ意味深にほのめかしておいて、まったく触れないんじゃ、むしろ読者の皆様に対して不親切なんじゃないか?」


ちょい悪令嬢「ぐっ…………そうですねえ、それでは最大限の譲歩として、ヒントだけ述べておきましょう。──言うなれば、『イシュタル』のようなものなんですよ」


メリーさん太「『イシュタル』って、あの『FGオー』とかに登場したやつか? それが『士○君の秘密』と、どう関わってくるって言うんだよ?」




ちょい悪令嬢「わからないでしょう? それでいいんですよ。そう簡単にわかってしまうヒントじゃ、むしろ『ネタバレ』そのものですからねw」




メリーさん太「こんなので、本当にわかる人がいるのか⁉」




ちょい悪令嬢「大丈夫です、すでに知っている方にとっては、『イシュタル』と言うだけで『なるほど!』ってなってくれるはずですから。とにかく『イシュタル』がどういったキャラであるのか、ようく思い出してください。──特に、その『ビジュアル面』をね♡」
















メリーさん太「──とか何とか言っているうちに、『F○te stay night』TV版第2クールの視聴が、ほぼ半分ほど済んでしまったんですけど⁉」




ちょい悪令嬢「うおおおおおおおおおお! 『バーサーカー』に、俺はなる!」




メリーさん太「ちょっ、気持ちはわかるけど、落ち着いて!」




ちょい悪令嬢「……うううッ、ようやく本格的に登場したイ○ヤちゃんが、いきなりあんなことになるなんてッ」


メリーさん太「どうどう! それこそ『ネタバレ』になりかねないから、もうそれ以上はよすんだ!」


ちょい悪令嬢「どうして、どうしてなの⁉ バーサーカーさんが、バーサーカーさんが、──うおおおおおおん!!!」


メリーさん太「……うんうん、あれは涙無しには見られなかったよな」




ちょい悪令嬢「──まあ、マジに申しますと、あれこそが本作の作者が見たかった『F○teアニメ』であり、『Zero』のさ○らちゃんにも匹敵する『究極のロリヒロイン』なのです」




メリーさん太「と言うと?」




ちょい悪令嬢「『凄絶なる過去を有する(事実上の)人外の幼女』と言うところが、まさしくさ○らちゃん同様に、本作の作者激推しの『沙○の唄』に通じるところが有るのですよ!」




メリーさん太「──この『鬼畜マニアックロリコン』め⁉(バックベア○ド様風にw)」












ちょい悪令嬢「……まあ、冗談はともかくとして」




メリーさん太「え? 別に冗談のつもりでは──」




ちょい悪令嬢「──冗談は! ともかくと! して!」




メリーさん太「あ、はい、すみません!」




ちょい悪令嬢「──読者の皆様におかれましては、『F○te stay night』TV版のほうの全体的検証も、第2クールをすべて視聴終えてから改めて行うつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします♡」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る