第1056話、わたくし、恩を仇で返す国なんて、今すぐ見捨てるべきだと思いますの!
ちょい悪令嬢「──はい、またしても本作の作者こそが、『世界で一番正しい』ことが証明されました☆」
メリーさん太「……そうだよな、本作においては『ウクライナ問題』が発生した時点においてすでに、『ウクライナとロシアの、どちらが正しかろうが間違っていようが、どちらが勝とうが負けようが、まったく関知する必要は無く、日本人はただ、「日本の利益」こそを優先すべきなのだ』と、断言しておいたよな」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、『ウクライナ』及びすべての『ウクライナ人』は、『
メリーさん太「残念ながらこの件に関しては、『在日ロシア人』の方々とは、まったく話が異なります、ロシア人の場合は嘘でもいいから、『私は今度の戦争に反対だ!』とか、『反プー○ン派だ!』とか言っておけば、排除の対象にできませんが、まさか現時点のウクライナ人が一匹たりとて、『私はロシアのほうが正しく、ウクライナが間違っていると思っている!』とか、『私は反ゼレ○スキー派だ!』とかなんて、口が裂けても言えないだろうからなあw」
ちょい悪令嬢「だとしたら、てめえらは全員、『日本における真の愛国者』の敵だ! 駐日ウクライナ大使を筆頭に、とっとと日本から出て行け!」
メリーさん太「……断っておくが、最初に言ったように、かくの如くウクライナを全否定しようとも、ロシアを肯定するつもりなんて無いからな? たとえ相手が『
ちょい悪令嬢「──以前確かに言ったよな? この世界を真に平和にするためには、すべての人々が、日本国の『平和憲法』と『象徴天皇制』の
メリーさん太「とはいえ、他国からの侵略に対して、完全に無防備かつ無抵抗になるわけでは無く、連合加盟国のどこか一国でも他国から侵略を受けた際には、現在の日本国同様に『集団的自衛権』を発動して、不埒な侵略者を『核兵器』すら駆使してフルボッコにする予定ですw」
ちょい悪令嬢「もちろん、『象徴天皇制』を受け入れたからって、天皇陛下はもちろん日本国政府の支配下に屈しなければならないわけでは無く、『象徴』はあくまでも『象徴』であり、来たるべき連合国家体における『統合の象徴』に過ぎないのです」
メリーさん太「つまり簡単に言えば、外国である日本の『象徴天皇制』を受け入れたところで、その国の権力者の威光やプライドはもちろん、すべての国民にとっても、何一つ損することなぞ無いのです!」
ちょい悪令嬢「それどころか、現『日本国憲法』も一緒に受け入れれば、どんな宗教だろうが保証されるので、連合体の国同士はもちろん、国内においても無駄な宗教的争いが無くなるし、『表現の自由』の完全保証により、全世界民族の憧れの的の『日本ならではのサブカルチャー』を、何の規制も無く心ゆくまで楽しめるようになるし、結社の自由も思想の自由も許されるので、たとえ『旧ソ連のスパイの実の甥』であろうとも政党のトップを20年以上も務めることができて、あろうことか真に自由で民主主義を体現している現政府に対して、いかように誹謗中傷しようがまったくお咎め無しという、寛容と慈愛に溢れる政治体制が実現できるし、そして何よりも憲法レベルでいかなる差別も禁じられているから、外国人工作員による『似非フェミニズム』や『似非LGBT』活動による、国内分断工作なぞ行う余地なぞ無いので、よその国では信じられないような、完璧に自由で民主的で差別のまったく無い、『真に理想的な国民生活』を謳歌できるようになるのです!」
メリーさん太「更に具体的に申せば、この日本国を中心とする国家連合に所属さえすれば、日本が世界に誇る潤沢なる経済力を背景にして、いかにも日本ならではの中央集権体制と、いかにも日本ならではの(お役所的な)なんちゃって地方自治とを、最大限に効果的かつ経済的に組み合わせた『地方交付税システム』を、全世界的に拡大することによって、連合加盟国内のどんな辺境の地であろうが、超経済国家日本国の首都東京の住民と、ほぼ同等の生活レベルを保証されることになるのです!」
ちょい悪令嬢「そう、この惑星のすべての民は、『日本国憲法』と『象徴天皇制』を受け入れるだけで、真に幸福な人生を得ることができるのですわ!」
メリーさん太「……それなのに」
ちょい悪令嬢「……それなのに」
メリーさん太「……それなのに」
ちょい悪令嬢「……それなのに」
メリーさん太「……それなのに」
ちょい悪令嬢「……それなのに」
メリーさん太「……それなのに」
メリーさん太「……それなのに」
ちょい悪令嬢「……それなのに」
メリーさん太「……それなのに」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──ああ、それなのにッ!」」
ちょい悪令嬢「まさか、『象徴天皇制』を愚弄する国家が、この21世紀の世界に現れるなんて!」
メリーさん太「しかも、これまで散々日本に援助してもらっていながら、ホントいい度胸だよな」
ちょい悪令嬢「ここまで述べてきたことからすでにおわかりのように、『象徴天皇制』(及び『平和憲法』)を否定すると言うことは、真の世界の平和と発展を否定するも同然! もはや文字通りに『世界の敵』として、一匹残らず駆逐すべきでしょう!」
メリーさん太「あ、言っときますけど、『シン・ニッポン世界連合体』の中心となるべき日本国においては、『現政権』である必要はまったくございませんからね?」
ちょい悪令嬢「もしも『象徴天皇制』を愚弄した、不埒極まるウクライナ政府に対して、駐日大使館の全面的撤去を始めとして、現行のいかなる支援活動の即時中止を行わなかった場合は、現政権も『象徴天皇制侮辱を行った不心得者に対する利敵行為の現行犯』として、排除の対象となりますのでw」
メリーさん太「お間違い無きように申しておきますが、『日本国憲法』が定めているのは、他国に対する武力行為の禁止であり、日本国の国体を揺るがそうとする『国内』勢力に対しては、武力を含むあらゆる手段によって、弾圧や排除が可能となっております」
ちょい悪令嬢「何せ、現時点における日本の国体とはすなわち、『日本憲法』そのものであり、そこに定められた『象徴天皇制』であるのですからね」
メリーさん太「それを守ろうとしない政府や役人なんて、日本国に存在する権利が無いのは、当然のことなのですよ」
ちょい悪令嬢「──まあ、繰り返ししつこく申しておきますが、日本人である本作の作者にとっては、ウクライナなんてどうなろうが構いませんので、とっととロシアと共倒れして滅んでくださいませ」
メリーさん太「一番理想的なのは、ロシアがウクライナを完全に蹂躙した後で、西側諸国が一致団結してロシアを叩きのめして、念願の『北方領土』を──なんて、ケチくさいことを言わず、極東ロシア全域を日本の領土に組み込むことかなw」
ちょい悪令嬢「……まさか、ウクライナふぜいが、本作のイチオシである、『日本国憲法』と『象徴天皇制』による、『真の世界平和の実現』にイチャモンをつけてくるとはね」
メリーさん太「唯一の『全人類の平和への道筋』を否定するってことは、自ら戦火の中に沈む道を選んだってことで、これから先は日本のことを当てにすること無く、世界地図から永遠に消え去ってくださいなw」
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