第1043話、【マギ○コ】わたくし、『進撃○巨人』は『全人類巨人化計画』を行うべきだったと思いますの⁉

ちょい悪令嬢「──さて、現在この【座談会】コーナーにおきましては、超傑作魔法少女アニメ『マギア○コード』の完結を記念して、最終章ファイナルシーズンのみならずシリーズ全体にわたって『総括』を行っておりますが、今回からはついに大本命である、アニメ版総監督の『劇団イ○カレー』泥○氏ご自身のSNSでのお言葉について、徹底的に検証していきたいかと存じます!」




メリーさん太「おお、やっとかよ⁉ つまりこの『マギ○コ総括コーナー』も、いよいよ大詰めというわけか?」


ちょい悪令嬢「いえいえ、氏のご発言自体、多岐にわたっておりますので、すべて終了するまでには、今しばらくかかりそうです」


メリーさん太「──まだ続ける気、満々かよ⁉」


ちょい悪令嬢「何せ各動画サイト様の、【FinalSEASON】全話一挙無料配信も、もうしばらく続きそうですからねえ♫」


メリーさん太「あれ? Webでの無料配信て、普通『一週間限定』じゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「各動画サイト様でそれぞれ『配信開始日』が異なっているので、最初に配信したサイト様の開始日と、最後に配信したサイト様の最終日とで、かなりの『タイムラグ』が生じているのですよ」


メリーさん太「つうことは、下手すると二週間前後も、『マギ○コ最終章漬け』になってしまうのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「ファンにとっては、至福の時でございます♡」


メリーさん太「……え、最終的に『バッドエンド』だったから、現在絶不評状態じゃ無かったの?」


ちょい悪令嬢「なんか『ニコ○コ動画』様で皆様のコメント付きで視聴しているうちに、むしろ『予想外の展開の連続』で『ツッコミどころ満開』だったからこそ、むちゃくちゃ受けまくって、何だか見ているほうもノリノリになっていったのですよ」


メリーさん太「いわゆる『ニコ○コマジック』ってやつか? 何だかわかる気がするな。──それで、今回は泥○氏のSNSの発言のうち、どの部分を取り上げるつもりなんだ?」


ちょい悪令嬢「まず軽いジャブ程度に、『全人類魔法少女化計画』についてです」


メリーさん太「……ああ、これって最大の焦点である、今回のアニメ版【FinalSEASON】と、原作ゲーム版や元祖『ま○か☆マギカ』との『差異ギャップ』問題とは、あまり関わり合いが無さそうだからな」


ちょい悪令嬢「確かに『ま○マギ』シリーズとしては、突飛な展開でしたが、実は『他の作品』との関連性が見いだすことができるのですよ!」


メリーさん太「他の作品て…………『人類ほにゃらら計画』繋がりで、『エヴ○ンゲリオン』シリーズとか?」




ちょい悪令嬢「いえ、現在同じく『最終章ファイナルシーズン』を展開中の、『進○の巨人』でございます!」




メリーさん太「はあああああ? 『進○の巨人』って、『マギ○コ』──特に、今回の【FinalSEASON】に、『進○の巨人』との共通点なんて有ったっけ?」


ちょい悪令嬢「ええ、『全人類魔法少女計画』のみならず、他にもいっぱい」


メリーさん太「『人類ほにゃらら計画』関連なら、ジ○クさん発案の『エルデ○ア人安楽死計画』か?…………いや、あれは世界からすべての『ユ○ルの民』を絶滅させる計画だから、むしろ正反対だし」


ちょい悪令嬢「お、ジ○クさんに気づくとは、いい線行っているでは無いですか?」


メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「実は今回、ジ○クさんと『全人類魔法少女化計画』との絡みで、【突発短編】を作成しようと思ったのですよ…………最終的に、没にしましたが」


メリーさん太「【突発短編】を没にしたって、どんなやつだよ?」




ちょい悪令嬢「なんか収容所みたいなところで、大勢の中年のオタクたちが、軍服を着た『マギ○スのお三方』から、『全人類魔法少女化計画』によっておっさんでありながら魔法少女になれることを告げられて、みんなで大喜びして、灯○ちゃんたちお手製の『イ○カレー』を、『おかわり』OKでたらふく食べていたところ、一定の時間が経った後で、突然灯○ちゃんたちが『これより、「マギア○コード【FinalSEASON】ー浅き夢○暁ー」を開始する!』、『おまえらは、他のすべての魔法少女たちのための、尊い犠牲になってもらう!』と宣言するとともに、正体不明のガスを放出して、おっさん魔法少女たちが全員『ド○ペル化』して暴走し始めるといった内容でした」




メリーさん太「──それって『進○の巨人』では無く、『狂○郎2030』だろうが⁉ 『マギ○コ』絵師の『まるとマン』様のツイ○ターで、同じようなネタを見たぞ⁉」




ちょい悪令嬢「確かに『まるとマン』氏の作品を拝見して、インスパイアを得たのは事実です」


メリーさん太「こ、こいつ、認めやがった⁉」




ちょい悪令嬢「それでも、何らかのガスの散布によって、『ド○ペル化』──すなわち『巨体』化するのは、『進○の巨人』でお馴染みの、『ジ○クさんの脊髄液』イベントそのまんまでしょうが?」




メリーさん太「あ」




ちょい悪令嬢「て言うか、【FinalSEASON】第2話において、次々に『心の幼い』魔法少女たちがド○ペル化していくシーンなんて、まさしく『進○の巨人』原作漫画版のクライマックスでの、『光るムカデ』君の体内ガス散布による、全エルデ○ア人の巨人化のシーンそのものとは思われません?」




メリーさん太「……た、確かに」


ちょい悪令嬢「まあ、メリーさんのおっしゃるように、ア○ナさんの『全人類魔法少女化計画』と、ジ○クさんの『エルデ○ア人安楽死計画』とは、方向性的には真逆かも知れません。──しかし、実はこの『全人類魔法少女化計画』こそ、『進○の巨人』における、最も理想的な『解決方法』とも言えるのでは無いでしょうか?」


メリーさん太「は? 何で魔法少女になることが、『進○の巨人』の解決方法になるんだよ?」




ちょい悪令嬢「もちろん魔法少女では無く、巨人になるんですよ。全人類が巨人化能力を身につければ、もはやエルデ○ア人であるかどうかで、差別や殺し合いをする必要は無くなるではありませんか?」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「いやあ、思わぬところに『答え』が転がっていたものですね、『マギ○コ』アニメ版も、最後の最後で意地を見せたと言ったところでしょうか?」


メリーさん太「……い、いやでも、『始祖ユ○ル』さんの巨人化能力を何らかの形で引き継いでいる『ユ○ルの民』以外の民族を、どうやって巨人にするんだよ?」




ちょい悪令嬢「そりゃあもう、『民族○化』ですよ。他民族の男も女も強制的に、ユ○ルの民と『交配』させるのです☆」




メリーさん太「──うおおおおおおおおおおおおおい⁉ この現下の世界状況の中で、何てこと言い出すんだ⁉」




ちょい悪令嬢「でも、『地ならし』によって、全人類の八割が踏み潰されるよりはましなのでは?」


メリーさん太「──うっ⁉」


ちょい悪令嬢「どうしてもご不満でしたら、『始祖ユ○ル』ご自身や、最終巻ラストの『犬を連れた少年』のように、ユ○ルの民以外の全人類に、『光るムカデ』君が新たに取り憑いて、巨人化能力を直接与えると言うのはどうでしょうか?」


メリーさん太「……え、そんなことできるの?」




ちょい悪令嬢「そもそも『始祖ユ○ル』さんだって、何の力も持たない普通の女の子だったんだし、同じように新たに光るムカデ君が寄生することによって、ユ○ルの民とは何の関わりも無い民族が巨人化能力を身につけても、おかしくは無いでしょうが?」




メリーさん太「そういえば、原作漫画版の最終刊のラストって、いかにも新たなる『始祖(=世界にとっての災厄)』が誕生するのを予兆するようなシーンで、終わっていたよな」


ちょい悪令嬢「て言うか、ジ○クさんの理論だと、光るムカデ君が人間に寄生したのは『増える』ためであり、すでに相当な数の光るムカデ君が存在しているはずだから、ユ○ルの民以外の民族に対しても、どんどんと寄生していくことができるのでは?」


メリーさん太「あ、うん、そこら辺は原作者様のさじ加減で、いかようにもできるだろうよ」


ちょい悪令嬢「だとしたら、『地ならし』をすることも、ヒス○リアちゃんのような王族が犠牲になることも、そもそもユ○ルの民を巡って差別や戦争をすることも、すべて必要が無くなって、『めでたしめでたし』となるわけですよ」


メリーさん太「そ、そうか、『エルデ○ア人安楽死計画』はユ○ルの民を、『地ならし』はユ○ルの民以外の全人類を、『滅ぼす』ことにこだわっていたけれど、むしろすべての人類が『生き残る』道を模索すべきだったのか!」


ちょい悪令嬢「とまあ、そういうわけで、今回の『マギ○コ』【FinalSEASON】を、『進○の巨人』と絡めて考察すれば、いろいろと新たなる発見も有るかと思いますので、是非ご推奨いたしますわ☆」


メリーさん太「……そう言われてみれば、結構『共通点』も多いよな」




ちょい悪令嬢「まず何と言っても、『魔女化』や『ド○ペル化』は、『巨人化』そのものだし、灯○ちゃんやね○ちゃんの『エン○リオ・イブ覚醒作戦』は、まさしく『地ならし』そのままだし、しかもそれに対して、自分たち魔法少女の利益よりも、それ以外の一般人の被害を無くそうと、マギ○スの暴走を止めようとした、い○はちゃんたちの行動は、まさしく『進○の巨人』のアル○ン君やラ○ナーさんたちと同様ですものね!」




メリーさん太「その他には、『スピンオフ』や『外伝』も、大枠としての『マギ○コ世界』に含まれることを、明言したところとかもな」




ちょい悪令嬢「一説によると、公式パロディPR漫画である『マギア○ポート』すらも含まれていたとのことですが、これってまんま、『進○のスクールカースト』と同じ扱いですよねえ」




メリーさん太「……いやあ、あのネット上で指摘された『マギ○ポキャラ独特の瞳』って、『い○はちゃん』や『ま○か先輩』のものと言うよりも、普通に『キュ○べえ』の目じゃないかと思うんだけどねえ」


ちょい悪令嬢「とはいえ、これまた『進○の巨人』の考察の際に申しましたが、『多世界解釈量子論』に則れば、公式パロディどころか二次創作であろうとも、当該作品にとってのれっきとした『別の可能性の世界パラレルワールド』に含まれるので、『マギ○ポ』が『マギ○コ』の『公式の世界』の範囲に含まれても、別におかしくは無いんですけどね」




メリーさん太「……でもさあ、そもそもア○ナさんの『全人類魔法少女化計画』には、ちゃんと『独自の目的』が有ったんじゃ無いのか?」




ちょい悪令嬢「そうですね、むしろ『進○の巨人』とは真逆の発想で、文明の発達の過程において、魔法少女ばかりを犠牲にして顧みないばかりか、時代によっては『魔女狩り』等で迫害すらしてきた、『その他の人々に対する復讐』として、そいつら自身をすべて魔法少女にして、常に『魔女化の恐怖』に苛まさせることこそが、真の目標だったそうです」




メリーさん太「……うわあ、えげつねえ」




ちょい悪令嬢「魔法少女以外の者を一人も犠牲にせずに、魔法少女だけを救済することなんて、それこそ『アルティメットま○か』ちゃんのような『神業レベルの奇跡』でも起こさなければ不可能なのであって、むしろ最初から一般市民の犠牲を織り込んで計画を立てた『マギ○スのお三方』のほうが、よほど現実的な思考をしていると言えるのですよ」




メリーさん太「ええー、それってある意味、元祖『ま○マギ』批判になってしまうんじゃ無いのか?」




ちょい悪令嬢「これについては、次回以降の『マギ○コとま○マギの対比』の考察の際に詳しくご説明する予定ですが、別に『ま○マギ』がどうのとかでは無く、泥○氏としては、『御都合主義の奇跡』なんかに頼らずに、あくまでも『現実的解決手段』を模索していくことこそを目指されており、その具体例の一つが『全人類魔法少女化計画』であるわけなのですわ♡」

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