第992話、わたくし、たとえ『ゲーム脳』でも革新的偉業を達せられたら全否定しませんの⁉

メリーさん太「……一体何だよ、前回のは?」




ちょい悪令嬢「読んでわかりませんか? 現在ネット上で話題になっている、『チビデブハゲには人権は無い!』発言をした『ゲーム脳女』の、何もかも失い失墜していく様を、面白おかしく描写したのではありませんか?」




メリーさん太「──全然違うだろ⁉ むしろ『主役的存在』は、実在するのか創作なのかは定かでは無いものの、『語り手の父親』だし、それにそもそも例の『プロゲーマーの三十代オバサン』がほざいていたのは、『低身長男性』のみに対する誹謗中傷だろうが⁉」


ちょい悪令嬢「いやあの『末期ゲーム脳オバハン』ってば、以前もSNSで、『チビデブハゲ』を一絡げにして、口にもできないような誹謗中傷をしていた前科が有るのですよ」




メリーさん太「──この世の陰キャオタクの弱者男性における、ほぼ八割以上を敵に回してるじゃ無いか⁉ そりゃあネットやSNSで、一瞬で叩き潰されるわけだ!」




ちょい悪令嬢「……おい、まるでネットやSNSを使っている男性の皆様が、『チビデブハゲ』ばかりみたいな言い方をするなよ?」


メリーさん太「しかし、自分自身は『チビデブハゲ』で無いのはもちろん、ネットやSNS上でくだをまいている『弱者男性』でも無い本作の作者が、どうしてこれほどまでに激昂しているんだ? ……まあ、ホントか嘘か知らないけど、本作の作者の父親が、『低身長』であることで散々苦労してきたそうだけど」


ちょい悪令嬢「実はですねえ、本作の作者がネットをし始めてからこっち、虫唾が走るほど嫌いになったやつらがいるのですよ」


メリーさん太「へ? 何だ、いきなり」




ちょい悪令嬢「それこそは、浮気や不倫はもはや当たり前、下手すると犬のように商業施設のトイレでサカり始める、ちょっとTV出演程度で時代の寵児気取りで図に乗っている『お笑○芸人』どもであり、今や犯罪者予備軍以外の何者でも無く、その言動のすべてが害悪でしか無い『Y○uTuber』どもであり、そしてこの世で最も価値の無いお遊びでしか無いゲームごときを、事もあろうに己の職業として勘違いの人生を送っている、『プロゲ○マー』どもなのです!」




メリーさん太「──うおおおおおおおおおおおおおおおいっ⁉」




ちょい悪令嬢「おや、どうしたのですか、メリーさん、またいつものように突然奇声を上げたりして?」


メリーさん太「おまっ、むちゃくちゃ言うなよ⁉ それこそネット民のかなりの割合を、一瞬で敵に回してしまったぞ⁉」


ちょい悪令嬢「ほら、本作の作者ってば、事あるごとに自分のことを、『ゲーム音痴』って言っていたでしょう?」


メリーさん太「あ、うん」


ちょい悪令嬢「あれは嘘だ」


メリーさん太「は?」


ちょい悪令嬢「正確に申せば、作者は『ゲームが嫌い』なんですよ。『ゲームなんかをやっている低○児』どもなんて、虫唾が走るほどね」


メリーさん太「なっ⁉」




ちょい悪令嬢「そもそも『なろう系』の最大の害悪である、『ステータス・オープン!』や『死に戻り』や『悪役令嬢』等々の、何の考えも無しのワンパターン的活用は、作者の多くが『ゲーム脳』のみで作品づくりを行っているからであり、Web創作界から『ゲーム脳』どもを駆逐するだけで、何よりも『オリジナリティ』という意味での創作レベルが、格段に向上できることでしょう!」




メリーさん太「……た、確かにッ!」




ちょい悪令嬢「今度の件でも、『人権が無いと言うのは、今やゲーマー界隈では、日常用語なので問題無い』とか、とち狂った擁護している奴が、山ほど湧いて出る有り様ですしね」


メリーさん太「──嘘だろ、おいッ⁉ そもそも『人権』なんて言う世界で最もデンジャラスなワードを、『日常言語』にすること自体が間違いなんだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「それがわからないほど、常識というものが無いんですよ、『ゲーム脳』のやつらは」


メリーさん太「──うっ」




ちょい悪令嬢「その自他共に認める代表格が、『プロwゲーマーwww』なんだから、その常識や言語能力のレベルも、察して余りあるところですわwww」




メリーさん太「そもそもゲームなんて、人知れず陰でコソコソ楽しんでいれば良く、そこでいかに『差別用語』を連発しようが、『頭K印』に何言っても仕方ないので放置するしか無いけど、それを身の程知らずに『プロ』とか名乗って、日の当たるところに出てきて放言したら、むしろおまえら『ゲーム脳』どもこそ『人権が無い』ことを、思い知らされるのも当然だよな」




ちょい悪令嬢「……『そもそも』と言えばですねえ、むしろこれは『LGBT』や『夫婦別姓』もそうなんですが、余計な『トンチキ』なものを、日本に持ち込むなって言いたいのですよ」




メリーさん太「と、トンチキってw…………それに、何でここで『LGBT』や『夫婦別姓』が出てくるんだ?」




ちょい悪令嬢「ほら、昔の漫画とかラノベとかでは、『──そんなに男同士で結婚したかったら、○○国にでも行け!』とか言って、ギャグのネタにできたでは無いですか? 『プロゲーマー』だったら、『……さすが○○国、単なるゲームでプロになって金を稼げるとはッ!』とかね」




メリーさん太「……ああ、日本には無いからこそ、漫画や小説のネタにできるってことか」


ちょい悪令嬢「それも有りますけど、こういった『一種独特なこと』──ぶっちゃけ『常識外れな非現実的なこと』って、自分と関わり無いからこそ、あれこれ話題にできるんじゃありませんの? それを勝手に日本に持ち込んできて、『今や現実的社会問題なのだ!』とか『みんなで真剣に考えるべきだ!』とか言われたんじゃ、興ざめでございますわ。特に『海外のプロゲーマー』とか言ったら、いかにも『夢の職業』って感じだったのに、日本人が現実で名乗り始めたら、『こいつら社会不適合者ならではのお遊びをなりわいにするなんて、世の中舐めているのか?』とか言った感じになってしまうではありませんか?」


メリーさん太「──それはちょっと、言い過ぎだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「論より証拠に、今回盛大にやらかしてくださったでは無いですか? ──まさしく『社会不適合者の30代身長160センチ以下の女プロゲーマー』さんがwww」


メリーさん太「──そういえば、そうでした!」




ちょい悪令嬢「もちろん、本作の作者は『差別主義者』でも『レイシスト』でもございませんので、たとえ真に理想的な完全主権国家『シン・ニッポン』を樹立した暁においても、いかに存在する価値の無い『ゲーム脳』どもであろうとも、全員人権を剥奪して強制収容所に入れて絶滅させたりはいたしません。言うまでも無く『ゲーム』とはあくまでも『趣味』でしかありませんし、たとえそれが下劣な代物に過ぎず子供たちの健やかな成長を損なうものであっても、完全なる自由主義を標榜する『シン・ニッポン』においては、自己責任でもって放任する所存であり、先ほどは小説界において『ゲーム脳』は百害あって一利無しと言った感じのことを申しましたが、『SA○』や『アク○ルワールド』等の川○礫先生のように、『ゲーム脳』ゆえに革新的な作品を実現なされる方もおられることは否定できず、今回の本作の作者の主張に異論のある『ゲーム脳』の社会不適合者そのもののWeb作家の皆様は、本作の作者さえも認めざるを得ないような、『ゲーム脳』ならではの革新的なWeb小説を是非とも創り上げていただきたいものですわ♡」
















メリーさん太「……うわあ、こいつ、最後の最後でいかにも取り繕っているように見せながら、『ゲーマー擁護派』のやつらを、煽ること煽ること」




ちょい悪令嬢「そんなこと、ありませんよお? 『社会不適合者』という意味では、本作の作者だって『同類』ですからね。別に現在の社会規範に適合できなくとも、素晴らしいゲーププレイを行ったり、ゲーム開発をしたり、Web小説を実現したりしたら、誰もが認めるところになるだけの話ですよ♡」

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