第958話、わたくし、『進○の巨人』の最新OPとEDは、正真正銘『神曲』だと思いますの♡

ちょい悪令嬢「──ぶわはははははは! ホントあいつらって、どうしようもないよな⁉」




メリーさん太「ど、どうした、今回は冒頭からいきなり、さも愉快そうに大笑いしたりして?」




ちょい悪令嬢「ほら、先日ついに『進○の巨人』【The Final Season Part2】の放映&配信が始まったではないですか?」


メリーさん太「おおっ、いよいよ最終章がスタートしたのか⁉ それで早速、本作において考察をするわけなの?」


ちょい悪令嬢「いえそれが、傑作なんですよ!」


メリーさん太「……傑作って、何がよ?」


ちょい悪令嬢「いわゆる『ガビ国人』を中心とした、『進○アンチ』のやつらなんですがね、あいつら最新作の内容について文句の付け所が無いから、一生懸命『OP』や『ED』にケチつけてやんのwww」


メリーさん太「は? 『OP』や『ED』、って……」


ちょい悪令嬢「しかも言うに事欠いて、『音響効果SEの演出が、以前のシリーズとは極端に劣っている』とかほざいてやんの! ──バアーカ、音響監督さんは、制作会社が変更した現在においても、最初のシリーズから変わっていないんだよ⁉ …………ほうら、何の根拠も無く『クソアンチムーブ』をカマしているものだから、馬脚を現してしまったなあ?」


メリーさん太「……そういえば、何もかも変わったと思われる【The Final Season】だけど、スタッフの一部は前シリーズから引き継がれているんだっけ?」


ちょい悪令嬢「声優さんや劇伴やOP&ED等を担当しているアーティストさんが、引き継がれていることを考えると、何よりも『音響監督』さんも続投されるのは、自明の理なんですけどねwww」


メリーさん太「……何でそんなこともわからないんだ、『アンチ』どもって、本当に馬鹿なの? 死ぬの?」


ちょい悪令嬢「ていうか、あいつら、ちゃんと作品を見ていないんですよ」


メリーさん太「え、『アンチ』って、作品を見てもいないくせに、文句をつけているの⁉」




ちょい悪令嬢「あいつらはそもそも『進○の巨人』なんて興味も関心も無かった、『反日派のガビ国人』でしか無いのです。それが【The Final Season】において、『戦争中の行為を戦後生まれの者に責任を負わせようとすることに、何の意味も無い』なんて断言してしまったものだから、『コールガール』や『炭鉱労働者』に関する『言いがかり』によって、これから先もずっと『金儲け』をしたいやつらにとっては、非常にまずいので、『火病』を大炎上させてイチャモンをつけているに過ぎないのですwww」




メリーさん太「……うわあ、『進○の巨人』のアンチのやつらが、やけにねちっこく『有ること無いこと』ほざき続けているのは、そういうバックボーンが有ったのか?」


ちょい悪令嬢「まあ、別に『進○の巨人』に限らず、元々『アンチ』とはそういったものですので、とにかく相手にしないに限るのです」


メリーさん太「そりゃそうだよな。──それで、実際のところ、今回のおそらくはTV版最後となる『OP』と『ED』は、どうだったんだ?」




ちょい悪令嬢「──どうってもちろん、両方共サイコーですよ!」




メリーさん太「うおっ、断言かよ⁉」




ちょい悪令嬢「まずは『OP』ですが、主人公のエ○ン君が全編延々と歩き続けている姿を主軸にしながら、次々とこれから待ち構えている様々な重要シーンを挿入インサートしていくという、今回の【The Final Season Part2】そのものを象徴したものとなっております」




メリーさん太「……あれ、言っちゃ悪いけど、それっていかにも『ありきたり』って感じじゃないかなあ?」


ちょい悪令嬢「──そこが『素人の浅はかさ』というものなのです! とにかく『ED』のほうのファーストインプレッションもお聞きになってください!」


メリーさん太「し、素人って……」




ちょい悪令嬢「──おっと、ここで超ビッグニュースが飛び込んで参りました! 何と『進○の巨人』新OPの全世界公開中の動画のアクセス数が、たった二日半で一千万回を突破いたしました!」




メリーさん太「──ええっ! 三日弱で一千万アクセスって、それって歴代最速レベルでは⁉」




ちょい悪令嬢「つまり、日本のみならず世界中においても、『進○の巨人』がいまだに『最高のコンテンツ』であることが、如実に証明されたわけですよ!」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「おい、どうした、『進○アンチ』ども、何か言ってみろよ? ──言えるものならな! わはははははははwww」


メリーさん太「……うわあ、ここぞとばかりに、煽りまくりやがって」




ちょい悪令嬢「ふんっ、いい気味ですよ。クソアンチどもときたら、こちらが気持ちよく放映再開を楽しもうとしていたら、『言いがかり』ばかりつけやがって! 誰が何と言おうと、『過去の戦争の罪を、現在の世代に負わせるのは、最後の最後まで殺し合う以外解決の道の無い、人類最大の愚行である』ことを、少しは自覚しろよ、『永久タカリ主義者』どもが⁉ サシ○さんのお父様の、『人は「争いという名の森」を抜け出すことは、永遠にできないかも知れない。──しかしそれでも、「抜け出す努力」をし続けなければならないのだ!』という言葉を理解して実践しろよ⁉」




メリーさん太「──どうどう、落ち着いて! そろそろ話を元に戻したほうがいいんじゃ無いのか⁉」


ちょい悪令嬢「……失礼いたしました。──それで、どこまで話しましたっけ?」


メリーさん太「まったくもう…………『OP』に引き続いて、今度は『ED』に対するファーストインプレッションを語るところからだよ!」


ちょい悪令嬢「そうそう、そうでした、面目ない」


メリーさん太「──それで、『第一印象』としては、どうだったんだ?」


ちょい悪令嬢「おや、メリーさんは、見てわかりませんでした?」


メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「あれってミ○サちゃん視点だった【Season1】のED『美しき残酷○世界 』を、エ○ン君視点に置き換えたものだとは、思われません?」


メリーさん太「──そ、そういえば⁉」




ちょい悪令嬢「花だらけの地面に血に染まったナイフ等の、様々な印象的なモチーフは言うまでも無く、世界は残酷であり、自分自身も『悪魔』かも知れないけれど、『君』──すなわち、ミ○サのことを愛するよと歌っているのはまさしく、【Season1】のEDのミ○サちゃんへの『返歌』とも言えるでしょう」




メリーさん太「そ、そうか、今回のEDって、【Season1】のEDと『ペア』で考えるべきだったのか⁉」


ちょい悪令嬢「『ペア』で考えるべきなのは、別に【Season1】のEDだけではございませんよ?」


メリーさん太「え?」




ちょい悪令嬢「実は他でも無く、今回の【The Final Season Part2】──すなわち、『進○の巨人』シリーズにおける最後のOPとEDは、内容的に『二つで一つ』になっていたのですよ!」




メリーさん太「──はああああああ⁉ いやいやいや、ちょっと待って!」




ちょい悪令嬢「おや、メリーさん、何かご不審な点でも?」


メリーさん太「確かに今回のOPとEDは、『視点がエ○ン君』という共通点は有るけど、内容も雰囲気もまったく『真逆』じゃないか⁉」


ちょい悪令嬢「ふっふっふっ、そうなのです! むしろ『真逆』であるところこそが、『ミソ』なのですよ!」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「つまりOPが『進○の巨人』(固有名詞)としてのエ○ン君なら、EDは『ただの少年』としてのエ○ン君を描いているのです!」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「OPにおいては、幾千万の『壁の巨人』が眠っているパラデ○島の壁の上を、いかにも自分の庭であるかのように歩いているエ○ン君の姿に、まさしく世界のほとんどを壊滅へと導くことになる、『進○の巨人』(固有名詞)の姿を彷彿とさせますが、それに対してEDでは一転して、壁を始めとしてすべてが崩壊した後のパラデ○島をあてども無くさまよい歩く、少年時代の──すなわち、『進○の巨人』になる前のエ○ン君をフィーチャーすることで、彼の世界に対する──特に、ミ○サちゃんに対する、素直な心情を歌い上げるという、まさしく『二つで一つ』で全シリーズの有終の美を飾るにふさわしい、感動のOP&EDとなっているのです!」




メリーさん太「なるほど、言われてみれば、まったくその通りじゃん⁉」




ちょい悪令嬢「こんな初歩中の初歩の『演出方法』も理解できないくせに、ごちゃごちゃ因縁をつけるしか能の無い『アンチ』どもって、今すぐ消滅したほうが、世のため人のためじゃないですかあwww」


メリーさん太「……いや普通、あのOPと本編とEDとを、立て続けに視聴しておいて、まったく心動かされないなんてことは、『人としてあり得ない』よな」


ちょい悪令嬢「つまり『アンチ』ってみんな、『人間レベル』に至っていなかったりしてw」


メリーさん太「そのうち『アンチ擬人化美少女モノ』の、ソシャゲとかが出てきたりしてなw」


ちょい悪令嬢「特にEDにおいては、原作漫画版においても明確にされることは無かった、『崩壊後のパラデ○島』が詳細に描かれていますからね、いろいろと考えさせられますわ」


メリーさん太「……考えさせられるって、『ミ○サちゃん視点のED』と対になっていることもあるし、もしかしたら作品そのものの『ループ説』をほのめかしているとか?」


ちょい悪令嬢「『ループ』というよりも、『パラレルワールド』とか『百年後の世界』とかいった、感じでは無いでしょうか?」


メリーさん太「なるほど、『エ○ン君が結果』を、エ○ン君自身が目の当たりにすると言う、いかにも意味ありげな構成になっているわけか……」




ちょい悪令嬢「──ッ! そ、そうか、そうだったんだ、『自由』だ、『自由』だったんだ!」




メリーさん太「うわっ、急にどうした⁉」




ちょい悪令嬢「今回のEDには、『僕ら○みんな自由なんだ』という歌詞があるんですが、それこそがこのEDはもちろん、『進○の巨人』シリーズ全体の『テーマ』だったのです!」




メリーさん太「………………………は?」




ちょい悪令嬢「本作の作者自身これまでは、『進○の巨人』(固有名詞)であるエ○ン君のみが、最初から最後まで『自由を貫いた物語』だと思っていたのですが、そうでは無かったのです! 作品自体が終始一貫して、我々読者や視聴者に訴えかけていたのです! 『……おまえらはみんな、自由なんだ! 鳥籠に囚われるな! 目の前の壁をたたき壊せ! 進み続けろ!』と」




メリーさん太「──!」




ちょい悪令嬢「……ホント、噛めば噛むほど、新たなる『発見』が有る作品ですよね。このような世界的にも歴史的も素晴らしい作品を、頭ごなしで否定するなんて、自ら損をしているようなものですので、『アンチ』の皆様は悔い改めて心を入れ替えるか、さもなければさっさと『この世から一匹残らず駆逐されて』くださいませ♡」

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