第735話、わたくし、『オリンピック推進=ワクチン接種促進』なので、反対派は『人殺し』だと思いますの!

メリーさん太「……おい、前回のは一体、何なんだよ?」


ちょい悪令嬢「え? ご覧になって、わからなかったのですか?」




メリーさん太「そういう表面的なことを聞いているんじゃ無くて、おまえ──つうか、本作の作者が、どういった『魂胆』で、あんな作品を創ったのかを、聞いているんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「魂胆て…………何か『悪いこと』でもしでかしたようにも、聞こえるんですけど?」


メリーさん太「いいから、キリキリ答えろ!」


ちょい悪令嬢「え、いいのですか?」


メリーさん太「いいに決まっているだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「本当に、いいのですね?」


メリーさん太「くどい!………………………いや、ちょっと待て、何でそんなに、念を押すんだよ?」


ちょい悪令嬢「それだけあなたが、重要極まることを、わたくしに言わせようとしているからですよ」


メリーさん太「……うわあ、なんか聞きたく無くなってきたんですけど」


ちょい悪令嬢「いえ、ここは是非にも申さなければなりますまい。──何せこれぞまさしく、日本国の政治の行方を左右しかねないのですからね」


メリーさん太「──な、何を言うつもりなんだ、てめえ⁉」




ちょい悪令嬢「野党政権──特に、『フェミ勢力』の、終焉ですよ!」




メリーさん太「は?…………………………………………いやいやいやいや、あんたいきなり、何てこと言い出すの⁉」




ちょい悪令嬢「いやもう、駄目でしょう、あいつら。せっかく『神様が最後に与えた大チャンス』を、完全にフイにしてしまうんだから」


メリーさん太「『神様が与えたチャンス』、だと?」


ちょい悪令嬢「ほら、某野党の党首様が、ご自身の公式ツイ○ターにおいて、つい『みんなの力で、LGBT保護法の廃案を!』と訴えて、大炎上してしまったじゃないですか」


メリーさん太「……ああ、いくら何でも、あれは無いよなあ。すでに修正したあとで、『死者に鞭打つ』ようで悪いんだけど、野党代表としても、リベラリストとしても、ジェンダー擁護者としても、フェミニストとしても──そして何よりも、かつては日本国における野党第一党だった、『日本社会党』の正統なる後継政党の党首としても、絶対やってはいけないミスだろう」


ちょい悪令嬢「──そうなのです! 実はこれこそが、この方の『フェミニスト』として、そして『社会党の後継者』として、この先もやっていけるかどうかの、最後のチャンスだったのです!」


メリーさん太「……おい、あくまでも『うっかりミス』に過ぎないんだから、あんまり責め立てるなよ? 特に現『社○党』は、拗れるとうるさいぜ? 最近騒ぎになったばかりの『某無人駅事件』を見ていたら、わかるだろうが?」


ちょい悪令嬢「うっかりはうっかりでも、本当は失敗ミスじゃ無かったものを、あえて自ら失敗ミスにしてしまったからこそ、『運の尽き』なのですよ!」


メリーさん太「は? 本当は失敗ミスじゃ無かったって……」


ちょい悪令嬢「この『社○党』の党首さんや、『RickenリッケンVankerバカー党』の虹色ま〜ん議員さんのような、日本を代表する女性議員は、『フェミニスト』であることは、間違い無いですよね?」


メリーさん太「うん、まあな」


ちょい悪令嬢「だったら、国内の『フェミニスト』──特に女性の皆様のためになる政治活動こそを、まず何よりも心掛けていくべきですよね?」


メリーさん太「けしてそればかりでは無いだろうけど、やはり『女性の国会議員』としては、『女性の地位向上』こそを、第一に目指していくべきだよな」




ちょい悪令嬢「──だったら、『LGBT保護法は廃案にすべき!』で、間違っていなかったのですよ」




メリーさん太「はあああああああああああああああああああああああ⁉ どうして同じジェンダー勢力である、『フェミニスト』の女性野党党首が、『LGBT』を否定することが正しいんだよ⁉」







ちょい悪令嬢「──はい、『論より証拠』と言うことで、前回を始めとして、これまでの本作を読み返してみましょう!」







メリーさん太「──って、そうだ、そうだった! 同じ『ジェンダー勢力』とはいえ、『フェミ』と『LGBT』とは、お互いに『矛盾』した関係にあって、むしろ『敵対』していたんだっけ⁉」




ちょい悪令嬢「何せ、前回の『女子相撲の正式なプロリーグ化』を始めとして、女性アスリートがいくら地位向上を目指して頑張ろうが、『身体は男♡心は乙女』な『LGBTアスリート』から、一瞬にして叩き潰され、自分たちの活躍の場を奪われかねないのですからね」


メリーさん太「……いや、それどころじゃないよ。そもそも某党首自身を始めとする『女性国会議員』だって、けして他人事じゃねえだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「おっしゃる通りでございます! 彼女たちが必死こいて、国会への『クオータ制』の導入に成功して、例えば30議席ほど『女性限定枠』を勝ち得たとしても、本来だったら選挙に落ちていたはずの与党の男性党員がいきなり『身体は男♡心は乙女』宣言をして、すべての議席をかっさらってしまうなんてことも、十分に有り得るのです。──しかも、それに対して野党の女性党員が抗議なぞしようものなら、『差別発言』として糾弾されるのはもちろん、下手したら『LGBT保護法違反』として処罰されたりしてね♡」




メリーさん太「……あれ? マジで『LGBT保護法』が成立したら、国内における『フェミ勢力』の終焉だったりして?」




ちょい悪令嬢「開いた口がふさがらないのは、本作においてこれほどまでに口を酸っぱくして訴えかけているのに、野党の『自称フェミニスト』どものただの一匹すらも、この程度の『自明なこと』にさえも気づくやつがいないことなのですよ」




メリーさん太「やはり野党のフェミニストの代表格である、『RickenリッケンVankerバカー党』の虹色ま〜ん議員すらも、つい最近『LGBT擁護』の発言をしていたくらいだからな」




ちょい悪令嬢「そんな彼女以上に救いようが無いのが、一度は『世界の真理』に気づいておきながら、それを自ら否定してしまった、某野党党首のほうですよ。これってWeb小説なんかを作成していると良くあることなのですけど、執筆途中で本来の構想案とは違う展開なってしまって焦りまくっていたところ、『……いやちょっと待てよ、むしろこっちの展開のほうが正しいんじゃないのか?』と閃いて、最初に考えていたよりも理想的な作品が完成したりしてね。──まさしく、『神様がくれた奇跡の贈り物チャンス』、そのままにね」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「だから某野党党首は、間違って『LGBT保護法は廃案すべき!』と入力してしまった際に、『……待てよ、フェミ的には、これで正しいんじゃないのか?』と気づかなければならなかったのですよ」




メリーさん太「……何で気がつかなかったんだろう? 一応国会議員になれたくらいなんだから、そんなに馬鹿では無いはずなんだけど(馬鹿では無いとは言っていない)」


ちょい悪令嬢「そりゃあ当然、あいつらには自分の意思なんて存在していない、『何が何でも否定ロボット』だからですわ!」


メリーさん太「──そういえば、そうだった!」




ちょい悪令嬢「もはや条件反射的に政府の政策をすべて否定するか、外国勢力の指令による日本の社会システムを破壊するための悪法をごり押しするだけの、『操り人形』に過ぎず、実は『フェミニズム』と『LGBT』とがお互いに矛盾していて、『あちらを立てればこちらが立たず』の関係であることなぞ、まったく考えようとしていないのですよ」




メリーさん太「……うわあ、すでに完全に洗脳されてしまっている、どこかの共産主義国家の国民そのものじゃん。いまだ日本は侵略されていないというのに、何とも気の早いことで」




ちょい悪令嬢「とにかく今回の件ではっきりしたことは、すべての野党議員は外国勢力の犬であり操り人形に過ぎず、こんなやつらを支持したりすれば、下手したら日本人の生命を脅かすことにもなりかねず、全力で排除していくべきだということなのです!」




メリーさん太「──おいっ、いくら何でも、それは言い過ぎだろう⁉」




ちょい悪令嬢「そんなことはありませんよ? 現在野党を始め、マスゴミや学者や評論家や芸能人や市民団体等々が一体となって、全力で推し進めている、『オリンピック反対運動』こそは、まったくの無駄であるとともに、絶対やってはいけないことなのであって、日本人の生命を確実に損なう、『反社会的行為』以外の何物でも無いのです!」




メリーさん太「ええっ、『オリンピック反対運動は絶対やってはいけない』だって⁉ ──いやいや、現在の状況を鑑みるに、『オリンピック開催はもはや不可能だ』と考えるのは、むしろ正常な判断じゃないのか⁉」


ちょい悪令嬢「こんな状況だからこそ、『オリンピック開催反対』を唱えることは、絶対に許されないのです!」


メリーさん太「どうしてだよ? そもそも本作の作者だって、『オリンピック開催反対派』だったじゃないか?」




ちょい悪令嬢「結果的に『オリンピック中止』になるのは構わないのですよ。──それでも現時点においては、政府のやりたいようにやらせておけば、あいつら必死こいて、『新型コロナウイルス用のワクチン接種』事業を強力に推し進めてくれるじゃないですか? あえてこれを止め立てする必要なんて、一切無いですよね?」




メリーさん太「…………あ」




ちょい悪令嬢「現状からすれば、むしろ『黙っていても』、オリンピック中止の可能性は高いのです。──だったら、『黙っていればいい』ではありませんか? どうして野党どもは、あえて言う必要も無い『オリンピック中止』を、殊更声を大にして訴えるのです? 政府による『ワクチン接種』が進めば、それだけ人命が救われるというのに。




 ……おいまさか、


 おまえら、野党の目的って、




『日本人を一人でも多く殺すこと』、じゃねえだろうな?




 そういえば、おまらにしろ、マスゴミにしろ、学者にしろ、芸能人にしろ、市民団体にしろ、政府の『ワクチン接種』事業に対して、何かと文句をつけているよな?


 とにかく『ワクチン接種』を進めさえすれば、人の命が助かるというのに、


 それでは『都合が悪い』と言わんばかりに、足を引っ張るようにして。




 ……いいからもう、黙っていろよ?




 その臭い口を、閉じていろよ?




『フェミ』と『LGBT』の違いもわからない、能無しどもが!




 おまえらが何かとち狂ったことすると、それだけ日本国民の生命が脅かされるんだよ!


 最近話題の、『土地規制法案』についても、そうだ。


『国防』ほど、国民の生命に直結するものは無いと言うのに、公然と反対しやがって!


 おまえら、『特亜の犬』であることを、少しは隠せよ?




 とにかく、単なるバカであるだけでは無く、これ以上日本国民の命を害するようなことをするつもりなら、ただではおかないから、せいぜい覚悟していろ!」















メリーさん太「……た、確かに、別に『オリンピックを開催するか中止するか』なんて、ほとんどの国民には関係無いんだから、『(間抜けな)政府のやつらのお陰で、ワクチン接種がどんどんと進行して、ラッキー♡』くらいに思っていればいいのであって、あえて政府の邪魔をする理由なんてどこにも無いよな。──こええ、本当にこええ。どうして本作の作者って、誰も気がつくことのできなかった『この世の真理』に、こうもあっさりとたどり着くことができるんだ?」

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