第462話、わたくし、台湾絵師さんの艦む○の『屋代』と『ヘレナ』を、全力で応援いたしますの。(前編)

ちょい悪令嬢「はーい、皆様お久し振り、『ちょい悪令嬢』こと、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございまーす! 今回から数回にわたって、『メリーさん太』さんこと、『メリーさんの電話』の都市伝説でお馴染みのメリーさんとともに、【特別座談会】を行いたいかと思いまーす☆」




メリーさん太「──ちょ、ちょっと、待ってよ⁉ 確かこの作品て今まさに、【沖縄戦終結75周年記念特別編】である、『わたくし、オキナワの『狼』少年、ですの』シリーズ連載の真っ最中だったんじゃないの⁉」




ちょい悪令嬢「……あー、あれについては、ここ最近立て続けに『不測の事態』が起こってしまったので、少々『調整期間』が必要になったのですよ」


メリーさん太「へ? 不測の事態、って……」


ちょい悪令嬢「まず一つは、沖縄駐留米軍基地内での、新型ウイルスクラスター発生ですわね」


メリーさん太「……ああ、あれかあ」


ちょい悪令嬢「一応あのシリーズは、できるだけイデオロギーを抜きにしつつも、『米軍基地問題』を重大なるテーマの一つにしているので、とても看過できないのですよ」


メリーさん太「しかも例の新型ウイルス自体についても、現在本作の作者のほぼ全作品において、架空の『大陸風タイリク・フーウイルス』として、大々的にフィーチャーしていることだしね」


ちょい悪令嬢「……ほんと、沖縄においては、基地問題にしろ、ウイルス問題にしろ、領土問題にしろ、いろいろと大変な時に、困ったものですわあ〜」


メリーさん太「──そうよ、何よりも肝心な基地問題と領土問題については、どうするのよ! こんな時に沖縄に潜り込んでいる外国人工作員どもが、ついに『本国からの指令』を実行するために、国内のプロ市民たちを扇動して、各種破壊活動を起こして、更にはそれに呼応して『本国軍』自らも、尖閣諸島を獲りに来たりしたら、おおごとじゃないの⁉」




ちょい悪令嬢「え? それはそれで、むしろ好都合ですけど?」




メリーさん太「はああああ⁉ 何でよ? 在日米軍が弱体化してしまっている今、本格的に軍事行動を起こされたんじゃ、とても対応できないでしょうが⁉」




ちょい悪令嬢「うん? そうかなあ、どちらかと言うと、大陸軍のほうが、致命傷を負うのんじゃないのお?」




メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「実は昨日一日だけで、『女子小学生誘拐未遂事件』と『女子高生痴漢事件』等に関して、『大陸国籍』の人間を逮捕拘束しているのよ? ──つまりこれは、大陸工作員がなりふり構わず犯罪行為に走り、それに対して日本国政府もこれまでの過剰なる2F式『大陸忖度』をやめて、大陸人の工作活動に対する阻止行動に、本腰を入れ始めたと言うことなの」




メリーさん太「……あ」


ちょい悪令嬢「怖い怖い、女子小学生を誘拐って、一体何をするつもりだったのかしらねえ? 日本人スパイとしての育成? 臓器ビジネス? ロリコン売春要員? ──それとも、現在の深刻なる『嫁不足』を補おうと、国家レベルで『近隣諸国女性誘拐』組織でも、存在しているのかしらあ?」


メリーさん太「──ちょっとそれって、洒落にならないじゃないの⁉」


ちょい悪令嬢「ふん、こんなこと、十数年前からわかっていたことじゃないの? 何が『移民法』よ、バカ政府が! ……まあ、今や政府与党の中においても、ようやく目を覚ました議員たちもいるようだから、これからの外国人犯罪の対応には、大いに期待したいところだけど、果たしてどうかしらねえ?」


メリーさん太「いや、すでに現在の状況的に、かなりまずいんじゃないの⁉ もしも尖閣諸島等の上陸侵攻とともに、沖縄を始めとして全国至る所で武装蜂起されたんじゃ、下手すると国そのものを一気に乗っ取られかねないわよ⁉」


ちょい悪令嬢「そんなに慌てなくても、大丈夫ですって」


メリーさん太「だ、大丈夫って、どうしてよ!」




ちょい悪令嬢「こんなこと、いつもの作者の『妄想』以外の、何物でも無いじゃないの? 本気にしたんじゃ、馬鹿を見るだけよ」




メリーさん太「あー……」


ちょい悪令嬢「それにさっきも『好都合』と言ったように、相手さんに本気になってもらったほうが、こちらもってものよ」


メリーさん太「腹をくくれるって、だからこっちもさっきも言ったけど、このように在日米軍が大変な折に、大陸軍に攻めてこられたりしたら、とても自衛隊だけでは防ぎようが無いでしょうが?」




ちょい悪令嬢「それでは、向こうが先に軍事行動を起こしたという『大義名分』のもとで、こちらも『台湾と相互補完的軍事同盟を結ぶ』と言うのは、どうでしょうか?」




メリーさん太「──軍事同盟ですって⁉ しかもよりによって、台湾と⁉」


ちょい悪令嬢「向こうが尖閣諸島等で軍事行動を行った時点で、憲法的にも問題は一切無くなるので、大手を振って自衛隊を出動できますものね」


メリーさん太「いやでも、米軍が万全な状態ならともかく、自衛隊や台湾軍のみでは、あの強大なる大陸軍には、とても太刀打ちできるわけは無いでしょうが?」


ちょい悪令嬢「そりゃあ、自衛隊と台湾軍とが、個別に対応したのでは、『各個撃破』されるだけでしょうけど、小国ながらも両国でしっかりと、勝機は十分ございますわ」


メリーさん太「沖縄方面の自衛隊に、台湾の軍隊が加わったくらいで、そんなに状況が変わるものかなあ?」




ちょい悪令嬢「台湾『一国』と考えずに、『拠点』と考えるのです。台湾島という、日本列島に比べても非常に小さな面積ではあるものの、、大陸軍の侵攻を何とかしのげるほどの、精強に訓練された軍隊が組織されているのですからね。『拠点防衛』としては、むしろ『オーバースペック』とも申せましょう」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「これは、日本国自体にも言えるのですが、確かに質と量との『量』については、大陸軍の足元にも及びませんが、全世界で十指に入るとも言われている実力は伊達ではなく、最新の装備と非常に練度の高い隊員とを、防御面に全振りすれば、島国という絶好な立地とも相俟って、とても簡単には攻め込まれることは無いでしょう」


メリーさん太「そ、そうか、台湾と日本とを単独では無く、連携状態にある二重国家における、複数の『拠点』の集合体だと考えると、台湾島、沖縄、本州、九州、北海道、四国等々において、それぞれに十分な『防衛力』が備わっているわけか!」


ちょい悪令嬢「しかも、日本国内の陸海空の三自衛隊及び、新設の宇宙作戦隊の計四部隊はもちろん、台湾軍とも完璧に連携がとれていれば、大陸軍の兵力も分散せざるを得ず、量的優勢を十分に活かせなくなるって寸法よ」


メリーさん太「それに大陸軍なんて、数だけは多いけど、装備は今や落ち目のロシア軍の旧式兵器だったり、それを自国内での劣化コピーしたものだったりして、最も重要なる空軍を始めとして、質的には救いようの無いほどダメダメぶりですものね」


ちょい悪令嬢「まあ、一度に『億』単位で兵員を、こちらへとテレポートでもさせないと、日本侵略なんて成功する確率は、万に一つも無いんじゃないの?」


メリーさん太「……ちょっと、だったらそれこそ、現在すでに日本国内に潜り込んでいる、大量の大陸人どもが、本国軍の侵攻作戦に合わせて、一斉に破壊工作を始めたりするんじゃないの?」


ちょい悪令嬢「ああ、その点についても、大丈夫よ」


メリーさん太「え、何で? 今や文字通りに掃いて捨てるほど潜入している大陸人たちに、どう対処するって言うのよ⁉」




ちょい悪令嬢「──! 今これを読んでいる、すべての外国人工作員に、プロ市民の皆様。あなた方はすでにすべて、その行動を把握されておりますので、どうぞ十分お覚悟のほどを。……そうでもなければ、昨日の女子小学生誘拐未遂事件において、たかだか防犯カメラの情報だけで、犯人をあれ程迅速に『特定』できるわけが無いでしょうが?」




メリーさん太「そ、そういえば!」


ちょい悪令嬢「『捜査は足がすべて』って、別に『刑事事件』だけでは無く、『防犯』、『保安』、『警備』──そして『公安』等々、警察行政のすべての分野において、言えるわけ」


メリーさん太「こ、公安って……」


ちょい悪令嬢「特に外国人に対しては、都道府県警察本部の公安部のうち各種『外事課』が、対象ターゲットの国籍別に事細かに対応しているので、最近何かと大注目の大陸人に関しては、ほぼ全員完璧に把握されていると思って間違い無いわ」


メリーさん太「……でも、現在の日本の政権与党って、『大陸派』が主流じゃなかったっけ?」


ちょい悪令嬢「あのねえ、司法行政と言うものは、政治的にはなの! 犯罪を起こしたり、国家的騒擾を招いたりしかねない、外国勢力については、政府や各政党のイデオロギーに忖度することなぞ断じて無く、常に徹底的なる監視体制を敷いているの!」


メリーさん太「それじゃあ、最近急に、大陸人の犯罪検挙数が増加したのは……」


ちょい悪令嬢「馬鹿が調子に乗って、尖閣諸島の侵犯を繰り返すものだから、国内の司法当局の警戒度が、俄然アップしたってわけよ。──まあ、完全に自業自得だよね」


メリーさん太「……しかし、この作者がよりによって、台湾との同盟を提案するなんて、驚いたわよね。これまでそんな素振りなんて、見せたこと無かったじゃないの?」


ちょい悪令嬢「実は『艦○れ』の新しい『艦む○』が、最近複数名同時に発表されたんだけど、そのうちの台湾人絵師さんの担当艦に対して、明らかに大陸人と思われる者どもが、大々的にネガティブキャンペーンを展開したの。……言うまでもなく、作者にとっては『マギ○コ』と並ぶ、最大級の『お気に入りフェイバリットゲーム』なんだから、当然のごとく怒り心頭となり、更には最近の尖閣諸島侵犯問題とも相俟って、アンチ勢力主力の大陸人どもを、完全に『敵認定』して、更には『敵の味方は敵』と言うことで、台湾へのシンパシーを増大させたってわけ」


メリーさん太「それってひょっとしなくても、『空母の擬人化に日本式弓道を最初に導入した、軍艦擬人化モノのすべての元祖オリジナル絵師サマ』とも讃えられるべき、例の台湾絵師さんのこと? パクリゲーしか創れない大陸人ごときが、身の程知らずのことするんじゃ無いわよ!」


ちょい悪令嬢「作者のポリシーとしては、内政干渉なんかをするつもりは無いんですけど、現にこうして台湾が独立して存在していると言うことは、先の内戦において完全に屈服したわけでは無く、『中華民国』というれっきとした国家であると言うことなんだから、どこかの大陸国の内政問題ではあり得ないということで、よ・ろ・し・く・ね♫」


メリーさん太「まあ、この作者は以前から、当の台湾絵師さんの大ファンなんだから、正当な怒りよね。──ほんと、大陸の皆様って、この作者を敵に回すことが、大変お上手ですこと。あたしどうなっても、知〜らないっと」


ちょい悪令嬢「何せこの作者ってば、『鬼謀』とも呼び得る、奇抜極まる画期的な軍略を、鼻くそをほじくりながら考えつくことのできる、『天才と何とかは紙一重』の、どちらかと言うと『狂人』のほうの存在ですからねえ、敵に回すと怖いわよ〜」


メリーさん太「鬼謀って、具体的には、どんなのよ?」




ちょい悪令嬢「現段階で、あのロシアを、大陸国軍を相手取っての、周辺諸国一丸となった総力戦において、『味方』に引き入れることができます」




メリーさん太「………………………はあ?」




(以下次回に続く)
















ちょい悪令嬢「──ここで話はまったく変わりますが、ここ10年間における誰もが認める最高傑作魔法少女アニメである、『ま○か☆マギカ』テレビ版全12話が、現在『ア○マTV』において一挙に全話無料配信されております! まだご覧になられたことの無い方は、この機会に是非ともご鑑賞なされることをお勧めいたします!」




メリーさん太「……ちょっと何よ、いきなり本編とまったく関係の無い、『ま○マギ』の配信情報の告知なんかをして?」




ちょい悪令嬢「関係無いも何も、本来本作は【魔法少女編】を行っていたのであって、現在の【沖縄編】はあくまでも、突発的連載に過ぎないんでしょうが?」


メリーさん太「──そういえば、そうだった! すっかり忘れていた!」


ちょい悪令嬢「まあとにかく、せっかくの『ま○マギ』テレビ版全12話一挙無料配信なんだから、一人でも多くの方に見ていただきたいんですけど、今回の【特別座談会】が予想外に字数を食ったせいで、とても詳しい内容を述べることができませんので、こうして必要最低限の情報だけ、取り急ぎお伝えしているのですよ。──何せ、あと一週間くらいで、配信が終わってしまうからね」


メリーさん太「一週間て、今日から二話ずつ見ても、ギリギリじゃないの⁉」



ちょい悪令嬢「……だからこうして、告知しているんじゃないですの? ──ということで、配信内容の詳細及び作者の感想等については、次回以降改めて述べさせていただこうかと思いますので、読者様におかれましても、どうぞご期待くださいませ♡」




メリーさん太「もちろん、『ま○マギ』自体のご視聴のほうも、よろしくね♡」

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