第293話、【PV12万達成記念】わたくし、旭日旗こそは、ラブ&ピースの象徴だと思いますの♡

メリーさん太「──何と何と、本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』がめでたくも、『小説家になろう』様においてPV12万アクセスを達成したことを記念して、今回は全面的に『ラブ&ピース』をテーマにして、いつものごとく【二人座談会】を行いたいかと思います!」




ちょい悪令嬢「ら、ラブ&ピースって……」




メリーさん太「ラブ&ピースと言えば、『ビートルズ』! そしてビートルズと言えば、ジョン=レノン! ──ということで、かの『つっぱりジョン』氏を中心にして、愛と平和について、大いに語っていきますよ!」




ちょい悪令嬢「──いやいやいやいやいやいやいやいやいや、ちょっと待って!」




メリーさん太「……どうしたのです、ちょい悪令嬢さん、冒頭からいきなり、大声を張り上げたりして?」


ちょい悪令嬢「ツッコミどころが多過ぎて、対処に非常に困るんだけど、まず何よりも指摘すべきかと思われるのは、『ビートルズ』とか『ジョン=レノン』とかって、いかにも某まいはまのネズミーランド並みの『デンジャラスワード』については、伏せ字にしなくてもいいわけ⁉」


メリーさん太「大丈夫なの、『ビートルズ』はすでに解散しており、メインメンバーであった当のジョン=レノン氏もお亡くなりになっているので、再結成の可能性は皆無だから、各創作サイトの利用規範における、『現在の実在の人物(やグループ)を登場させるのはNG』には違反していないので、ノープロブレムなの。言わばイ○ングループにおいて、『ジャスコ』という名称については、現時点においては公式に使用していないから、かつて話題を独占したライトノベル作品、『女○士さん、ジャスコに行こうよ』の中において、『ジャスコ』という名称を自由に使用できていたのと、同じようなものなの」


ちょい悪令嬢「そうかあ? ビートルズとジャスコでは、話が違うんじゃないの?」


メリーさん太「そんなことは無いの、ビートルズは今や『ラブ&ピース』の代名詞のようなものだから、もはや固有名詞と言うよりも、『普通名詞』と見なしても構わないの!」


ちょい悪令嬢「……なんか今回いやに、『ラブ&ピース』推しだな?」




メリーさん太「何せ、ビートルの『ラブ&ピース』の精神は、今もなお世界中の人々の間で受け継がれているのであり、それはもちろん、ジョン=レノンさんからご子息のシ○ーン=レノン氏へも、しっかりと受け継がれており、つまりは彼が認めるように、ほん国の誇る『きょくじつ』も立派に、『愛と平和の象徴』ということなの!」




ちょい悪令嬢「──結局、話はそこに結びつくのかよ⁉」




メリーさん太「いやあ、シ○ーン=レノン氏の、お母様由来の大和魂には、心底感服したの。よくぞ日本の一般市民の皆さんが言えなかったことを、見事に代弁してくれたの!」


ちょい悪令嬢「この作品の、『旭日旗』推しは、一体何なのよ……」




メリーさん太「え? そりゃあ、実は最近の日本における旭日旗には、軍国主義どころか愛国主義的な意味すらもほとんど無いことを、アピールするために決まっているじゃないの?」




ちょい悪令嬢「──なっ、旭日旗が、軍国主義でも愛国主義でも無いって、だったら一体、何だというのよ⁉」


メリーさん太「……一言で言ったら、『ノリ』?」


ちょい悪令嬢「の、ノリって、何じゃそりゃ⁉」




メリーさん太「そもそも、スポーツの応援なんて、『悪ノリ』の代名詞みたいなものじゃない? 外国の人たちだって、自分の顔に国旗のペイントなんかしてさあ。別にそういったことをしている人たちが全員、ナショナリストというわけじゃないでしょう? 旭日旗も同じことよ。少しでも派手に応援をしたいんで、普通の日章旗ヒノマルよりも断然目立つ、旭日旗を使ってみようと思っただけなんじゃないの?」




ちょい悪令嬢「──っ」


メリーさん太「スポーツの応援なんて、目立った者勝ちだし、ある意味ストレスの発散の場所でもあるしね。いかにも勇ましい旭日旗を、『悪ノリ気分』だけで使おうと思ったところで、何も不思議は無いでしょうが?」


ちょい悪令嬢「……確かに、普通に考えて、旭日旗を使うのに、軍国主義とか愛国主義とかいった堅苦しいことを抜きに、『目立ちたいから』とか『とにかく騒ぎたいから』といった、『ノリ』的な理由のほうが、むしろしっくりとくるわ」


メリーさん太「それなのに、いちいち目くじらを立てて、『侵略戦争や植民地主義の象徴だ!』なんて騒ぎ立てるのは、見当違いもいいところなの」


ちょい悪令嬢「そうよねえ、こっちがただ気持ちよく騒いでいるのに、いきなりわけのわからないいちゃもんをつけられたりしたら、誰だって気分を害してしまうわよ」


メリーさん太「もちろん、そのクレームが正当であれば問題は無いんだけど、誤った歴史認識に基づいた『言いがかり』でしかないから、いい加減にしてもらいたいところなの」


ちょい悪令嬢「でも旭日旗って、かつては『軍旗』──すなわち、侵略行為かどうかはともかく、軍事行動全般の象徴であったことは、間違いないんでしょう?」


メリーさん太「そんなことは無いの、旭日旗というのは読んで字のごとく、太陽の光り輝く様を象徴しているのだから、まさしく『めでたさ』そのものであり、古くから『縁起物』として扱われてきたのであって、その延長線上で日章旗が日本の国旗となり、旭日旗が陸軍と海軍の軍旗となっただけの話なの」


ちょい悪令嬢「……まあ、軍のシンボルに『めでたさの象徴』を設定するのは、極ありきたりなことだしね」


メリーさん太「もちろん日本軍自体も、他国の侵略や植民地化のために創設された軍隊なぞではなく、むしろ自国よりも大国のしんやロシアと戦って、東アジアの平和と独立を守ってきたのであり、よって旭日旗こそはまさしく、『ラブ&ピース』の象徴と言っても過言ではないの!」


ちょい悪令嬢「──いや、それは明らかに過言だよ⁉」


メリーさん太「現在の某反日国家に対しても、別に植民地化したわけではなく、世界中に認められて、『併合』しただけに過ぎないの」


ちょい悪令嬢「と言うことは、少なくとも第二次世界大戦に至るまでは、日本軍は侵略戦争を行っておらず、当然旭日旗も『侵略の象徴』というわけでも無かったんだ」


メリーさん太「第二次世界大戦についても、戦後数多くのアジア諸国の独立を促すことになったのだから、むしろ『植民地解放の象徴』であったとも言えて、やはり旭日旗は『ラブ&ピース』の具現であることは否定できないの!」


ちょい悪令嬢「ううっ、そう言われてみれば……」


メリーさん太「シ○ーン=レノン氏のような、アメリカ国籍の方が、我が身を省みずに『旭日旗』擁護を行ってくれたのに、これ以上当の日本国民たちが黙っているのは、情けない話の! むしろ日本国民であればこそ、ビートルズ直系のアーティストお墨付きの、『ラブ&ピース』の象徴である、旭日旗に誇りを持つべきなの!」


ちょい悪令嬢「そりゃあ、国旗の一種のようなものなんだから、誇りに思うのは当然だけどね」




メリーさん太「と言うか、何度も何度も言っているように、オリンピックを観戦するような場合には、難しいことなんかごちゃごちゃ考えること無く、『ノリ』だけに身も心も委ねればいいの! あなたが振りたければ、日章旗だろうが旭日旗だろうが万国旗だろう大漁旗だろうが、思う存分振ればいいの! そこに難しい理屈なんて、まったく必要無いの!」




ちょい悪令嬢「い、いや、ノリって言っても、ノリで国際問題が解決できたんじゃ、苦労はしないと思うんだけど……」


メリーさん太「大丈夫なの、問題は旭日旗自体ではなく、国際社会における、『日本人としての在り方』のほうなのだから」


ちょい悪令嬢「へ? 日本人としての在り方って……」


メリーさん太「実を言うと、これまでサッカーの試合等で持ち込まれた旭日旗は、日の丸の位置が若干左側に寄っている、いわゆる『海軍旗』なの」


ちょい悪令嬢「ええっ、それでは完全に『軍旗』ということになって、まずいのでは?」


メリーさん太「ところがどっこい、この旭日旗は現在においても、『海上自衛隊』で公式に採用されており、自衛隊と言えば『専守防衛』を旨とする、『ラブ&ピース』の(文字通りの)組織なのであり、けして他国を侵略するための暴力組織なぞではなく、よって『旭日旗』も軍国主義の象徴なんかではなく、某半島の反日国家や北の将軍様国家以外は、何と第二次世界大戦における最大の敵対国家であったちゅうごくやアメリカをも含む、世界中の国々から認められているの」


ちょい悪令嬢「そうよね、問題は旗ではなく、それをシンボルとする国家や国民自身の『在り方』のほうなんだよね。もしも海上自衛隊が、ナショナリズムに傾倒した反動主義的暴力装置に過ぎなかったら、旭日旗に対しても世界中から反感を集めていただろうけど、創設以来優に数十年間にわたって、自国及び世界の平和を守り続けてきた、海上自衛隊のシンボルである旭日旗は、まさに『ラブ&ピース』の象徴とも言えるよね!」


メリーさん太「それは現ドイツ軍のシンボルである、『鉄十字タッツェンクロイツ』についても言えるの。この紋章は第二次世界大戦中も使用されていたけど、ナチス党のシンボルである『鉤十字ハーケンクロイツ』とは違って、純粋に国防軍の象徴だったのであり、ドイツ軍自体が日本の自衛隊同様に、戦後数十年にわたって平和の軍隊であり続けていたからこそ、ナチスの最大の被害者であったロシアやユダヤ人国家のイスラエルを始めとする、世界各国からも認められることになったの」


ちょい悪令嬢「そのような日本やドイツの不断の努力を認めようとはせず、自分の国の卑怯極まる蹴鞠サッカー選手ごときの、苦し紛れの責任逃れの虚言を鵜呑みにして、無礼千万ないちゃもんばかり付けてくる、某反日国家って、一体何なのでしょうね?」




メリーさん太「──そんなこと、気にする必要は無いの! 日本や自衛隊の不断の努力は、今や世界中のほとんどの国が認めるところであり、旭日旗が『ラブ&ピース』の象徴であることは、もはや公然の事実なの! 努力すれば報われるのであり、これこそが『世界の真理』なの!」




ちょい悪令嬢「そうよね、戦後の日本の努力があってこそ、現在の平和と繁栄があるんだから、日本国民の皆様は、何一つ卑屈になることなど無く、これからも胸を張って、自分の国や旭日旗のことを、誇りに思っていくべきだよね♡」

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