第67話、わたくし、『異世界裁判長』になりましたの。【NAISEIの功罪】(その4)

ちょい悪令嬢「──今回も前回に引き続き、本編の【反乱貴族編】に対する『異世界裁判』の審議を、わたくしこと『ちょい悪令嬢』を『裁判長』として、いつもの量子魔導クォンタムマジックチャットルームより、いつものメンバーを『陪審員』としてお迎えしてお送りいたします! ──皆様、よろしくお願いいたします!」




陪審員一同「「「よろしくー!」」」




ちょい悪令嬢「さて、本来なら今回は、③『なぜに「転生者」の横行に対して常に目を光らせているはずのホワンロン王国当局が、反乱貴族たちが「NAISEI」によって力を蓄えながら陰謀を巡らせていたのに気づかなかったのか?』について述べる予定でございましたが、前回一部概略については触れたものの、②『いかにも個人的理由によって行われている『NAISEI』が、本当に異世界全体に利益を与えることができるのか?』についての論議のほうも、少々不十分かと思われましたので、まずはこれについて改めて詳細に語り合ったのちに、③とそれに絡めての『自分の周りの人たちが次々と、「別の誰か」に成り変わっていく恐怖』について討議して行こうかと存じますので、読者の皆様におかれましても、何卒ご了承のほど、よろしくお願いいたします」


かませ犬「……確かにな、前回は②と言っても、『NAISEIについての傲慢さ』を中心に述べただけだからな」


メイ道「結論としては、上から目線で『NAISEI』を押し付けられなくても、異世界の魔法科学技術だけでも、十分に立ち行けることを宣言いたしましたけど」


真王子様「『NAISEI』が、まったく役に立っていないのか──少なくとも転生者本人としては、異世界人の豊かさの向上のために行っているのか、否かについては、十分に検証していなかったからな」


ジミー「結論はすでに出ているようなものとはいえ、『転生者』たちが異世界全体の利益の向上をもちゃんと視野に入れて、『NAISEI』を行っているか否かは、『NAISEI』の存在意義自体を、大きく左右するものね」


妹プリンセス「改めて討議し直す価値は、十分あると言えるでしょう」


ちょい悪令嬢「──ということで、陪審員の皆さんの賛同も得たことですし、早速討議に入ることにいたしましょう!」


かませ犬「まず何と言っても、『転生者』たちが、何を目的として、『NAISEI』を行っているかだよな」


メイ道「ああ、それはほとんどの作品において、ほぼ決まっています。──皆様ようくご存じの、『異世界という新天地で、今度こそ真に気ままなスローライフの実現♡』ですよ」


真王子様「はあ、スローライフだあ? あんなに上昇志向をむき出しにして、血眼になって下克上を目指していてか? 特に今回の本編においては、『転生者』同士で徒党を組んで、実際に『王都占拠』と『王権簒奪』までしでかしやがったぞ⁉」


ジミー「何かねえ、『せっかく八男坊に生まれたんだから、家督を継がずに自由気ままに暮らしましょう』とか、『貴族のみの高貴な趣味である読書を、一般庶民にまで広げましょう』とかいった、いかにものんきな目標を掲げながら、得意の『とにかく何が何でも異世界を見下す傲慢さ』を発揮して、『でもでもそんな素敵なスローライフを、現在の文化の遅れた異世界では実現不可能だから、内政改革──いわゆる『NAISEI』が必要だわ。もちろんそれができるのは、我がドイツ第三帝国が誇る優れたアーリア人種──じゃなかった、「ゲンダイニッポンからの転生者」であるこの私だけだから、まずは「ゲンダイニッポンの知識や技術」を駆使して、異世界征服をいたしましょう♡』なんていう、どこかの頭の狂った独裁者みたいな考え方に行き着くってわけなのよ」


妹プリンセス「……うわあ、『スローライフ』を謳っているWeb作品がほぼ例外なく、なぜかどこかの『幼女な戦記』顔負けに、領地拡大闘争に次ぐ闘争を続けて、インフレ的『下克上』路線を貫いているのには、そんなイカレたバックグラウンドがあったわけなのですねえ。──ひょっとして『スローライフな異世界転生』作品って、『わ○闘争』をライトノベル化したものでしたの?」




ちょい悪令嬢「──いやあ、いつものごとく非難囂々ですが、それで皆さん、肝心な点についてはどうですか? 確かにあくまでも『個人的欲望』に基づく、『飽くなき下克上』の繰り返しとはいえ、それが結果的に何らかの形で、『異世界全体の利益』に結びついているのであれば、『NAISEI』なるものにも、一応の価値を見いだせるのですが?」




かませ犬「いや、それは無理だろう」


メイ道「『スローライフを実現したい』なんていう個人的願望のために、何で地方貴族領の改革──ひいては、国家や異世界全体の改革に手を出そうとするのでしょうねえ……」


真王子様「だったら大人しく自分一人だけで、山奥に隠遁して仙人にもなればいいのに」


ジミー「自分の個人的『スローライフ』を目標にして、例えば一地方貴族領の政治や経済の改革に乗り出したりしたら、けしてその領内だけの話で済むはずはなく、周囲の貴族領主との軋轢や、ひいては国家そのものに政治経済的悪影響を及ぼす可能性が大いにあって、結果的に戦争や経済危機によって、領民を不幸のどん底に陥れることだってあり得るのにねえ」


妹プリンセス「特に馬鹿の一つ覚えみたいに、異世界に『楽市楽座』制度を持ち込んできて、悦に入っておられるけど、あれって時代背景や地域状況を度外視して、常に成功するとは限らないでしょう。とにかくあの手の作品ときら、『机上の空論』ばかりを御都合主義的に成功させるといった、もはや失笑すら出ないワンパターンな展開の繰り返しでしかなく、もううんざりしてしまいますわ」




ちょい悪令嬢「……『御都合主義ばかりの机上の空論』ですか、同じ『異世界転生』や『異世界転移』を扱った作品でも、昔は違ったのですけどねえ」




かませ犬「え、そうなの?」


メイ道「ああ、『昔』って言うことはもしかして、『異世界転移』ラノベの元祖的作品である、『今日からマのつく自由業!』のことではないですか?」


真王子様「おお、確かにあれは素晴らしかったな!」


ジミー「特に注目すべきは、この裁判コーナーにおいても話題に上った『奴隷の解放』について、地球のアメリカから『異世界転移』してきた女性キャラが、けして金や権力やチート能力を使ったりせずに、自分自身も奴隷階級に身を堕としつつ解放戦線を組織して、地道に改革に取り組んでいることですよね!」


妹プリンセス「一応『冒険者』としてのテクニックを使ったりもしていますけど、彼女は元々アメリカにいた当時から冒険者だったのであり、異世界転移した途端チート能力として与えられたとかいった、御都合主義では無いんですよね!」




ちょい悪令嬢「大体意見は出揃ったようですが、やはり否定的なものばかりでしたね。もはや改めて下す必要もないかと思われますが、いよいよここで今回の判決を──」




かませ犬「──いや、ちょっと待ってくれ」




かませ犬以外の全員「「「──⁉」」」




ちょい悪令嬢「……何でしょう、かませ犬さん? いくら『ツッコミの鬼』のあなたでも、さすがにここで物言いクレームがつくとは思いませんでしたけど」


メイ道「そうですよ、今回はあなた自身も、最初から最後まで、きちんと討議に参加されていたではございませんか?」


真王子様「まあ、一応大筋では、我々と同意見ということだと思うけど……」


ジミー「それに付け加えて、何か特に言いたことでもあるわけなの?」


妹プリンセス「……せっかくいい感じでまとめようとしたところに水を差したんだから、つまらない『揚げ足取り』なんかだと、許しませんわよ?」




かませ犬「──ああ、もちろんだ。今回の審議の欠点を象徴する言葉──というか、むしろもっと審議を続けるための、『鍵となる言葉キーワード』として、あえて俺は、『な作品をに批判するなら、むしろ更にに踏み込んで、結論づけようじゃないか』という方法論やりかたを、ここで提言しようと思うんだ」




ちょい悪令嬢「…………はあ? 何ですその、『一方的』祭りは?」


かませ犬「順を追って説明するとだな、そもそも俺たちは、現在の『異世界転生』系の作品が、あまりにも『ゲンダイニッポン人』の視点に偏っていることを批判したわけじゃないか? その際の何よりの基本姿勢ポイントとしては、『あくまでも異世界人としての立場に立って』の批判を心掛ける──だったよな?」


ちょい悪令嬢「……ああ、つまり、それもまた、『一方的な姿勢に過ぎない』と、言われるわけですね?」


かませ犬「まあ、それもそうなんだけど、普通その場合、自分たちまでも『ミイラ取りがミイラになった』のを反省して、今度は『ゲンダイニッポン』側の立場に立って、考察をし直すってのがセオリーなんだろうけど、あえてそうせずに、更に一方的に攻めようって言っているんだ」


ちょい悪令嬢「はあ?」


かませ犬「言わば、『NAISEI』なんかを始めとして、『異世界転生』モノのお約束が、Web小説として『ゲンダイニッポン人』にウケるのは、当然それが『ゲンダイニッポン人』にとって、都合のいいように書かれているからだよな?」


ちょい悪令嬢「ああ、うん、それはそうですよね」


かませ犬「だったらいっそのこと、『異世界転生者』は、『NAISEI』その他の行動を起こして、『スローライフの実現』等の、自分の『願望』の成就を目指せば、当然異世界に受け容れられて、周囲の異世界人との軋轢も極力生まず、ぐっと実現可能性が跳ね上がるし、しかも俺たちとしても文句は無くなるわけだ」


ちょい悪令嬢「あー、そういうことですかあ。うんうん、お話はわかりましたけど、そう簡単に行きますかねえ……」


かませ犬「確かに他の作家様の、これまで通りの『異世界転生』作品では、ちょっと難しいかも知れないけど、実は本作に限定すれば、非常に実現可能性が高いんだよ」


ちょい悪令嬢「へ? どうしてです」




かませ犬「忘れちゃ困るなあ、この作品の『異世界転生者』って、他の作品のように、本当に『ゲンダイニッポン人』が生まれ変わっているんじゃなくて、生粋の異世界人に集合的無意識を介して『ゲンダイニッポン人の記憶と知識』がインストールされているだけで、一見その言動は『転生者』っぽくなるものの、あくまでも正真正銘生粋の異世界人に過ぎず、彼の願望はすなわち、『純粋に異世界人としての願望』そのものだから、一般のWeb作品の自他共に認める『ゲンダイニッポン人の魂を有した転生者』なんかと比べれば、当然のごとく他の異世界人に賛同を得やすいものになり得るわけなんだよ」




かませ犬以外の全員「「「──あっ」」」




ちょい悪令嬢「た、確かにそうでしたわね。あくまでもこの作品に限った話ですが、『スローライフ』とか『本作り』とか、いかにも個人的な願望のくせに、ふざけた『NAISEI』なんかに手を染めて、政治経済体制を急変させたり、下手すると反乱や戦争を起こしたりしているのも、れっきとした異世界人が、異世界人ならではの願望のために、異世界の社会システムに働きかけているだけでしたっけ」


かませ犬「な? それを踏まえると、普段からいろいろと思うところがあろうとも、少なくともこの場においては、ちょっとだけ違う目で『転生者』のことが見られるだろう?」


ちょい悪令嬢「ええ、ええ、おっしゃる通りです。──そしてそれは、別に本作に限らず、他の作家様の作品の『転生者』に対してだって、同じことなのですよね」




かませ犬「その通り! 本人はあくまでも自分のことを『ゲンダイニッポンからの転生者』だと信じ込み、いかにも自分勝手な願望を実現しようと、異世界に対して迷惑ばかりかけているようだけど、本作ならではの『視点モノノミカタ』に立脚すれば、本人の認識はともかく、一度異世界に生まれ直せば、生粋の異世界人以外の何者でもなく、その行動は自分のためだけではなく、今や自分自身にとっての唯一絶対の現実世界である、異世界のためになるものと信じている──と、見なしてやるべきなんだよ」




ちょい悪令嬢「──素晴らしい、素晴らしいですよ、かませ犬さん! まさに、『目から鱗』です!」


メイ道「……まさか、あのかませ犬さんから、このような立派なお言葉を聞く日が来ようとはっ」


真王子様「うんうん、他人様の作品を一方的に断罪するなんて、そもそも赦されるわけがないよな」


ジミー「しかもこれまで散々異世界人の立場に立って批判しておいて、むしろ同じく異世界人の立場に立ってこそ、必ず『望ましい面』も見いだせるはずだという、そのコペルニクス的発想! 見直したわよ、かませ犬!」


妹プリンセス「何か一方的な審議になりそうだったところ、ぐっと厚みが出ましたわね」




かませ犬「……いや、慣れないせいか、このように真正面からべた褒めされると、むしろ面映ゆくて、むずむずするんですけど」


ちょい悪令嬢「いえいえ、今回のご意見は、誰もが手放しで賞賛せざるを得ませんよ! ──して、『転生者』が己の願望を、真に異世界に利益を与える形で実現する仕方とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?」


かませ犬「うん、これに関しては、一言で言えば、『メタにはメタを』に尽きるんだ」


ちょい悪令嬢「は? メタって……」


かませ犬「ここからはぶっちゃけ、かなりメタっぽい話になるけど、最後まで聞けば納得してもらえると思うから、とりあえず聞いてくれや」


ちょい悪令嬢「は、はあ、それは、構いませんけど……」


かませ犬「そもそもだな、『スローライフ』とか『本作り』とか、極個人的な願望のために『NAISEI』なんておっぱじめて、異世界において政治的経済的に、良くも悪くも多大なる影響をもたらす──といった内容の『異世界転生』物語が、『ゲンダイニッポン』においてウケているのは、読者の皆様がWeb小説の中でも、『NAISEI』はもちろん、『立身出生』や『下克上』や『ざまぁ』や、下手すると『戦争』や『インフレバトル』等々を扱った作品が、大好きだからなんだ」


かませ犬以外の全員「「「──ちょっ、身も蓋もない⁉」」」




かませ犬「いや、これは非常に真面目で重要な話なんだ。結局Web小説と言っても、他のジャンルの創作物と変わらず、面白ければ正義であり、読者様を始め出版界全体に受け容れられたら勝ちなんだよ。たとえ異世界人の立場に立てば、百害あって一利なしの『NAISEI』であろうとも、『ゲンダイニッポン人』の嗜好からすれば、この上もない有益なものとなるのさ。そうすると我々が指摘したように、『転生者の個人的願望に基づくNAISEIなんて机上の空論に過ぎず、異世界にとって利益は何も無い』という意見は、黙殺されてしまうだけなんだよ」




かませ犬以外の全員「「「──っ」」」




かませ犬「──だったら、どうすればいいのか? どうすれば、真に異世界にとって、利益を生み出すことができるのか? ──言ったろう? 『メタにはメタを』って。そう、文字通り、『異世界転生物語を作成すればいい』んだよ♡」




かませ犬以外の全員「「「はあ⁉」」」




ちょい悪令嬢「……ええと、かませ犬さん? それって一体、どういうことでしょうか?」


かませ犬「一言で言えば、おのおのの『転生者』たちが、実際に『NAISEI』を行うんじゃなく、まさしく『ゲンダイニッポン』のWeb小説そのままに、『自分たちがNAISEIを行う』を創ればいいってことさ」


ちょい悪令嬢「何言っているんですか! 頭は確かですか⁉ 小説に書いただけで、『スローライフ』とか『本作り』とかが、この異世界で実現するわけがないでしょうが⁉」


かませ犬「それがそうとも、言えないんだなあ〜♫」


ちょい悪令嬢「ふえ?」


かませ犬「聞くところによると、例の地方貴族の七男坊か八男坊を主人公にした作品、『ゲンダイニッポン』で大ウケしていて、今度アニメになるそうじゃないか?」


ちょい悪令嬢「うっ」


かませ犬「だったらこの異世界においても、同じだけの人気が──いや、むしろ同じ異世界人が読者だから、より親近感を得て、爆発的大ヒットも夢ではなく、もちろんメディアミックス展開も十分望めて、印税その他の莫大なる収益でウハウハとなり、『スローライフ』だって余裕で実現できるんじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「うぐっ、確かに否定できませんわ……」


かませ犬「『本作り』のほうなんかも、言わずもがなさ。『ゲンダイニッポン』以上に電子書籍化が進行している、この量子魔導クォンタムマジックワールドだけど、まさしく『ビブリオマニア的な下克上物語』こそが、今となってはその内容の希少性ゆえに大ウケして、結果的に『紙の本』が見直されることになって、今更異世界においても大流行して庶民でも安価に手に入るようになり、『転生者』である彼女自身の夢が叶えられるって寸法さ」


ちょい悪令嬢「……そ、それも十分、あり得るような」




かませ犬「そもそも『ゲンダイニッポン』において、例のWeb作品が殊更にウケて、Webやラノベのランキングどころか、一般文芸の年間ランキングの上位に席巻することができたのも、何よりもこのWeb小説大躍進の時代に、あえてWeb小説によって『紙の本』の素晴らしさを訴えることで、出版界そのものからの覚えがめでたくなって、当然評論家や書評家から大絶賛されることになったという経緯だって、十分あり得るんだから、自分の夢を叶えるのに、実際に行動を起こすよりも、その『夢を叶える小説を書く』ことこそが、少々遠回りでも、本当に夢を叶えてくれることだって、十分あり得るってことなのさ」




ちょい悪令嬢「……すごい、すごいですよ、かませ犬さん。まさしくすべてのWeb小説家に対する、大礼賛リスペクトではないですか!」




かませ犬「確かにこの『異世界裁判』においては、他人様の作品に対する批判めいたことも、いろいろ言ったけど、あくまでもその対象は、『異世界転生者』なのであって、作品自体を批判するものじゃないんだ。むしろどんな内容であろうと、小説というもの自体は、真に人の夢を叶える切っ掛けとなり得る、この上もなき素晴らしいものに違いないんだよ」




ちょい悪令嬢「──とまあ、かませ犬さんが綺麗に締めてくださったところで、今回はお開きにさせていただこうと思います。そして次回こそは、前回の最後に予告しておりました、結局今回もまったく言及することがなかった、『なぜに「転生者」の横行に対して常に目を光らせているはずのホワンロン王国当局が、反乱貴族たちが「NAISEI」によって力を蓄えながら陰謀を巡らせていたのに気づかなかったのか?』と、『自分の周りの人たちが次々と、「別の誰か」に成り変わっていく恐怖』について審議する予定ですので、読者の皆様におかれましても、今度こそどうぞよろしくお願いいたします♡」












?「……あたし、メリーさん。今回も最後まで放置されっぱなしだったけど、本当にあたしの出番はあるのかしら?」

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