A girl fighting punishment
綺凛
プロローグ兼第1話・走る少女
西暦2124年、とある少女が目を覚ますと、そこには、現在の日本ではありえない光景が広がっていた。
そこは、燃えさかる車、今にも崩れてきてしまいそうなビルの壁などの、荒廃してしまった世界があった。
見渡す限り人影はなく少女は、人が見つかるまで探し回った。
「 誰か〜、誰か居ませんか〜、」
(なんで、なんで誰も居ないの...どうしてなの、)
何度、大声をあげて叫んでみても、やはり、誰も居ない。
そこでやっと少女が、とある事に気が付いた。それは、この世で存在しているのは、少女1人だけであるという事に、
すると、少女は1人しかいないのだからと、やりたい放題しました。まず初めに少女は、スーパーに行き食べたい物を食べたいだけ食べて、着たい服好きなだけ着まくり欲しい物を全てあさりまくりました。次の店に行くべく少女はスーパーを出ました。
すると、突然 人影が現れたのです。
( あぁー、やっぱりいるじゃない。私以外にも人が...)
だが、少女のガッカリした気持ちが一瞬にして恐怖にぬり変わったのです。
なぜなら、少女の目の前には到底、人と呼べるような者は居なかったからである。
それは、顔の半分が焼き爛れ、左腕は肘から先はない。ゾンビのようでゾンビではない化け物がそこには存在していた。
少女は一目散に走って逃げた。コレが、好き勝手した事に対する天罰ではないかと考える間もなく。そして、何処にあの化け物がいるとも知れず、ひたすらに走って走って走り続けました。
少女がふと、後ろを振り返って見てみると、初めは1体しかいなかったはずの化け物が2体になっていた。だが、少女は走り続けた。
なぜなら、少女には、戦おうにも戦うすべがなかったからだ。すると、走り続けている少女は、灯りのついた家を発見しその家に飛び込むのだった。
次回、第2話・謎の少女
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