ここ2週間ずーっとJS向けのマンガばっか読んでていまようやく1つ分かった。女子の行動の基本原理は『ほしい、羨ましい』だ。話はすべてそこから始まってる。


すくなくとも『等身大』のキャラクターを生みだすための共感ポイントとして、『(お金はないけど)あるものがほしい、みんなと同じものがほしい、あの人がもってるものがほしい』は強烈な共感ポイントになる


子供にとってもっと身近な葛藤は、『お金がないのに、ほしい』だと思うんだよな


男性的向けのマンガは、外へ行ってなにかを獲得する物語(の傾向)なのに対し、女子向けは、いかに自分に身近なキャラクターが日常のなかにある波を乗り越えていくか?みたいなところがある気がするから、登場人物に感情移入させる工夫に関しては凄まじいものがある


ぼくはお笑い大好きなんですが、友人と『女性お笑い芸人はおもろくない』みたいな話をするんだけど(もちろん好きな女性お笑い芸人もいる)、男性お笑い芸人のネタが『日常の先にある非日常』であるのに対し、女性は『笑える日常の一部』みたいなネタの傾向があると思うんよ


これを補足するなら、

ありそうでない(夢) ものが好きなのが男 ありえないけどあったらいいな

なさそうである(現実) ものが好きなのが女 ありえなさそうだけどありえる



どちらがすぐれているとかそういう話ではなく、『そもそも何に興味があるか?』ってところに間違いなく性差はあるんだよな。

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