第7話 秋のグルーヴ 

さだこの奴、自分のブログに 10月はたそがれの国 だなんて、えらく古い SFのタイトルを持ってきてやがった。


作曲担当のこっちとしても負けてはいられないぜ!


よく論争するんだけれど、いわゆるグルーヴって何のことなんだろう?


意外に明確な回答は無いみたいなのだ、そのくらい判然としない生理現象なんだよな、作曲あるいは歌唱、そして演奏そのそれぞれにグルーヴって存在してるんじゃないだろうか?


歌詞なら歌詞で、どっちの言葉を選んだらいいのかな?なんて、アイツはよくこの俺に言う、なら、それだって立派なグルーヴだろって。


するってえと、グルーヴというものは、ある種の魂のゆらぎ、迷いの類いではないだろうか?


そんな思いを呻吟しながら、(いけねえ、さだこの影響でこんな骨董語?が飛び出てきちまう、)

波に向かって ア それ、 ♪アッつまれ~ 仲間たち~♪


ギターをそぞろつま弾いて(←ああっまたっ いけねえ いけねえ もういけねえ)



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