just ordinary ただのひと
@tusabeaqui
序章
「おはようございます。ご利用ありがとうございます。」
駅員は利用客にむかって改札の窓口で挨拶をしている。改札を通った人全員に挨拶はしておらず、誰に挨拶をするのかは駅員のみぞ知る世界である。誰も返事はしない。
私が挨拶を返したらさぞぎょっとするだろうな。
何の気もなしに、決意というには大げさすぎるぐらいのことを心に決めた。挨拶されたらしかえしてみよう。しかし、実現する日はとうとう来なかった。
これは私が最寄り駅の駅員に挨拶される日までの記録と独白である。
just ordinary ただのひと @tusabeaqui
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。just ordinary ただのひとの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
コメント欄新作/@0pj329512
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
子供のまま、大人になってしまいました。最新/星咲 紗和(ほしざき さわ)
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 15話
学習障害と知的障害の違い、伝わる誤解最新/星咲 紗和(ほしざき さわ)
★5 エッセイ・ノンフィクション 連載中 15話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます