第5の殺人
「3人はXに殺されてしまったのか」
俺は呟いた。
「いや!理由はわからんけど、桂警部、将軍、二歩は殺し合いをしてしまったんや!」
金成はいう。
「これは呪か・・この島は呪われてますううう。もうみんな殺されますうううううう助けてえええ」
豚先生は錯乱した。
「おちつけや・・・・・・・やからな」
金成は豚先生の肩をきつく捕まえ、豚先生の耳に口を近づけて、そっとささやいた。
「ぶひゃ!!」
そして、豚先生は叫びながら走ってどこかに行ってしまった。
「なんや!急に豚先生が飛び出してどこかに行ってしもうたわ!はよ追いかけな!」
「僕は豚先生を呼び戻してくるわ」
船長は走って豚先生を追いかけていった。
「おい単独行動はよせ。Xに殺されるぞ」
俺は船長を止めようと声を発しても船長は無視して行ってしまった。
俺と二歩、竜馬、金成は部屋で待機することにした。
「ぶひゃひゃひゃあー!」
「やめろ!」
部屋の外から叫び声が聞こえた。
「やはり追いかけて合流した方がええと思うわ!何かあったかもしれへん」
「行くぞ!」
俺は全員に呼びかけた。
4人は一緒に声のした方向に向かった。
俺以外の3人には銃を持たせた。
玄関口では船長が剣で切り殺されいた。
豚先生は放心状態でいた。
俺は金成、二歩、竜馬より先に豚先生に駆け寄った。
豚先生の隣には玄関で飾ってあった剣が落ちていた。
Xが来て船長だけを殺して行ってしまったのか。
錯乱して豚先生は船長を殺してしまったのか。
「豚先生・・・何があったんだ・・・・」
「Xが来た・・・Xだあああああああ」
豚が叫んだところで、銃声が後ろから聞こえた。
「ぶひゃ・・」
豚先生の眉間を打ち抜かれ死んでしまった。
だれが撃ったのか振り返ろうとするともう一発の銃声が聞こえ意識を失った。
そして、真っ暗になり俺は死んだ。
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