PROGRESS ~一度滅びた世界から~

白井クロ 只今考案中

プロローグ

 時は、21世紀半ば



「第三次世界大戦」それはあまりにも突発的に始まり、あっさりと終焉を迎えた。



 原因となったのは、日本のであった。


 日本の領地は他国と比較して、ずいぶんと小さなものであったが、

 21世紀初頭に国民の意識改革がなされ、技術者がに激増したため、


 食料は

 全自動のプランテーション農業の確立による食料の安定化に加え、

 すべての栄養素を兼ね備えた野菜が開発されたため、であり、


 軍事力も

「万が一に備え、他国から国を守る」という名目で大量に核兵器や

 特殊な乗物が製造され、さらには、まだ他国は開発段階である宇宙兵器の開発が

 殊更、推し進められた。衛星を利用した爆撃ができるようなものまでつくられ、


 へと変貌して見せた。


 そして


 日本政府はその力を使ってみたいという好奇心と、世界を統合し、全てが管理された完璧な世界を創り上げなければという強大な力を持ちすぎたが故の使命感から、突如世界各地に攻撃を仕掛け、世界各地を占領しようとした。


 争いは  日本VS世界の国々  という形だ。


 これが、第三次世界大戦の幕開けであった。



 第三次世界大戦は一次、二次とは大きく異なり、主にドローンや遠隔操作可能の

 機械での争いで、人間が兵力にはならなかった。


 しかし、変わらぬこともある。それは、人間が大量に死ぬとういうことだ。


 それも、今までとは比べ物にならないほどに…


 日本の当初の目的は世界各国を占領することにあったが、

 計画性の薄さから、思いのほか苦戦した。

 そのため、日本は占領から武力による鎮圧へと指針を変えた。


 日本の軍事力は圧倒的であったため、すぐに大半の国々は焼野原と化したが、


 残りの国々から無数の攻撃を受け、



 日本は壊滅状態となった。



 しかし、残った宇宙兵器を使い日本は最後の反撃をした。



 そして、日本はこの戦争に勝利した。



 しかしながら日本は、勝利といえるような状態ではなかった。





 残された人口は約10万人





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