第8話 世界平和を求めて

世界平和


ほぼすべての人類が求めていると思われる夢である。


いま世界が平和なのは核兵器による軍事バランスのおかげであるという内容がユヴァル・ノア・ハラリのホモ・デウスに書かれている。


そんなことはないのだという方は山のようにおられるだろう。


そんな危険な兵器が世界を平和にするわけがない!!


その通り、とても危険な状態なのである。


冷戦時代、あと一歩で核戦争になりかけたことがあることはアメリカの資料で残っている。もし起きていたらアインシュタインの言ったように第三次世界大戦は石器時代と同じようなことになっていたかもしれない。


この状況は今もさして変わらないと思っても良い。


大国は核兵器を持てば絶対に手放さない。


世界には核兵器を手放した国が存在する。


残念ながらその国はその後、アメリカからの経済制裁をされあまりよくない状況に追い込まれた。


どうやら世界と渡り合うには軍事力がない国はいじめられるようである。軍事力とは核兵器のことだ。核兵器以外の戦車や戦闘機は確かに強いが最終的にものを言うのは絶対的な破壊力である。


核兵器の恐怖は日本という国でしっかりと実験され今や日本に落とされた数倍以上の威力を持つ核がバスケットボールぐらいのサイズで存在する。それをミサイルに取り付ければ核兵器の出来上がりである。


世界の国は自国に打ち込まれることが嫌なので同じつからを持った国へのけん制をわすれない。


さて、世界の平和は核兵器じゃない。人類が平和を維持しようと努力した結果であるという意見の人もたまにいるのだが、チベット、ウクライナ、パレスチナと世界では過激なことが今でも起きている。


世界の平和とは程遠い世の中である。


日本人として考えみよう、あとある人の話、ある新聞記者が世の中をよくしたんでっすという話をしていた。


世の中て世界中色々事件がありますよね?


え、世界とか興味がないので・・・


この感覚の人は多い、自分たちが日本人であり興味があるのは日本だけという人は多いいのである。


右翼だか左翼だかは分からないが日本国内で困っている人を助けろ!!と騒いでいることにインターネットで「世界にも困っている人がいるんだからその人達のことを助けてやれよ」という発言をする人たちがいるが、騒いでいる人たちにとっては世界は日本だけであり日本以外の外は存在しないのである。


平安時代に日本という国の地図で日本のまわりを龍がぐるりと取り囲んでいるという絵があるが、まさに日本以外は興味がないという表れである。


日本人が世界平和に貢献するために必要な意識はアドラー心理学でいうところの所属感を世界まで広げることだろう。


世界は自分たちとつながっているという意識がなければ世界を助けたいとは思っても何をすればいいのかが分からないのではないだろうか。


といったところで、世界の平和はこれからの時代くるのでしょうか?












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