どこまでも・・・
勝利だギューちゃん
第1話
森の中を歩いていた
小鳥のさえずりが聞こえる
差しこんでくる陽の光が眩しい・・・
どこまでも歩く
トコトコトコトコ・・・
自分の足がリズムを奏でる
すると、出会った
森の道で、出あった・・・
クマ?ちがう
リス?それでもない
魔女?とんでもない・・・
女の子だ!
僕と同じくらいの歳の、女の子・・・
でも、ナンパする勇気もなく、身の程はわきまえている
すれ違う時、なるべく邪魔にならないように、
間を開けた・・・
そして、何事もなくすれ違う
ただ、軽く会釈をした
女の子の方も、会釈をしてくれた
この森の中、人と会うのは珍しい
そして、また歩く
森の中を、ひたすら歩く・・・
そして思う・・・
「あの子は、どこからきたのだろう?」
「僕はどこへ、行くのだろう?」
今はよそう
ただ、歩こう
この森を・・・
どこまでも・・・どこまでも・・・
どこまでも・・・ 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu
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